本日のお酒はこちら!

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レゼルヴ ムートンカデ
ソーテルヌ 2018です!

 今回は番外編、飲んだ珍しいお酒をサラッと書く回です。今回は初のワインです。どのお酒も奥が深いことは重々承知の上ですが、その中でもワインは恐ろしいほどの沼だと思います。
 ウイスキーほど頻繁に飲んではいませんが、ワインも好きなのでたまにレビューしてみたいと思います。
 名前が長いので「ムートンカデ ソーテルヌ」と省略します。


  • ムートンカデ ソーテルヌの概要


・種類:ワイン

・カテゴリー:白ワイン

・価格:5000円前後

・入手難易度:普通

・アルコール度数:12.5度

・特徴:フランスで最上級のワイン産地のボルドー地方。その地方で全ての作成工程を行うことができる選ばれた農園たち。それらはシャトー格付けというランク付けがされていて、その最上位にある第1級に位置する「シャトー・ムートン・ロスチャイルド社」があります。
 今回のボトルはそんなシャートー・ムートン・ロスチャイルドを手掛ける大元の「バロン・フィリップ・ド・ロスチャイルド社」が贈るボトルです。

 これら最高級ワインの味わいを、より多くの人が手軽に、カジュアルに楽しめるようにと登場したのがこの「レゼルヴムートンカデ」シリーズでした。
 、、、と書きましたが、うーんムズカシイ。

 今回頂くワインは「貴腐ワイン」と呼ばれるジャンルです。このジャンルは最も甘口のワイン、極甘口の一つです。
 原料は辛口用のワインに使用されるブドウなのですが、そのブドウの果皮に貴腐菌(ボトリティスシネレア菌)と呼ばれるカビの一種を感染させます。その後、日照りの多い乾燥した環境で育てられて糖分が凝縮した貴腐ブドウに変化するそうです。
 こう聞くとなんだかグロテスクですが、凄いですね。どうやって思いつくんだろう、、。
 
 三大貴腐ワインと呼ばれるジャンルがあり、

🇫🇷フランスソーテルヌ

🇩🇪ドイツトロッケンベーレンアウスレーゼ

🇭🇺ハンガリートカイアスー

 今回ご紹介するワインは、その中でも1番有名なソーテルヌです。たまにウイスキーの熟成樽としてソーテルヌカスクなどと書いてありますが、このワインを貯蔵していた樽を、ウイスキーの熟成に使うというわけですね。ウイスキーが甘くなるのも納得ですね。


  • ムートンカデ ソーテルヌ 実飲
 香りからとても甘く、蜜や白桃、熟した蜜柑。
 お味はさすが極甘口!トロっとした蜂蜜、プラム、桃の缶詰、余韻はポンカンや伊予柑のような大きめの柑橘っぽい甘酸っぱさと苦さがあります。うーん、初めての味わいです。この濃厚さはまるでフルーツリキュール、面白い。


  • ムートンカデ ソーテルヌの感想


味わい:★★★★★☆

コスパ:★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度:普通

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:こんな甘いワインもあるのか、新体験。

  • 感想
 極甘口のワイン、デザートワインとしては満足の行く味わいでした。あまり普段からワインを飲まない私にとってはまるで別のお酒かのように感じました。果実感がほしい、それもとびきり濃厚な、、と思う方はワインが苦手な人でもイケちゃうと思います。
 貴腐ワインはその難しい生産過程や希少性から、価格が高くなりがちですが、まだギリギリ手を出せる価格帯でソーテルヌワインを味わえるのは嬉しいです。
 個人的には、ウイスキーの樽に使われている元のお酒を味わうことが出来たので勉強になりました。他にも色々な樽元のお酒を味わってみたいと思いました。
 今回は初のワイン紹介でした。ワインは好きでも、本当に詳しくないので上手くご説明できなくてすみません。足を踏み入れてはならない領域かもしれませんが、貴重な経験でしたので記録として投稿させていただきます。


ムートン・カデ・レゼルヴ ソーテルヌ [ 白ワイン 甘口 フランス 375ml ]
ムートン・カデ・レゼルヴ ソーテルヌ [ 白ワイン 甘口 フランス 375ml ]
Baron Philippe de Rothschild(バロンフィリップロスチャイルド)

MOUTON CADET RESERVE SAUTERNES 750ml [ 白ワイン 甘口 フランス ]
Baron Philippe de Rothschild(バロン・フィリップ・ロスチャイルド)





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