本日のお酒はこちら!

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ザ・モルツ &
トリプル生です!

 今年、ザ・モルツ缶が終売になるとのことで、少し寂しいなあと思っていました。その後継とされ新発売したトリプル生ビールとともにサントリーのビールを振り返り、満喫していきたいと思います。


  • ザ・モルツ&トリプル生の概要

・種類:ビール

・価格:200円前後(350ml)

・入手難易度:やや低

・アルコール度数:5度

・特徴:ザ・モルツもトリプル生ビールもサントリーが発売するプレミアムビールです。ザ・モルツの方は2023年3月に売れ行きが良くないこと、他商品製造に本腰を入れるためなどの理由で缶タイプのみ終売となりました。瓶などは生産が続けられます。
 一方、サントリートリプル生はザ・モルツ缶の終売と同時期に発売された実質後継モデルとなるビールです。

 私はどちらも何度か飲んだことはあるのですが同時に飲み比べるのは初なので楽しみです。


  • ザ・モルツ
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 ザ・モルツは2015年にモルツの後継として登場しました。同社看板商品でもあるザ・プレミアムモルツのマスターズドリームのページでも明記されている、培ったノウハウをもとにつくられています。しかしプレミアムモルツと比較すると麦芽使用量は1.2倍ホップ使用量は2倍とかなり濃厚なイメージです。祖先のような存在である初代の「モルツ」1986年に登場していて歴史の長いビールであることも分かりますね。
 日本特有の味覚とも言える「UMAMI」をテーマに作られていてダイヤモンド麦芽の使用、複層的な味わいを感じられるUMAMI発酵製法、高温高圧での加工(HHS製法)などUMAMIをいかに感じられるかを追求したものとなっています。では乾杯〜!

 名前の先入観もあると思いますがめちゃくちゃ麦感が強くて穀物の甘さがじわーっと広がります。飲みごたえがあるので味の濃い料理とでも楽しめそうですね。


  • サントリートリプル生ビール
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 「口当たりがスッとして滑らかで飲みごたえがあり、それでいて後に重たく残らずに、ずっと爽快で飲みやすい」というのがサントリーの目指す生ビールだそうで、試行錯誤をしその理想へ辿り着いたのがこのトリプル生です。
 素材や製法の見直しを行い、仕込み釜で麦汁を煮出すという手間のかかる工程を3回繰り返すトリプルデコクション製法を採用しました。素材の味をより引き出すこの製法で厳選したダイヤモンド麦芽アロマホップを活かします。また、ザ・モルツは麦芽とホップのみを原料としていたことに対し、トリプル生はコーングリッツ(乾燥トウモロコシの外皮や胚芽を除いたもの)を使用しています。ではこちらもいただきます乾杯。

 おや、かなり印象が違いますね。少し乾いたような苦味にやや柑橘を思う酸味。こちらの方が軽やかさが圧倒的に強いですね。


  • ザ・モルツ&トリプル生ビールの感想


味わい:★★★★☆☆

コスパ:★★★★★☆

宅飲みオススメ度:かなり高い

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:キャラ違うので詳細は感想にて。

  • 感想
 なるほど〜な飲み比べでした。口に染み渡る麦のビールと軽やかで複雑さも持つビールと。
 個人的にはザ・モルツの濃さがお気に入りです。こりゃー美味い。舌にぎゅーっと纏うような甘さや旨さがたまらんですな。逆にトリプル生はちょっとまだ良さを私は理解できていないところがあります。しかしトリプル生は少し値段がお安め。これはありがたいです。
 友人など周りの人の意見も同じくどちらも賛否両論なイメージで、ザ・モルツは飲みづらい、結構キツイと言う人もいますし、トリプル生は独特な味や香りが苦手と言う人もいます。ほんと味の好みって不思議ですよね。
 というわけで私のお気に入りだったザ・モルツの缶とはサヨナラをしなければなりません。瓶でまた会おうと約束をしました。








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