本日のお酒はこちら!

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タリスカー ストームです!

 前回から引き続きタリスカーシリーズのご紹介です。タリスカー10年と比較しながら楽しんでいきたいと思います。
 あまり関係ないですがそろそろ本格的に寒くなってきた。タリスカーを見てると海に行きたくなりますが、海釣りへは行けなくなってきました。また来年暖かくなったら、、。
 それでは概要へ!


  • タリスカー ストームの概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー

・価格:4500円前後

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:45.8度

・特徴:アイランズモルトを代表するタリスカー。今回のストームはオフィシャルのラインナップ中、10年より少し上位にあたるボトルです。

 「タリスカー」につきましては前回ご紹介致しましたので、リンクよりご覧ください。
 
 タリスカー蒸溜所は、スコットランド周辺に散らばる小さな島々、まとめて「アイランズ」と呼ばれます。その島の中のひとつ、スカイ島に建っています。
 スカイ島は霧がかかり、天候も変わりやすい特徴があります。岸壁に波が打ちつけるような嵐が多く、名前の通り今回のボトルのモチーフになっています。
 タリスカーストームは、タリスカー特有の潮やペッパーのような香味をさらに引き立てたボトルです。スカイ島の荒々しい海岸を思い浮かべるような味わいに仕上げたそうです。
 タリスカーのマスターブレンダーが、より上記のような個性が強く出ている樽を選抜。熟成年数には拘ることなく選ばれるためNV品となっています。それらの樽の原酒を丁寧にブレンドされて出来上がります。アルコール度数は10年と同じ45.8度です。

 ちなみに最近タリスカーはストーム含めラベルがリニューアルされました。環境に良い素材の紙を使っているそうで、他のラインナップも随時更新していく予定みたいです。中身に関しては飲み比べていないので分かりませんが、そこまで変わったという話は耳にしていません。

  • タリスカー ストーム 実飲
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 液色は綺麗な黄金色。10年より色合いはやや薄めに見えます。ラベルは激しい感じのデザインでカッコいいですね。

  • タリスカー ストームの香り
 すぐに潮を感じられます。ペッパーのスパイシーな香りも直後に現れてくるので、ストームの名は伊達ではないことが分かります。その後、若干のバニラとレモン系の爽やかな香りがまとめてくれます。

  • タリスカー ストームの味わい
 お味はバニラ系の甘さとペッパー系のスパイシーさが同時に。奥の方にトロピカル系のまろやかなフルーツ。焦げやチョコのビター。燻煙、というより暖炉のような暖かさ。潮気はありますが、香りの印象ほどでは無いと私は感じました。
 アルコールの刺激というよりペッパー系統のスパイシーさが余韻に至るまで強いので、そちらの刺激の方が主に感じます。
 お水を足すと、香りの潮は健在ですがお味のスパイシーさは少し落ち着きます。華やかな香りとチョコレート系のビターが強くなったと思います。
 ロックでは全体的に香りや味が強まり、甘味、苦味、爽やかなモルト感、スパイシーさがバランスよく楽しめるのでアリだと思います。

  • 嵐のタリスカーハイボール
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 今回も同じくラベルレスのウィルキンソン炭酸水を使用します。「嵐の」と書きましたがそこまで激しい味わいではなく、むしろ優しい印象すら受けます。蜜系の甘さと洋梨系モルト香、余韻にスパイシーなピリピリ感と苦味。予想と少し違った味わいでした。
 

  • タリスカー ストームの感想


香り:★★★★★☆

味:★★★★☆☆

ハイボール:★★★★☆☆

面白さ:★★★★☆☆

デザイン:★★★★☆☆

コスパ:★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度:普通

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:意外と違いがそこまで分からなかった。

  • 感想
 ひたすらにタリスカー10年の個性を強めた味わいを想像していましたが、そう簡単な話ではありませんでした。10年と比較して私の感じ方は香りは潮、味はスパイスが強く感じました。そして甘さが減ったかなと。ただやはりタリスカーは完成度の高いウイスキーだなと感心してしまいます。ストレートを楽しんだ後はロックもオススメです。
 コスパについてはNVですが、コンセプトや出来栄えを鑑みても特別高すぎる感じません。
 タリスカーストームは大変人気なボトルなのですが、ハイボール含め色々飲み比べた結果どちらかといえば10年の方が私好みかなぁ〜?といった感想です。もちろんどちらも美味しいことは確かなのでタリスカーファンは是非一度飲み比べてみてください!






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