本日のお酒はこちら!

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カバランハイボールです!

 久々に缶ハイボールをいただきます。結構前に買って、大事に取っておいたものです。賞味期限に余裕のあるうちに飲んじゃいます。今回は番外編なのでサラッといきましょう。


  • カバランハイボールの概要


・種類:ウイスキー(ハイボール)

・価格:230円前後(320ml)

・入手難易度:普通

・アルコール度数:5度

・特徴:2021年に発売されたカバランカクテルシリーズの一つです。今回のハイボールと、カバランジントニックが登場し、当時話題となりました。

 今回、ハイボール缶に使用されているウイスキーは「カバラン クラシック」というシングルモルトウイスキーです。カバランクラシックは個別にレビューをしています。是非ご覧ください。

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 写真右はカバランクラシックのミニチュアボトルです。

 カバラン蒸溜所は台湾を代表する蒸溜所です。2005年に創設し、ワイン系やシェリー系の多様な樽を熟成に使用し、数々の賞を獲ってきました。台湾の温暖な気候が熟成を早めているとも言われていて、独特なトロピカルフレーバーも特徴的です。

 カバランクラシックはフルボトルで1万円近い高級なボトルですが、それを缶ハイボールで手軽に楽しめるのは嬉しいですね。

 以下、裏ラベルの文章です。

「KAVALAN BAR COCKTAIL ハイボールはカバラン・クラシック・シングルモルト・ウイスキーをベースに使用したソーダ水をブレンド。ウイスキー原酒からもたらされる樽の香りとフルーティーな風味が特徴のまろやかな味わいのウイスキーソーダです。KAVALAN BAR COCKTAILシリーズは、東京ウイスキー&スピリッツコンペティション(TWSC2020)にて『年間世界最優秀蒸留所賞』に輝いた、台湾の『カバラン蒸留所』で製造された原酒をベースに使用したカクテルです。自然豊かな台湾『雪山』山麓の清らかな伏流水が使用されています。」

 文章を読んで思いましたが、純粋なウイスキーハイボールではないようです。原材料を見るとウイスキー、糖類、炭酸、酸味料。少し不安を感じますが、まずはいただきましょう。


  • カバランハイボール 実飲
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 綺麗な青い缶は目立ちますね。売っている時はたくさん見つかるのに、いざ探すと意外と入手しづらいという不思議体験を味わうことがあります。
 グラスに注いでいただきます。

  • カバランハイボールの味わい
 香りは、普通の角ハイのような模範的ハイボールな香りです。
 お味は一口飲んですぐ広がる甘さ。甘さに飲み込まれます。ハニービールに近い感覚です。カバラン、台湾というキーワードから連想される南国風な甘さを感じますが、やはり人工甘味料というか、独特のエグい感じがあります。余韻は黄桃缶の甘さと酸味がダラーっと続く感じです。


  • カバランハイボールの感想


味わい:★★☆☆☆☆

コスパ:★☆☆☆☆☆

宅飲みオススメ度:やや低い

総合点:★☆☆☆☆☆

カイ太郎コメント:自慢の蜂蜜感はわかるのだけれども、、、。

  • 感想
 今旬な有名シングルモルトのハイボール。かなり期待していたのですが正直別物感がありました。とにかくハチミツ系の味が強く、しかもやや不自然。ハイボールが好きな人は、その「スッキリ感」に魅了されるものだと勝手に思っていましたが、この甘さや口に残る感じ。ハイボール好きには受け入れられないのでは?と、、。
 カバランを飲んだことがある人は違和感を覚え、カバランを飲んだことがない人は「カバランってこういう味なの?」と誤解され。誰に向けてオススメすべきなのでしょうか。

 320mlでも正直少し多いなと感じてしまいました。宅飲みの時また買うかと問われると、、、私なら200円くらいで買える普通にエビスやプレモル、スーパードライなどのビールにします。

 コストの問題、缶のお酒には安さが求められるからか、缶ハイボールには甘・酸味料が添加される場合がほとんどです。ホワイトホースやジムビーム、角瓶の缶ハイボールを今まで飲んだことがありますが、どれもわざとらしい酸っぱさや妙な甘さがあります。そして飲み込む時の抵抗感。ハイボールの良さが、元のウイスキーの良さが正直破壊されているといつも感じてしまいます。
 めちゃくちゃブチギレレビューみたいになってしまいましたが、人々は缶ハイボールに何を求めているのか。安さと味わいのバランス、甘味料など添加物への思いなど改めて知りたくなりました。
 話題性にノッて飲んでみたり、サワーを飲むようなイメージでいただくと意外と面白い、、、のかもしれません。






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