本日のお酒はこちら!

IMG_5561
パフュームジン 芳樟です!

 最近番外編ばっかりじゃないかとツッコまれそうですが、すいません。次回こそは何かウイスキー開けます。
 今回は結構前に投稿したウイスキーくじで当たったジンです。なぜ今ご紹介するかというと後述のマティーニにしたかったからです。前回ご紹介したジンで使ったベルモットとオリーブを今回も使用していきましょう。


  • パフュームジン 芳樟の概要


・種類:ジン

・カテゴリー:ドライジン

・価格:3500円前後(500ml)

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:47度

・特徴:パフュームジンは日本最古のハーブ園で栽培した材料を使い、2人の女性バーテンダーがプロデュースしたクラフトジンです。

 パフュームジンは現在3種類のラインナップが販売されていて、レモングラス知覧紅茶、そして今回の芳樟があります。
 本ボトルは1942年に創業した開聞山麓香料園というハーブ園のフレッシュハーブを使用しています。戦争の影響で香料の輸入が難しくなったため国内生産をすべくつくられたハーブ園です。その中でクスノキ科の植物「芳樟」は台湾から種子を持ち帰り栽培されています。
 ベーススピリッツは1874年創業の鹿児島県指宿市にある大山甚七商店の芋焼酎を使用しています。芋焼酎ベースのジンって結構珍しいですよね?
 そしてこのパフュームジンという作品を造り上げたのは小栗絵里加氏と佐藤由紀乃氏という2人の女性バーテンダーです。男女問わずオススメできるジンのようですね。

 興味深い特徴の多いクラフトジン、早速いただきます。


  • パフュームジン 芳樟 実飲
IMG_5562
 綺麗なボトルですよね。キャップはクリスタルなコルクタイプの栓。液色は透明です。

  • パフュームジン 芳樟の香り
 さすがハーブがウリなジン。オリーブやバジルのような独特の緑を感じる香りが強いです。木、レモンピール、山わさび、少し日本酒のような印象を受けます。

  • パフュームジン 芳樟の味
 お味はビリビリとした刺激にレモンピールにいろいろな種類の花々。白粉、わさび。よもぎのような葉っぱ感や苦味。木材。レモングラス。とにかくフローラル&スパイシーで新たなジャンルのお酒なのかと思ってしまうほどです。芋焼酎がベースなのも影響してか甘さもそれ系の独特さなんですよね。もちろんロックもいけますよ。

  • パフュームジンのカクテル
IMG_5564
・パフュームジンソーダ
 まずは普通のソーダ割りを試してみましょう。まさにパフューム。香りがとても強く個性的です。少し粉っぽい甘さ、化粧品。和のニュアンスが強い木材。レモングラス。とりあえずパフュームジンを体験できる入り口カクテルになりますね。

IMG_7915
・ホットパフュームホーショー
 2024年4月に追記。お湯割が予想以上に合うためご紹介します。これはこのジンの特徴である様々な上質なハーブの香りや味わいをじっくり堪能することができますね。ティータイムや寝酒にもピッタリです。

IMG_5563
・パフュームジントニック
 次はとりあえず王道のジントニックで。トニック割にすると酸味が消えて甘味がメインになるジントニックができます。これまた独特。私個人的には少しうーんだったのですが友人は好きだと言っていました。個性が強い故に人を選ぶジントニックですかね。

IMG_6197
・パフュームマティーニ
 「おい!お前は前回のエンプレスジンでベルモットとオリーブ買ったからだろ!」と怒鳴られそうですが違うんです...聞いてください!
 このジンをとりあえずストレートで飲んだ時から「ムムム、これはマティーニに合いそう」と感じました。ただマティーニにしたいジンがその時他になかったので保留にしていました。ベルモットは中々減らないのに傷みやすいので。
 んで、ちょうどこの前購入したエンプレスジンもマティーニに合いそうと感じたので続けて2つのジンとマティーニをご紹介したわけであります。なので元々このジンはマティーニにする予定でした!!ハァハァ。
 、、、ということでマティーニにした感想ですが、やはり合いますね。このジンにはハーブ由来の味わいが強いので非常によく溶け込みます。香り高いカクテルをお求めの方はお試しください。


  • パフュームジン 芳樟の感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★☆☆

カクテル:★★★☆☆☆

面白さ:★★★★★☆

デザイン:★★★★★☆

コスパ:★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度:やや低い

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:新しい種類のお酒だと思って飲んでみよう。

  • 感想
 非常に個性的な味のジンでした。とにかく既存のスタンダードなジンとはまた違ったインパクトのあるボタニカルの風が吹いてきました。
 香味が強く、何でもかんでもカクテルに使えるジンというよりかは、相性の良いカクテルを選んでしっかり作る方が良いタイプのジンだと思います。そう考えるとBARで作ってもらうのが無難かもしれませんね。
 そこまで私、ジンは詳しくありませんが今のところ唯一無二な味わいで楽しむことができました。少量でもハッキリと存在感を示してくれます。ボトルは500mlと少なめなのでロックやソーダなどシンプルな飲み方メインで今後味わっていこうかなと思っています。





※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。