本日のお酒はこちら!

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ワイルドターキー 
レアブリードです!

 今回は久々にバーボンウイスキーのご紹介となります。バーボンはなんだかガツンと背中を叩かれ応援されるような、心に染みる?感覚が好きです。明日からのブラックな連勤に備えて気合を入れたいと思います。


  • ワイルドターキー 
レアブリードの概要



・種類:ウイスキー

・カテゴリー:アメリカンウイスキー(バーボン)

・価格:4000円前後

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:58.4度

・特徴:キングオブバーボンとも呼ばれ、歴代アメリカ大統領も愛飲してきたワイルドターキー。今回ご紹介するボトルは8年よりやや上位に位置するラインナップです。

 「ワイルドターキー」は以前ご紹介したことがありますので、ぜひご参考にしてみてください。「ワイルドターキー8年」は当ブログで初めて6つ星★の最高点を記録したので印象深いです。今回も自然と期待が高まってしまいますが贔屓目にはならないよう気をつけます。

 ワイルドターキーレアブリードは年数表記がありませんが、6812年の原酒をメインにブレンドされているそうです。
 最大の特徴は樽熟を終え、ボトルに詰める際に水を足さないこと。多くの場合、ボトル詰めの際に水を足してアルコール度数を40度くらいに調整するのですが、レアブリードは原酒そのままのパワーを楽しむことができます。所謂カスクストレングスですね。ワイルドターキー8年も50.5度とかなりハイパワーでしたが、レアブリードはそれを上回る58.4度です。

 それでは早速いただきます!


  • ワイルドターキー
レアブリード 実飲
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 今までのワイルドターキーとは違い、ずんぐりとしたボトルですね。背丈は小さいですが容量は700mlあります。
 液色もしっかり濃いですが、8年より微かに明るい色に見えます。

  • ワイルドターキー レアブリードの香り
 香りは甘く香ばしく。蜂蜜、胚芽ビスケット。余韻は予想以上の花やドライフルーツ系の香りも一緒に漂います。漢!ってイメージでしたが意外と華やかですね。

  • ワイルドターキー レアブリードの味
 徐々にワーッと盛り上がってくる刺激。バニラや蜂蜜の甘味もありますが余韻はややドライでスパイシー。樽由来の苦香ばしさもありますね。改めて、うーん辛い!8年でも感じましたが口の中で揮発して、ワイルドターキー特有の甘さがジューシーに溢れ出る味わいです。飲み込み、全てが終わった後の舌はザラザラな感覚。
 お水を足すと刺激は落ち着き、味わいが整理されました。やはりビスケット感が強く、余韻にかけては比較的ドライな印象。そしてビターがチラリと気にならない程度に現れます。

  • ワイルドターキーRBハイボール
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 ハイボール作る時に注ぎにくさを感じましたが、とりあえず乾杯!
 お味はバニラの甘さと樽由来の香ばしさ、柑橘すら感じてしまう苦味が印象的です。やはり8年と比較してドライ、華やかといった印象で、ハイボールにしてもそう思いました。


  • ワイルドターキー
レアブリードの感想


香り:★★★★★☆

味:★★★★☆☆

ハイボール:★★★★☆☆

面白さ:★★★★☆☆

デザイン:★★★★☆☆

コスパ:★★★★☆☆

宅飲みオススメ度:やや高

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:パワフルだけど8年とは方向性がまた違う方向性。

  • 感想
 かなり5つ星★よりですが4つ星★とさせていただきました。迷いました。
 全体的に完成度が高く、丁寧なのにパワフルなバーボンでした。色々な飲み方でも美味しく、宅飲み含め様々なシチュエーションで楽しめそうです。
 ワイルドターキー8年とも比較しながら飲んでみました。味わいの華やかさやドライな感じで「意外と」飲みやすいんですよね。8年より明らかに骨太かと問われるとそこまで、、、というのが本音です。というより方向性が微妙に異なる進化を遂げた印象。
 ワイルドターキーがお好きな方は、加水なしのコンセプトを聞くと多分「レアブリード飲んでみたい!」となるのではないでしょうか?私はそうでした。4000円前後の価格帯で体の芯まで感じられるワイルドターキー。幸せです。





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