本日のお酒はこちら!

IMG_5945
SORACHI1984です!

 今回も番外編としてビールをご紹介します。このビールもずっとご紹介したかったのですが中々タイミングが合わず遅くなってしまいました。ノーマルのソラチ1984ソラチ1984ダブルを飲み比べてみたいと思います。


  • SORACHI1984の概要


・種類:ビール

・価格:260〜300円前後(350ml)

・入手難易度:普通

・アルコール度数:5.5〜6度

・特徴:サッポロビールから伝説のホップを100%使用したクラフトビールが2019年に発売されました。1984年に北海道の空知郡上富良野町でサッポロビールが「ソラチエース」というホップを開発しました。このホップは檜やレモングラスのような独特な香りとそれに伴う特有の味を持っていて、当時の日本ビール市場でのウケはあまり良いものではありませんでした。しかし、アメリカでは注目されて、ソラチエースの多くはアメリカで栽培され人気を博すこととなりました。
 今回ご紹介するソラチ1984ビールはそんな伝説のホップを100%使用した、ソラチエースを味わうためにあるようなビールです。
 
 ソラチエースは希少ホップのため国外での生産に頼ってしまっているのが現実ですが、国内生産を増やす取り組みが始まっています。2023年からは誕生地である上富良野町の他、東北でもソラチエースの生産が新たに始まります。


  • SORACHI1984
IMG_5946
 ソラチ1984シリーズのレギュラー品です。結構色々な場所で見かけますね。ちょっとお酒にこだわっている居酒屋などでも見かけますが道外でもメジャーなビールなのでしょうか?アルコール度数は5.5度

 缶の裏には

「ソラチエースは、1984年に北海道空知郡上富良野町でサッポロビールが開発し、アメリカに渡って脚光を浴びた、日本が世界に誇れる『伝説のホップ』です。本商品では、アメリカ産に加え、オリジナルの上富良野産ソラチエースも一部使用し、『凛として、香り立つ』ゴールデンエールに仕上げました。」

 と、書いてあります。オリジナルとアメリカ産のソラチエースを比べてみたくなっちゃいますね。HPには檜やレモングラスのような味わいと書かれていました、珍しい。それではいただきます。

 うんうん、香りも味わいも個性的。色々な味や香りが出てくるのに雑味はないです。程よい柑橘のにがみ、麦芽や木のような香ばしさ、りんごや桃のような爽やかなフルーティー。それらが綺麗に混ざり合って飽きのこない美味さです。


  • SORACHI1984ダブル
IMG_5947
 名前の通り、ノーマルのソラチ1984から、ソラチエースの使用量を2倍にしたホップファンには嬉しい数量限定品。ソラチエースはアメリカ産のものを多く使用しています。アルコール度数は少し高まり6度。液色はそこまで変わりませんね。

 缶の裏には

「通常の2倍のソラチエースホップで香り付け。SORACHI1984好きにはたまらない、とことんソラチエースを味わえるビールです。」

 と書いてあります。それでは早速、いただきます。ワクワク。

 さすがダブル。味わいは結構違いが分かります。ホップ特有の苦味がグッときますね。柑橘系だけでなすアニスともいうべきかボタニカルな香りや苦味、爽やかさをとても強く感じます。余韻にはパイナップルのようなジューシーさ。全く違うジャンルですがジンの味や香りが好きな人には気に入られそうなビールですね。飲みごたえはバツグンです。


  • ソラチ1984の感想


味わい:★★★★★★

コスパ:★★★★☆☆

宅飲みオススメ度:やや高い

総合点:★★★★★★

カイ太郎コメント:個性的で素直にウマッとなるビール。

  • 感想
 ネガティブな要素がほとんどない豊かな味わいのビールでした。クラフトビール感が強いですがノーマルのソラチ1984は入手が容易なので飲みたいときに気軽に飲めるのが嬉しいですね。様々な料理にも合うため外食の際にお店で見かけるとついつい注文してしまいます。
 ダブルの方は最近中々見なくなりましたがネットにはありますね。こちらもソラチ1984がお好きな方ならオススメです。
 他にもかなりレアですがソラチ1984セッション、ソラチ1984アナザーストーリーアマリロというラインナップも存在します。うわ〜飲んでみたいなあ、、。






※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。