本日のお酒はこちら!

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ピーツビースト 
カスクストレングスです!

 こちらは結構前に購入して保管していました。本当は普通のピーツビーストを買おうと思っていたのですが、パッケージが似ていたことと何より価格が安かったため間違えてカスクストレングスを購入してしまいました。こんなにでっかく「CASKSTRENGTH」って書いてあるのに、、、。でも基本カスクストレングスは私好きなので初めてのピーツビーストですが問題ありません。


  • ピーツビースト 
カスクストレングスの概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー

・価格:5000円前後

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:52.1度

・特徴:ピーツビーストはボトラーズ会社でもあるフォックスフィッツジェラルド社が初めてリリースしたブランドです。

 ボトラーズとはどこかの蒸溜所の様々な原酒を買付け独自に熟成などを行いボトリングして販売しているもので、過去に「アイリーク」などで触れています。

 ピーツビーストの中身は謎に包まれていてシングルモルトスコッチであること、フェノール値は35ppmであることくらいしか明かされていません。
 その名前や味わいからアイラモルト(アイラ島のウイスキー)なのではと思われていますが、ホームページにはアイラモルトとは限らないよ知らんけど〜、、、みたいな一言が添えてあります。製造元の創立者の1人はハイランド地方などの蒸溜所と関わっていたことがある人なので、飲んだ人はそれぞれああでもないこうでもないと楽しんでいます。

 今回ご紹介するボトルはカスクストレングスのためアルコール度数は52.1度と高いです。現在はバッチストレングスという名前で販売されていますがそんなに違いはないと思われます。

 謎の多いボトルですがとにかく飲んでみないことには始まりませんね!いただきます。


  • ピーツビースト 
カスクストレングス 実飲
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 ジャケ買いしたくなるこちらのデザイン。イラストレーターのダグアルベス氏によるデザインで樽から生まれたモンスター、獣を表しています。焼け焦げたようなラベルもデザインの一部なのでご安心を。
 駅色は薄いゴールド。いかにもアイラモルトな色合いですが、、、?

  • ピーツビースト 
カスクストレングスの香り
 おや?酸っぱい香りはしますがそんなクサッとはならないです。焦がした砂糖、蜂蜜、包帯。少し置くと華やかな香りも感じられるようになります。そしてやはり置いた方がクセ強ウイスキーの本領発揮が始まります。

  • ピーツビースト
カスクストレングスの味
 お味はやはり砂糖系の甘さが序盤結構強いです。焼きマシュマロ、オレンジマーマレード、ハイカカオチョコ、しばらくしてレモンのキレ、余韻に消毒臭さ。思ったよりアルコール刺激は気にならないです。
 んが、お水を足すと豹変してピーツビーストが暴れ出しました。ビリビリと痺れ病院臭さも強烈に感じます。正体現したね。フルーティー要素には少しパイン。このパイン味は余韻のさらに最後の最後の方になってから特に存在感ありますね。

  • ピーツビーストストロングハイボール
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 ハイボールにするとやや酸味混じりの香りで意外と臭さは収まりました。飲むとやはりグッとくるクセを感じますが、その中にもジューシーな酸味や焦がし砂糖の甘さが強くてギャップを感じます。


  • ピーツビースト
カスクストレングスの感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★☆☆

ハイボール:★★★★☆☆

面白さ:★★★★★☆

デザイン:★★★★★☆

コスパ:★★★★★☆

宅飲みオススメ度:やや高い

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:借りてきた猛獣。

  • 感想
 その恐ろしい名前や見た目から結構身構えて挑戦しましたが意外と甘口で飲みやすさすら感じました。しかし何かしらの刺激を与えるといきなり暴れ出すようなウイスキーでした。初心者にオススメ(にこにこ)!とはなりませんがある程度癖強ウイスキーを飲んできたならそこまで緊張しなくて良いでしょう。
 個人的に臭さはラフロイグを思い浮かべましたし、甘さや華やかさはカリラを思い浮かべました。はて中身は何なのでしょう。うーんラフロイグと予想!
 みたいな感じで皆さまお楽しみいただけたらと思います。飾るも良し飲むも良しコスパ良しな隠れ良ボトル。何を飲もうか中々思いつかない時などに私はいただきたいウイスキーです。
 


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