本日のお酒はこちら!
ザ・マッカラン
年明けは色々忙しかったことや世界中で様々な良くないことが起きていたためブログ作成を自粛していました。
皆さま、ご挨拶が遅くなりましたが
正月にはラッキードラゴンというビール(詳しくはこちらの投稿を参照)を飲んでいました。皆さまの初酒は何を飲みましたか?
今回は景気良く初ウイスキーとして勇気を出し購入したボトルをご紹介いたします。
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー
・価格:80000円前後
・定価での入手難易度(かなり高、振れ幅あり)
・アルコール度数:48度
・特徴:ザ・マッカランはシングルモルトスコッチを代表する高級ブランドとして有名です。百貨店ハロッズ発行のウイスキー読本では「シングルモルトのロールスロイス」と評されたことも有名で、今でもマッカランの紹介文に大体書いているフレーズです。ただ余談ですが「ロールスロイスって何?」となる人が結構多く、そもそもそこから説明しなければならない場面もしばしばですね(分からない人はロールスロイスで画像検索!車に詳しくなくてもなんか凄いと思うでしょう)。
話がそれました。ザ・マッカラン蒸溜所はスコットランドの「スペイサイド地方」と呼ばれる地域にあります。昔、スペイサイド地方はハイランド地方の一区域と見なされていたためマッカランのラベルにはハイランドモルトと書かれています。
創業は1824年で、ハイランドではグレンリヴェットに次ぐ政府公認第2号の老舗蒸溜所でもあります。
色々お話ししたいことは在りますが、過去に「ザ・マッカラン」はいくつかご紹介してきましたので是非それらをご覧ください。
今回ご紹介するボトルは2015年に空港免税店向けに登場したレアカスクシリーズの一つです。
マッカランレアカスクは16種のアメリカンオーク、ヨーロピアンオークのシェリー樽を熟成に使用しています。年数表記のないNAボトルですが中には30年以上熟成された原酒も使用されているという貴重なラインナップです。
レアカスクシリーズは現在赤と黒があります。黒は上位グレードであり、更に面白い要素もあります。レアカスクブラックの特徴はなんといってもピートを炊いたマッカランという点です。マッカラン蒸溜所は1945年頃、戦争の影響で燃料の木炭が手に入らずピートを炊いていたという歴史があります。そんなピート使用時代のマッカランを再現したとも言われるこのボトル。1945年当時の原酒も一部使用していると囁かれていますが真偽は不明。個人的には当時を再現したような味わいなんだろうなと思っています。
どちらにせよ、、、めちゃくちゃ気になるじゃないですかぁニチャア、、、。ということで近くのバーでも飲むことができなかったため三日三晩悩んだ末に購入しました。ハラハラドキドキ開封していただきます。ちなみに箱はこんな感じです。
迫力のあるハイボールです。カッケェ。
飲むとすぐ明らかに荘厳な味わいを感じることができますが、正直ハイボールにはそこまで適さないと思います。レーズンやイチヂクの甘さが香りますがレアカスクブラックの繊細な個性は消えていきます。
ザ・マッカラン
レアカスクブラックです!
年明けは色々忙しかったことや世界中で様々な良くないことが起きていたためブログ作成を自粛していました。
皆さま、ご挨拶が遅くなりましたが
あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
正月にはラッキードラゴンというビール(詳しくはこちらの投稿を参照)を飲んでいました。皆さまの初酒は何を飲みましたか?
