本日のお酒はこちら!

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サントリー 碧(Ao)です!

 こちらは350mlのハーフボトルです。結構人気でフルボトルは売り切れていたり、おひとり様1本までと購入制限がかけられていることがありますね。価格や入手難易度的に知多と同じようなイメージがありますが全く別物です。
 気になっていると言う人も私の周りに多いのですが意外と実際に飲んだことがない人も多いです。私も一度しか飲んだことがなかったので改めてボトル買いをして色々試して行きたいと思います。


  • サントリー 碧の概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:ワールド ブレンデッドウイスキー

・価格:5000円前後(700ml)
    2500円前後(350ml)

・定価での入手難易度:やや低

・アルコール度数:43度

・特徴:サントリーが2019年から発売しているワールドブレンデッドのウイスキーです。もともと数量限定発売とされ数回に分けて販売されていましたが今ではレギュラーラインナップ化していますね。

 碧はワールドブレンデッドウイスキーなどと呼ばれるジャンルですが以前当ブログでも一度ご紹介したことがあります。「イチローズモルトホワイトラベル」です。そこでもこのジャンルについてご説明していますので是非ご覧ください。

 今まで何度かお話ししてきましたが、国ごとに個性ある味わいや歴史を持つウイスキーがあります。その中でも生産、技術、品質などが特に秀でている5カ国のウイスキーを世界5大ウイスキーと呼びます。その5カ国は

・スコットランド
・アイルランド
・アメリカ
・カナダ
・日本

とされています。我が国日本があるのは嬉しいですね。今回の碧はサントリーが所有する五大国各国の原酒をサントリー自慢のブレンド技術で掛け合わせた世界を巡るようなウイスキーです。

 スコッチからはアードモア蒸溜所の原酒が使われています。アードモアレガシーは良コスパウイスキーとしてしばしばオススメされていますよね。私も飲んでみたいと思っています。

 アイリッシュクーリー蒸溜所から。キルベガンカネマラを生産している蒸溜所です。カネマラは以前ご紹介しましたがめちゃ美味しいですよ。

 アメリカンからは超有名バーボンの生産を行なっているジムビーム蒸溜所です。これは説明不要ですね。

 カナディアンアルバータ蒸溜所アルバータプレミアムが代表的ですかね?ちなみにアルバータライというウイスキーが自宅にあります。いつか開封時にご紹介しますね!

 ジャパニーズからは当たり前ながらサントリー代表、山崎蒸溜所白州蒸溜所です。詳細な原酒構成は不明ですが、、。

 サントリーと先述したアメリカのビーム社は2014年に手を組んでビームサントリーという名前になり色々なお酒造りに取り組んでいます。

 裏ラベルには以下の文章がありました。

「"世界5大ウイスキー"と呼ばれるアイリッシュ、スコッチ、アメリカン、カナディアン、ジャパニーズ。ビームサントリーが製造し、品質を管理する"世界5大ウイスキー"蒸溜所の原酒を、サントリーのブレンダーが選定し、匠の技で丁寧にブレンドした『SANTORY WORLD WHISKY 碧Ao』。世界をつなぐ雄大で美しい海の色(碧色)から名づけられました。甘く華やかな香りとまろやかな口当たりながら、厚みのある味わいで、後に心地よいスモーキーさも感じられる、様々な表情を持ったブレンデッドウイスキーです。各国の原酒の個性が織り成す、複雑で豊かな味わいの変化をお愉しみください。」

 碧ってそういう意味の名前だったんだ〜と知りました。こんなこと書いてあったらお味が気になりますな。

 ちなみに私は一度BARで碧を飲みました。碧スモーキープレジャーという限定品も一杯飲んだことがありますが、美味しかったのは覚えています。ただ忘れちゃうもんですよね味とか香りは。それぞれ一杯しか飲んだことがないのでハイボールにしたり加水をしたり何度も飲んで味を確かめたりしたくなっちゃいますよね。でも碧は結構お高いので350mlボトルで我慢しました。

 ちなみに買おうと決断した理由の一つに非売品の碧Ao特製ステンレスコースターがついてくるということがあります。

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 これです!裏はクッション系の素材になっているので滑ったりはしませんがグラスとこの銀の面は少し滑りやすく感じます。あとグラスが濡れてるとくっついて一緒に持ち上がるのでハイボールとかだと気をつけなければなりません。泥酔時は注意。ただ、ステンレスなので冷たさをキープする役割はありそうですね(熱いものはもちろんNG)。


  • サントリー 碧 実飲
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 結構しっかりしたゴールド。ボトルデザインやラベルにも高級感があって特別な日やプレゼントにも映えそうですよね。

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 実はボトルは四角柱ではなくこんな形をしています。

  • サントリー 碧の香り
 結構アルコール感もありますが、同じくらいのバニラ風味。やや温かみを感じる甘い香りがメインですね。リンゴ、マーマレードのような果物を思うややねっとりしたニュアンスもあります。少し焦げたようなスモークもあるのが良いアクセント。

  • サントリー 碧の味
 綺麗でよく口に馴染む甘さですね。バニラ、あっさり系の蜂蜜、砂糖漬けのオレンジピール。爽やか系のニュアンスにやはりリンゴ。最初はややライトかな?と思いましたが中間くらいから煙たさが出てきて意外な重厚感があります。
 ちょっと加水するだけでも随分とスッキリスマートな香りに変身しますね。お味もややビターになりますがスルリと飲めるタイプに。そのビターな味わいはオレンジの要素が少し強く感じますね。
 ここまで読んでいただけたらご想像がつくと思うのですがもちろんロックも良いですよ。

  • 碧ハイボール
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 う〜んなんかいいねぇ!って言いたくなるハイボール。香りが結構弾けて良い感じ。りんごとグレーンがよく香ります。お味は、、、うん!甘っ!グレーン感じる香ばしバニラがメイン。支えるのはりんごとレモンソーダ。余韻はスッキリした甘さ結構長い間続いてグッド。


  • サントリー 碧の感想



香り:★★★★★☆

味:★★★★☆☆

ハイボール:★★★★☆☆

デザイン:★★★★☆☆

面白さ:★★★★☆☆

コスパ:★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度:やや高い

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:中々イケる流石のブレンド。

  • 感想
 調子に乗った言い方をすれば「イイ感じのウイスキー」です。一杯飲んだ時にはそこまで強く何も感じなかったのですが何度も飲んでいるうちに、うん、イイね!となりました。飲み方を選ばない、五大国を感じられるウイスキー。宅飲みにも外飲みにも良いと思いませんか?
 5000円って庶民の私にとってちょっと気合いが必要な価格なんですが350mlなどで味見できるのは嬉しいです。
 ちょっと勿体無いと感じるかもしれませんが五大国の原酒を使っているということで様々なウイスキーベースのカクテルにもよく合いました。
 余談ですが5000円以内で買えるワールドブレンデッドの代表作、イチローズモルトホワイトラベルと飲み比べをしていましたが、キャラクター的にそれぞれ違いますね。どちらを購入しようか迷っている人向けに、本当にザックリ言うとすれば、面白さならイチローズモルト、無難に美味しいのは碧って思いました。
 広告にも結構力が入っている碧。私の周りにも結構気になっている人も多いですが、ゴリ押しに負けて飲むと結構イケるやんとなる良ウイスキーでした。
 もちろん単体でも美味しく飲めるのですが、五大国ウイスキーをそれぞれ味わってから飲むとまた違った楽しみ方ができるので中級者向けかな?とも思います。



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