今回は北海道ウイスキーフェス2023の記録です。未読の方はぜひ(入場編)をご覧ください。

 前回は会場にいくだけでドキドキしていたカイ太郎でした。今回は違う意味でドキドキする試飲をしていきます。
 せっかくなので飲みたいものをどんどん飲んでいこうと思いましたが実際どんなお酒が試飲できるのかな?と何もわからないままとりあえずブースを覗いていきましょうか。

 ちなみに前回ご紹介した通り激混み状態なので写真がブレたり撮れなかったりしています。写りが悪いものもあるのですがご了承ください。

  • ウイスキーフェス いざ試飲
 様々なブースを覗くと予想を遥かに超えた信じられないボトルの数々。しかも価格が良心的、、!あれも飲みたいこれも飲みたい状態でした。

  • 新里ウイスキー
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 まずは新里酒造より新里ウイスキー!中々写真のピントが合わないです。
 新里ウイスキーは最近何かと話題でイオンのお酒コーナーに並んでいるのをよく見かけます。販売員の人もイオンとかで見かけると思うのでぜひとのことでした。
 新里ウイスキーは沖縄のウイスキーでスコットランドのブレンデッドウイスキーをベースに樫樽貯蔵13年の泡盛をベースにしたスピリッツをブレンドしたものです。アルコール度数は43度
 価格は1本3000円くらいですが、試飲は無料でした!やっほー。ストレートで飲みましたが炭酸水を少し足してもらうこともできます。
 味わいはハツラツとしたものですが意外と甘い香りと味がしっかりめで、結構みたらしのようなものを思い浮かべるウイスキーでした。

  • 北海道12年
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 お次はとあるブースに並んでいた北海道12年。北海道12年とはニッカウヰスキーのピュアモルト(ブレンデッドモルト)で終売品です。1970年代の余市モルトを使用しているという貴重品で、更にさらにラベルの「北海道」文字が金色なのは前期に発売されていた(後期は文字色が黒)レアもの。
 北海道12年は終売品なので基本的に購入できませんがネットでは50000円くらいで取引されています。有料試飲で1300円!アルコール度数は43度。貴重な経験ができるので迷わずいただきます。
 香りはやはりというか深い燻製香、黒蜜、余韻にややブラックベリーの芳醇なフルーティー。これは美味い。


  • 嘉之助2023 リミテッドエディション
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(↑参考画像)
 写真右側の黒い箱とラベルのボトルです。嘉之助蒸溜所は2017年から鹿児島県で始動した新しい蒸溜所です。母体は元々熟成焼酎製造の先駆け的な焼酎メーカーでメローコヅルなどをヒットさせてきました。
 嘉之助2023リミテッドエディションはそんなシングルモルト嘉之助の限定品第4段です。2018年〜2019年にピート麦芽で仕込みバーボン樽熟。他に焼酎リチャーカスクという珍しい樽で熟成されたものなど複数のモルト原酒をブレンドして作られました。カスクストレングスのためアルコール度数は59度。小売価格は14300円。6月に期間限定発売日を開始しました。
 嘉之助ウイスキーはよく話題にあがりますし前々から気にはなっていたのですが飲んだことも調べたこともありませんでした。この機会にとチャレンジ。ちなみに試飲は無料でした!ヤッフー!
 味わいですがさすがカスクストレングス。ガツンとパワフル。とても濃厚なぶどう、フルーティー甘〜いスモーク。醤油のようなコクが余韻に強く現れます。これは中々いけますなぁ。話題になるだけあって美味いです。


  • ニセコ八海山ウイスキー
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 有名な日本酒「八海山」をつくる八海醸造が設立したニセコ蒸溜所のブースに来ました。現在ニセコ蒸溜所はオホロジンというジンを発売していて、2024年からウイスキーの発売も予定しているそうです。試飲メニューの中に八海山ウイスキーという試作品なのかニューポット的なものなのかよく分からないものがあり200円だったので試飲。写真は撮れなかったのでチーズをつまみながらいただきます。
 お味はシンプル。キャラメル、余韻に軽くマスカット、青いバナナ。そして少ししてからめちゃくちゃ辛い!これはまだお若い。


 新里北海道嘉之助ニセコと日本各地のウイスキーを色々試飲してきましたが、まだまだ続くので一度この辺で。
 続きは「北海道ウイスキーフェス2023に参加(試飲編Ⅱ)」でお会いしましょう。