今回も番外編としてお酒の保存や変化について考えていきたいと思います。

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 ここに2本のアードベッグTENがあります。左のボトルは昨日開封しレビュー投稿をしたボトルです。右のボトルは1年以上前に開栓して少し残した状態で放置したボトルです。

 今回はこの二本を飲み比べながら、お酒の保存方法や経年変化などについて考えたいと思います。


  • お酒の賞味期限
 サワーやビールなどの度数が低いお酒の缶などには、しっかりと賞味期限が書いてありますが、お酒のボトルなどにはあまり賞味期限が書いていません。
 お酒に含まれるアルコール成分のおかげで腐ることがなく、期限の表示義務がないのです。つまり基本的には腐らないということですね。
 
 未開封であれば数十年前のウイスキーでも美味しく飲めたり、ワインなどは200年以上昔にできた物が取引されていることもあります。腐らないという点がお酒の素敵なポイントでもありますね。

 しかし、開封後の話は別です。基本的にお酒でも全て開封後には味がどんどん変わっていってしまうと考えて良いでしょう。未開封でも変わることがありますが、そのスピードや方向性が違います。
 私はワインであれば1週間、日本酒は2週間、焼酎ウイスキーなど蒸留酒は1年くらいで飲み切るようにはしています。たまに高級なウイスキーなどは2年くらいかけちゃうこともありますが、、、。
 また、リキュール類も意外と使わないことが多くて、気づくとかなり月日が経っていたりします。カルーアやモーツァルト、ベイリーズなどクリームを使うようなお酒は腐敗するので冷蔵庫などで保管して早めに飲むようにします。

 なかなか残量が減らないこともあるかと思いますが、劣化する前に、美味しいうちにやはり飲みたいですよね。


  • お酒の保存方法
 ビールは冷蔵庫に。ワインはワインセラーになど皆様それぞれ保存の仕方があると思います。私は主にウイスキーをレビューしているので、今回はウイスキーの保存について考えます。

 ウイスキーの保存は比較的容易で、熱くなりすぎず直射日光などの光が当りにくい場所に立てて保管するのがベターです。
 どんな食品も暑いところ、日光があたる所は劣化してしまいますよね。
 
 たまにワインセラーで寝かせてウイスキーを入れている場面を見かけたりしますが、あまりオススメできません。
 確かに温度等は調整できますが、ウイスキーはアルコール度数が高いため、コルク栓の場合コルクがウイスキーに浸かってボロボロになってしまいます。
 そもそもウイスキーはワインと違い、瓶内熟成が起こらないため寝かせとく意味も無いのです。

 ウイスキーでも長期保存の際に、わずかな隙間から揮発、液漏れなどを起こし無残な姿になることもあります。長い間どこかにしまっている場合はたまに出して様子を見た方が良いかもしれません。

 ウイスキーを開栓した後は、しっかり蓋を閉めて、先程と同じく保管します。
 私は、たまにしか飲まない物はパラフィルムを巻いて隙間を少しでも埋めて密閉に近づけています。
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 このシートのような物がパラフィルムです。適当な大きさに切りキャップを覆うようにややキツく巻きつけています。元々医療用ですが、普通に売っているので最後にリンクを貼っておきます。

 開封後、数ヶ月は変化を楽しむことができますが、あまりに時が経つと劣化へと繋がります。


  • 飲み比べ
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 1杯目は昨日開封したものです。感想は前回のレビューと同じく。美味しいです。

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 2杯目は一年前に開封し、少し残して放置した物です。他のウイスキーたちと一緒に保管していて、パラフィルムを巻いたりはしていません。

 見た目の変化はありませんね。
 味については、やはり変化を感じます。明らかにあの元気なスパイシーさが、刺激が、マッタリと眠っています。焚き火やチョコレートなどの風味が薄まり、大鋸屑のような木っぽさがあります。不味いというわけではありませんが、やはり時が経つとイメージ通りの変化がありました。
 ちなみに残量が少ないほど空気に触れて変化が現れやすいので、今回はかなり顕著な例だと思います。


  • 最後に
 いかがでしたでしょうか。読み返すのあまりまとまりの無い内容となってしまったような気もします。すみません。
 ただ、いつもこのように保存していますという報告も兼ねての投稿とさせていただきました。

 開栓後の変化についても飲み比べながら、改めて感じることができて楽しかったです。皆様は保存の際にどのような工夫をされていますか?







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