本日のお酒はこちら!

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サンクトガーレン2021
ウン・アンヘル&エル・ディアブロです!

 メリークリスマスです。クリスマスは何飲もうかなと楽しみにしていましたが今年は少し珍しい麦のワインをいただきます。
 写真右の白いボトルがウン・アンヘラ。左の青紫色のボトルがエル・ディアブロです。
 今回は2日に分けて、知人宅(「152杯目アイリーク」で登場した家です)でいただきます。


  • サンクトガーレン
ウン・アンヘル &エル・ディアブロの概要



・種類:ビール(バーレイワイン)

・価格:各1300円前後(300ml)

・入手難易度:普通(出荷年にこだわる場合は難しい)

・アルコール度数:10度

・特徴:サンクトガーレンは神奈川県のビール販売、製造を行っているブランドです。ウン・アンヘラとエル・ディアブロはバーレイワインと呼ばれる麦を原料としたワインであり、ワインのような製法で作ったビールです。今回ご紹介するものは2021年に数量限定販売されたものです。
 
 日本のスーパーなどに並ぶビールの9割以上はラガービールと言われていますがサンクトガーレンはエールビールに注目して様々な商品を開発してきました。
 エールビールとは高温(20度前後)で短期間発酵させます。酵母が浮かび上がって上面に発酵層を作ることが特徴です。ビールは高温で発酵させる方がフルーティーな香りが強くなるそうです。元々はワインのブドウが栽培しづらいような寒冷な地域でエールビールは開発されました。

 今回のバーレイワイン、つまり麦のワインもフランスのワイン人気に嫉妬したイギリスが作り出したなんて言われています。
 麦のワインという名前ですがエールビールの一種なのでしょう。ややこしいですが、普通のエールビールとは違う特徴が多くあります。

 このサンクトガーレンの麦ワインはアルコール度数を10度に調整し、麦芽使用量は通常のビールに使用する3倍、ホップの使用量も通常より7倍の量を使用します。原料マシマシ状態です。
 また、シャンパンなどと同じように瓶内でも発酵が進みます。通常のビールでは瓶内発酵が発生しません。この麦のワインは瓶詰め前にタンク内で一次発酵を終えた酵母を取り除き、新しく元気な酵母と麦汁を追加して1本ずつ瓶に手詰めします。この工程を挟むことにより通常の瓶詰めの10倍近い時間がかかるそうです。
 その後、数週間活動しやすい温度で保管して熟成を促します。その際に糖分が酵母により分解され炭酸ガスが発生します。この瓶内発酵で生成されたガスのみが麦ワインの炭酸要素となっているのも特徴ですね。

 アルコール度数が高いため保存期間は5年ほどとされています。先程お話しした通り瓶内熟成の概念があるので年数が経つごとに味も変化していきます。私のは2021年モノなので瓶内1年熟成ですね。保管についての注意点がサンクトガーレンのHPに書いてあります。

1.保管は冷蔵庫で(4℃前後)
2.光に当てない(日光はNG)
3.温度変化を与えない
4.振動を与えない
5.瓶は立てて保存

 その他、HPには写真や動画付きで詳しく製法などが紹介されていました。気になる方はチェック!

 
  • サンクトガーレン2021
ウン・アンヘル
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 知人宅でいただきます。ウン・アンヘルとはスペイン語で天使を意味します。ウィートワインというタイプで、ビールでいうウィートエールです。小麦を多く使用していて、大麦よりも割合を多く占めています。甘さが強く、糖度は通常のエールビール2.5度に比べ、ウン・アンヘルは6.75度です。
 使用麦芽はホワイトウィートモルトペールエールモルトクリスタルモルト
 使用ホップはコロンバスHBC342カスケードです。
 それではいただきます。メリークリスマス。
 味わいはビアボールの原液に近い感覚ですね。最初に夏の花畑、マスカット、空気を含めながら飲むとアップルパイのような味わいも。強い柑橘系の苦味もすぐに口に広がります。余韻がまたフルーティー。微炭酸ですがそれもまた心地よいです。


  • サンクトガーレン2021
エル・ディアブロ
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 エル・ディアブロはスペイン語で悪魔を意味します。タイプはバーレイワインで、これは苦味の強さが特徴です。苦味をIBUという単位で数値化することがあります。通常のエールビールは20IBUほどですが、エル・ディアブロは91IBUとなっています。
 使用麦芽はペールエールモルトクリスタル80°Lローステッドバーレイ
 使用ホップはカスケードチノックナゲットです。
 それではいただきます。メリークリスマス。
 味わいは強烈なIPAビールといった感じです。こげ、焼いたパインの香り。焙煎ナッツ、茶葉、そしてやはりフルーティー。微炭酸感もこの苦味にちょうどよくマッチしています。


  • サンクトガーレン2021
ウン・アンヘル&エル・ディアブロの感想
 

味わい:★★★★☆☆

コスパ:★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度:やや高い

総合点:★★★★☆☆

  • 感想
 どちらも濃いビール好きにはたまらない味わいだと思います。特に苦〜いIPAビールが大好きという方にはディアブロは刺さりそうですね。 私はアンヘルの方の複雑でフルーティーフローラルな、優雅な味わいが好きでした。
 常飲するようなお酒ではないと思いますが、このようにイベントに合わせて家族や友達、恋人と飲むと良いのではと思います。特別な雰囲気を纏ったお酒なので楽しめますよ。
 来年のクリスマスもバーレイワインを飲もうか迷います。皆様は今回のクリスマス、どんなお酒を飲んでいますか?




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