今回は景気良く初ウイスキーとして勇気を出し購入したボトルをご紹介いたします。
- ザ・マッカラン
レアカスクブラックの概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー
・価格:80000円前後
・定価での入手難易度(かなり高、振れ幅あり)
・アルコール度数:48度
・特徴:ザ・マッカランはシングルモルトスコッチを代表する高級ブランドとして有名です。百貨店ハロッズ発行のウイスキー読本では「シングルモルトのロールスロイス」と評されたことも有名で、今でもマッカランの紹介文に大体書いているフレーズです。ただ余談ですが「ロールスロイスって何?」となる人が結構多く、そもそもそこから説明しなければならない場面もしばしばですね(分からない人はロールスロイスで画像検索!車に詳しくなくてもなんか凄いと思うでしょう)。
話がそれました。ザ・マッカラン蒸溜所はスコットランドの「スペイサイド地方」と呼ばれる地域にあります。昔、スペイサイド地方はハイランド地方の一区域と見なされていたためマッカランのラベルにはハイランドモルトと書かれています。
創業は1824年で、ハイランドではグレンリヴェットに次ぐ政府公認第2号の老舗蒸溜所でもあります。
色々お話ししたいことは在りますが、過去に「ザ・マッカラン」はいくつかご紹介してきましたので是非それらをご覧ください。
今回ご紹介するボトルは2015年に空港免税店向けに登場したレアカスクシリーズの一つです。
マッカランレアカスクは16種のアメリカンオーク、ヨーロピアンオークのシェリー樽を熟成に使用しています。年数表記のないNAボトルですが中には30年以上熟成された原酒も使用されているという貴重なラインナップです。
レアカスクシリーズは現在赤と黒があります。黒は上位グレードであり、更に面白い要素もあります。レアカスクブラックの特徴はなんといってもピートを炊いたマッカランという点です。マッカラン蒸溜所は1945年頃、戦争の影響で燃料の木炭が手に入らずピートを炊いていたという歴史があります。そんなピート使用時代のマッカランを再現したとも言われるこのボトル。1945年当時の原酒も一部使用していると囁かれていますが真偽は不明。個人的には当時を再現したような味わいなんだろうなと思っています。
どちらにせよ、、、めちゃくちゃ気になるじゃないですかぁニチャア、、、。ということで近くのバーでも飲むことができなかったため三日三晩悩んだ末に購入しました。ハラハラドキドキ開封していただきます。ちなみに箱はこんな感じです。
- ザ・マッカラン
レアカスクブラック 実飲
そのコンセプトと同時にボトルデザインにも惹かれて購入を決意しました。空っぽになっても飾ります。 照明を消してマッカラン18年(左)と駅色を比較してみます。写真ではレアカスクブラックの方がかなり濃く見えますが実際光の当て方などを変えるとそこまで大きな差はありません。レアカスク赤との比較はお、お待ちください。
- ザ・マッカラン
レアカスクブラックの香り
黒葡萄、濃いレーズン、ベッコウ飴、クランベリージャム、バター、色合いの濃いブーケ。煙たさは奥の方から出てくるもののこのボトル特有の何かではないと感じます。
- ザ・マッカラン
レアカスクブラックの味
やや乾いた感じからスモーキーの片鱗を。口当たりはみたらし。ドライイチヂク、苺ジャム、レーズン、カカオのコク。後半からフルーティーな酸味が強いコーヒーのような味わいがとても感じるようになりました。余韻はもう一度コーヒーとレーズンを味わい直すことができます。独特のゴムっぽさはかなり控えめで少し置いてから飲むとほとんど気にならないと思います。熟成感は体感だと18年にかなり近く感じます。1杯飲み切ってピートスモークを楽しむというより特有の焙煎感を楽しむマッカランかなと思いました。
口の中でしばらーく揉むとカカオやコーヒーのニュアンスがどんどん香り美味しいですよ。
加水はちょっとやそっとでは芯が揺らぐことはなくバニラやキャラメルのような甘さが前面に出てきます。
オンザロックも中々に美味しく、先ほどの味わいを崩すことなくコクは強く、余韻の伸びが更に長く感じられます。
- マッカランブラックハイボール
迫力のあるハイボールです。カッケェ。
飲むとすぐ明らかに荘厳な味わいを感じることができますが、正直ハイボールにはそこまで適さないと思います。レーズンやイチヂクの甘さが香りますがレアカスクブラックの繊細な個性は消えていきます。
- ザ・マッカラン
レアカスクブラックの感想
香り:★★★★☆☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★☆☆☆☆
面白さ:★★★★★☆
デザイン:★★★★★★
コスパ:★★☆☆☆☆
宅飲みオススメ度:普通
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:お高いけど興味深いテーマとこの味わいがある意味憎いね〜
- 感想
で、1番のポイントであるピートを使用したマッカランという点ですが、これはそこまで意識しない方が良いかもしれません。うわーピーティー!ということにはならず、特に感じたこの焙煎感というかコーヒーのような味わいがピートの力なのでしょうか?中々解明するのが難しいウイスキーです。
オススメの飲み方はストレートと、私にしては珍しいロックです。
その面白いテーマと素晴らしいビジュアル、そして味わい。いきなり飲むマッカランとしてはあまりオススメしませんが、マッカランがお好きという方には是非一度試してみてもらいたい興味深いボトルであることは確かです。
※Amazonでは今回ご紹介した商品が見つからないためリンクは貼りません。ご了承下さい。
コメント
コメント一覧 (6)
ロールスロイス…分からない人が増えたんですね。
SFドラマの🛸謎の円盤UFOの第一回のマクラ話にロールスロイスのファントムが出てきます。
多分ファントムです…車にはあまり詳しくはないのですが、亡くなられたエリザベス二世女王陛下も乗られていたような…憧れのクルマですがお金💰の問題と自分ペーパードライバーなので…
しかし8万円とは…値段にビックリポンです。
まさにウィスキー🥃のロールスロイスですね。
カイ太郎
がしました