本日のお酒はこちら!

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グレンモーレンジィ18年です!

 ようやくレビューを再開できました。改めてこれからもよろしくお願いします。新居の記念すべき第1杯目はグレンモーレンジィ18年にしました。かなり前から保管していたもので、恐る恐る開封しようとしたらコルクが逝きました。どうにか上手く取り除くことができたので気を取り直してご紹介させていただきます。

 別件ですが新しい背景や写真のアングルなどについてのご意見、ご要望などありましたらお気軽にコメントください。


  • グレンモーレンジィ18年の概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー

・価格:13000円前後

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:43度

・概要:地元スコットランドで最も飲まれているシングルモルト第一位のグレンモーレンジィ。今回ご紹介するのはそんな大人気グレンモーレンジィの高級ラインナップです。

 グレンモーレンジィ蒸溜所は「ハイランド地方」に位置する1843年設立の老舗です。特徴としてはとても背の高いポットスティル(蒸留器)で蒸留を行うことで、その高さはキリンの背と同じくらい(5m以上)とされています。
 元々はジンの蒸留器を中古で買取り使用したそうですがこんな大成功をするなんて何があるか分かりませんね。
 
 また、グレンモーレンジィ蒸溜所は「樽のパイオニア」とも称されていて、様々な樽を使用して原酒を熟成します。特に後熟(追熟とも)の技術が有名で、最後に半年〜数年何かしらの樽で追加熟成する技術を生み出しています。ちなみにバーボン樽で熟成するという方法はグレンモーレンジィが初みたいです。

 「グレンモーレンジィ」は過去にいくつかレビューしていますので、是非ご覧ください。

 今回のグレンモーレンジィ18年はバーボン樽で15年ほど熟成された後に、お得意の後熟でシェリー樽による熟成が3年ほど行われているそうです。

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 箱の中にはこの様な冊子が入っていますが英語なのでギブアップです、、、。


  • グレンモーレンジィ18年 実飲
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 コルク折れたので差し替えてます涙。色はラベルの同様に深みのあるゴールドですね。

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 グレンモーレンジィ10年(写真左)と比較してみます。グラスは違いますが色の差​は分かりますね。

  • グレンモーレンジィ18年の香り
 ドライオレンジやレモンの砂糖漬け、花のニュアンスが強い蜂蜜、嗅げば嗅ぐほどオレンジ系の様々なお菓子が過ります。サバランというべきか、ブランデーやラム酒ひたひたのケーキの様な香りもありますね。
 余談ですがこの香り、ちゃんと常温以上にしたらよく楽しめますね。最近寒いので人肌で温めてから飲むのが良いかも知れません。

  • グレンモーレンジィ18年の味
 お味は口当たりまろやかフルーティーで模範的ですね、、、と思った次の瞬間、フワーッと優しく、だけどしっかりとしたフルーツや暖かい蜜の甘さが湧きあがります。特にオレンジ、蜜りんご、熟した葡萄、レーズン。南国フルーツのまったりした甘さも印象的です。これらの背景にはグレープフルーツのジューシーな苦さがまとめ役にいます。てかポップのようなこの爽やかビター、香りからの印象とはまた違いますがめちゃ良いですよ。
 加水をしていくとさらに柑橘の甘酸っぱさが強調される他、煮詰めたイチゴのような甘さもでてきますね。一味違うフルーティー体験ができます。

  • グレンモーレンジィ18年ハイボール
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 贅沢なハイボールですね。飲む前から期待してしまいます。いただきます、ガブリ。
 すごい甘〜い蜂蜜が喉の奥まで広がるハイボールです。この甘さがなんとも華やかで高級感があり1杯の満足度が高いです。ただ飲みやすくてもう1杯いっちゃうかと思ってしまうジレンマ。
 それとストレートで感じる印象的な南国フルーツやグレープフルーツのビターは消えますのでどう飲むかは本当にお好みで。


  • グレンモーレンジィ18年の感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★★★

ハイボール:★★★★★☆

デザイン:★★★★★☆

面白さ:★★★★★☆

コスパ:★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度:やや高い

総合点:★★★★★☆

カイ太郎コメント:面白さや意外性を兼ね備えた優秀なザ・シングルモルト。

  • 感想
 久々のレビューなのでこんな感じで良いのかな?と思いながら感じたことをそのまま書きました。
 いやー美味い。これ美味いですよ。しかも様々なフルーツが香るわ味わえるわで飽きがこないですね。開封してから二日間何度も飲み直しちゃいましたよ。フルーティーなウイスキーが飲みたいor好みって人はとりあえず試してみるべきシングルモルトだと思います。
 やはり高級だなあと思いますが昨今のウイスキー事情を見ると実はそこまでではなかったりします。これ以上高くなってしまったらどうなん?と思いますが一万円台前半なら納得してしまう私がいます。
 とりあえず12月の来客用ウイスキーの一つとして今カウンターに並べるほどに気に入っています。その価格や知名度、そして実力からかなり有名なウイスキーではありますがまだ飲んでない方、飲んだけど忘れちゃった方は今一度ぜひ試し見つめてほしい1本となります。







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