本日のお酒はこちら!
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I.W.ハーパー ゴールドメダルです!

 本日はバーボンウイスキーのご紹介です。やや今更感があるかも知れませんが、低価格帯の定番ウイスキーをコンプリートするだけで結構な年月を要しています。
 それでは早速概要へ。


  • I.W.ハーパー ゴールドメダルの概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:アメリカンウイスキー(バーボン)

・価格:1600円前後(?)

・定価での入手難易度:やや低

・アルコール度数:40度

・特徴:1870年代後半から続くこだわりのバーボンメーカー「I.W.ハーパー」。今回のゴールドメダルはレギュラーラインナップです。

 創設者であるアイザック・ウォルフ・バーンハイム氏IW、そして親友のフランク・ハーパー氏の名前をとってI.W.ハーパーと名付けられました。

 I.W.ハーパーはバーボンの大手、ケンタッキー州にあるヘヴンヒル蒸溜所で作られています。ヘヴンヒル蒸溜所は1999年まではバーンハイムという名前でした。ヘヴンヒル蒸溜所ではI.W.ハーパーの他に「エヴァンウィリアムズ」「エライジャクレイグ」「ヘンリーマッケンナ」などの銘柄も生産しています。

 I.W.ハーパーは禁酒法時代も薬品として公的に販売し、その後も5年熟成という長めの熟成期間を守りながら作られてきました。1885年以降の品評会では金賞を多数受賞し、それらのことから「ゴールドメダル」の名をボトルにつけています。
 1950年代にトレードマークである「ステッキとシルクハットの紳士」が登場し都会的、上質な味わいなどのイメージを与える広告塔となったそうです。

 I.W.ハーパーは先述の通り5年、12年、15年など熟成期間が比較的長く、世界初の長期熟成バーボンとされています。
 また、原料は公表されているものを参考にするとトウモロコシ86%大麦8%ライ麦6%トウモロコシの割合がとても高いバーボンとしても有名です。

 それでは早速いただきます!


  • I.W.ハーパー ゴールドメダル 実飲
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 ここだけの話、このゴールドメダルのデザインあまり好きじゃなかったのですが、最近になってちょっと良いかも知れないと思うようになりました。色合いも綺麗なゴールドです。

  • I.W.ハーパー ゴールドメダルの香り
 蜂蜜、それもかなりお花感の残る蜂蜜です。コーンフレークの軽やかな香ばしさ、少しアルコール、ほのかにリンゴの甘酸っぱいニュアンス。全体的に華やかなバーボンです。

  • I.W.ハーパー ゴールドメダルの味
 予想以上に上品ですね。焼きリンゴ、栗、樽の香ばしさは控えめながら心地よく、余韻に若干白い花、ジャスミン系の何かを感じました。
 アルコール感はまあまあありますが、不快感はなく必要な刺激だと思いました。
 ロックにするとカラメルのような甘苦さが増して少しシンプルにまとまります。フルーティーさは減りますね。

  • ハーパーソーダ
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 I.W.ハーパーゴールドメダルのハイボールです。香りも味もい〜いリンゴ感が漂います。味わいにはやはり不思議と栗きんとんの様なものがあり謎に和を感じました。こんなにアメリカンなのに和菓子と組み合わせても美味しかったりして、、、。



  • I.W.ハーパー ゴールドメダルの感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★☆☆

ハイボール:★★★★★☆

面白さ:★★★★★☆

コスパ:★★★★☆☆

デザイン:★★☆☆☆☆

宅飲みオススメ度:やや高い

総合点:★★★★★☆

カイ太郎コメント:言われるとゴールデンな味わい。

  • 感想
 良い意味で期待を裏切られました。低価格帯バーボンでデザインもイマイチなのでパワフルで無骨な味なんだろうなと思って口にすると全然違いました。華やかさフルーティーさが特徴の複雑なバーボンでした。ハイボールもサイコーですね。
 コスパも素晴らしいものがあります。が、割と最近購入したとき1600円くらいだった記憶がありました。今ネットをみるとどこも二千円を超える価格です。
 値上げしたのでしょうか?I.W.ハーパーが終売するなんて噂を耳にしたりとよく分からない状況です。
 値上げするにしろ、しないにしろ飲んだことがなくて気になる方は一度飲んでみてくださいという思し召しなのかもしれません。




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