本日のお酒はこちら!

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ジェムソン 
スタウトエディションです!

 最近、値上がりの波に飲み込まれたジェムソン。お家で愛飲されている方も多いであろうお酒が値上がりしてしまい晩酌に打撃を与えましたね。
 値上がりする前に滑り込みでこのスタウトエディションを購入しました。自宅にあるノーマルのジェムソンが切れそうなので飲み比べができるうちにスタウトエディションを開封していきたいと思います。


  • ジェムソン 
スタウトエディションの概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:ブレンデッドアイリッシュウイスキー

・価格:2700円前後

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:40度

・特徴:アイリッシュウイスキーの売り上げ圧倒的1位を誇るジェムソン。日本でも多く飲まれていて、ジェムソンスタンダードの日本限定デザインラベルなども見かけることがあります。
 今回ご紹介するスタウトエディションは少し変わり種で、スタンダードよりやや上に位置するラインナップです。

 ジェムソンに関しては、かなり序盤の方ですがご紹介していますので「ジェムソン」からご覧ください。また、アイリッシュウイスキーについては「アイリッシュウイスキー」のタグからご参考にしてみてください。

 軽いおさらいですが、アイリッシュウイスキーはアイルランドのウイスキーです。アメリカ日本スコットランドカナダ、そしてアイルランド「世界5大ウイスキー」の一つにあたるジャンルです。
 味わいの傾向ですが、少し薬品感があり軽い飲み口のボトルが多い印象です。3回蒸留(他の国では2回が主流)を行うことにより洗練されたキレのある味わいができます。
 アイリッシュはどうしても影が薄くなりがちですが、歴史は古く1608年には政府に認可された蒸溜所が存在していたそうです。

 ジェムソンもかなり古参ウイスキーで、1780年にはボウストリート蒸溜所が建設され、1810年にその蒸溜所を買い取って現在のジェムソンの歴史が始まりました。一時期は世界一の生産量となるほどの人気がありました。

 ジェムソン蒸溜所内で、モルト用、グレーン用の大きな蒸留器が稼働しています。
 モルトは麦芽未発芽大麦を両方使い蒸留しています。ちなみにピートは焚きません
 アイリッシュウイスキーならではの3回蒸留はモルト原酒、グレーン原酒どちらでもそれぞれ行います。
 樽熟成には主にアメリカンオークのバーボン樽を使いますが、シェリー樽ワイン樽など色々使っています。

 今回ご紹介するスタウトエディションはこの「樽」に特徴があります。

 アイルランドにあるクラフトビールメーカー「Eight D Brewing」とのコラボレーションにより2017年に誕生したのがこのスタウトエディション。発売当初はジェムソンカスクメイツという名前でした。
 ジェムソンの熟成に使用したオーク樽をこのビール会社に貸し出してスタウトビールを熟成させます。そしてビール熟成が終わったらその樽を返してもらいジェムソンを後熟させます。つまりスタウトビール樽フィニッシュです。
 ちなみにスタウトビールとは日本で言う黒ビールと同じです。黒くなるまで焙煎した大麦を使って上面発酵させたビールです。
 
 ビール樽熟成ウイスキーという存在自体が結構レアですが、アイルランドでは国民的な飲み物であるビールがウイスキー熟成にどのような影響を与えるか注目されていて、このようにジェムソンやティーリングなどビール樽を使用し始めた蒸溜所が出てきました。
 他の国で有名所だと「グレンフィディックIPAエクスペリメント」がありますね。他にも日本では「あかしビアカスク」「三郎丸蒸溜所ブレンダーズトライアルEX1 IPAカスクフィニッシュ」などを目にしたことがあります。
 個人的にはグレンフィディックIPAがかなり好きなのでビール樽には期待しています。

 以下、裏ラベルに記されている紹介文です。

「『ジェムソンスタウトエディション』は、Eight D Brewingという地元のクラフトビール醸造所とのコラボレーションによって誕生したウイスキーです。『ジェムソン』を熟成させた樽でアイリッシュスタウトビールを熟成させ、そのビール熟成後の樽を『ジェムソン』のフィニッシュで使用。その結果『ジェムソン』のスタイルであるスムースな味わいの中に、コーヒー、チョコレート、バタースコッチを想わせるほのかな香りを持った『ジェムソンスタウトエディション』が生まれました。」

 あら、、、全部説明したこと被っちゃいましたね。
 ジェムソン樽で熟成したスタウトビールの方も気になるのですが現在売られている所は見つからず、、そちらの方の購入は難しそうです。
 それにしてもスタウトビール樽熟成は更にレアですね。楽しみです。


  • ジェムソン
スタウトエディション 実飲

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 さすが濃い色ですね、しっかりとしたゴールドです。熟成年数などは不明のNVですが、アイリッシュウイスキーも最低3年以上の熟成が法律によって定められています。

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   ジェムソンスタンダード(左)と並べてみました。グラスなどの違いはありますが液色は一目瞭然ですね。

  • ジェムソンスタウトエディションの香り
 まず感じる麦の香ばしさ、コッペパン。コーヒーというよりはコーヒー味のお菓子やパン。少しレモンの酸っぱい香り、アルコール感や薬品香もツンときます。

  • ジェムソンスタウトエディションの味
 バニラ、キャラメルのまろやかな甘さ、やはりスタンダードよりはトーンが重く香ばしさが強いですね。カカオのようなコクや渋さも中盤から現れます。余韻は意外とキレ良くやや人工的な酸味漂う薬品感があります。刺激はまずまずです。
 カカオ系の味わいはそこまで強くなく、丁度よく。飲みやすさがありますね。
 加水をすると香りが麦茶のように、味わいも整って香ばしさ重視になります。
 ロックではビターさが増し、飲みごたえがグッと増します。これはこれでまたアリですね。

  • ジェムソンスタウトハイボール
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 いい色したハイボールです。味わいはコーヒー牛乳の甘さ、チョコレート、余韻にフルーツドロップ。甘さ、香ばしさの強い個性的なハイボールです。好きな人にはささりそうです。


  • ジェムソン
スタウトエディションの感想


香り:★★★☆☆☆

味:★★★☆☆☆

ハイボール:★★★★☆☆

面白さ:★★★★★☆

デザイン:★★★★☆☆

コスパ:★★★★☆☆

宅飲みオススメ度:普通

総合点:★★★☆☆☆

  • 感想
 面白いコンセプトのウイスキーをまた一つ楽しむことができました。
 個性的ですが、そこまでクセの強い味わいではないので気になる方は是非1杯お試ししてみてほしいです。ボトルは3000円に近い値段なので勿体ないなと感じる方はBARで1杯でも十分に満足できると思います。個人的に気に入ればそのままお買い上げです。
 私は濃い味がイカすロックか、個性的で香ばしいハイボールでいただくのが好きでした。味の濃い料理やおやつといただくのも良いと思います。
 カイ太郎の晩酌日記5杯目「ジェムソンスタンダード」の回でもご紹介したカクテル「アイリッシュコーヒー」との相性も良さそうですね。
 ジェムソンファンからしても、ウイスキーのお勉強をしたい人からしても一度は口にしたいウイスキーですかね。



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