本日のお酒はこちら!

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プラヴダ レッドアイ &
プーチンフイロです!

 昨日世界のビールが色々売っている店で購入しました。今回は多分初の東欧ビールです。何かと話題にあがる国のビールですが果たしてどのようなお味なのでしょうか。
 ちなみに今回の記事には政治的、思想的意味は全くなく、一つのお酒紹介記事とさせていただきますのでご了承願います。


  • プラヴダの概要


・種類:ビール

・価格:1000円前後(330ml)

・入手難易度:やや高い

・アルコール度数:5〜8度

・概要:プラヴダはウクライナリヴィウにあるビールメーカーです。プラヴダとはロシア語で真実正義を意味します。ちなみにロシアの新聞(ソ連の機関紙)もプラヴダです。
 プラヴダはリヴィウにある独自のスタイルのビールを世界に広め、世界の多様なビールをウクライナに広めることを理念においています。そのためサワーやエールなど多種多様なビールを醸造しているそうです。
 また、ビールづくりは技術的完成度バランスに基づくものという考えで酵母の働きやホップ、スパイスなどを正確に使用しているとのこと。
 また、ビールのラベルにはプラヴダからのメッセージを込めているようです。
 すごく面白そうなコンセプトのビールがプラヴダからたくさん出ているのですが、情報も少なく購入も難しいので中々手が出ないビールでもあります。そのため今回購入できた2種類は大事に飲んでいきます。


  • プラヴダ レッドアイ
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 レッドアイという名前ですが、あのカクテルではなく純粋なビールです。
 ホップにコロンバスカスケードという品種を使用しています。ビアスタイルはアメリカンレッドエール。この赤は黒ビールのように焙煎したモルトの色です。アルコール度数は5.8度、苦味を数値化したIBUは35。結構苦めです。
 このビール、情報が少ないんですよね。ロシア語も読めないですし、、。翻訳サイトを使いましたが本当に分かりません。私達は歩き続けるみたいな内容のことが書いてあるかもってくらいです。
 目を赤くした防護服?に包まれているデザインは何を意味しているのでしょうか。いただきます。

 飲み口は意外と と爽やかでフルーティーただ少ししたら野草のような要素が現れて、後半はやや黒ビールのような焙煎香と薬草のような苦味があります。飲み始めがとっつきやすい味わいなので案外スイスイと飲み進めることができます。


  • プラヴダ プーチンフイロ
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 インパクトのあるビールですね。たくさんのサファイアホップを使用したウクライナゴールデンエールです。アルコール度数は8度、苦味を数値化したIBUは27
 こちらも詳細情報はあまり分かりませんが2015年から販売しているそうですね。
 ラベルには裸の王様と、そこに抱っこされている某首相のデザインが描かれています。血まみれのトラックや核爆弾をはじめとした様々な兵器。背景には石油などの資源が。情報量の多い風刺画ですね。フイロとは下品な言葉とされていてその人を非難する意味が込められています。とりあえずいただきましょう。

 おや?普通に美味い。まろやかでとろみのある舌触り。やや南国系の果物とグレープフルーツ。この甘さが個性的でこのビールの肝になりますね。余韻には少し薬草チックな苦さが広がります。海外ビールを飲み慣れている人ならペロリと飲み干してしまえそうです。


  • プラヴダビールの感想


味わい:★★★★☆☆

コスパ:★★☆☆☆☆

宅飲みオススメ度:普通

総合点:★★★☆☆☆

カイ太郎コメント:コンセプトも味も見た目もインパクト溢れるビール。

  • 感想
 ウクライナビール。面白い体験ができました。どちらも余韻に独特な苦味が染みわたるところが特徴かなと感じました。調べてみるとウクライナ特有の製法や材料のビールなどもたくさん出ているのでかなり気になります。
 ただ、入手難易度も値段も高いのでビールがたくさん置いてあるような飲食店で見かけた時に飲んでみるというような形が理想かなと思います。それでも飾りがいのあるボトルがたくさん出ているのでそれを目的に入手するのも良いと思います。



※Amazonでは今回ご紹介した商品が見つからないためリンクは貼りません。ご了承下さい。


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