本日のお酒はこちら!

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ライトハウス
アンピーテッドです!

 前に驚安の殿堂ことドン・キホーテのハイボール缶をご紹介しましたが、今回のこのウイスキーとドン・キホーテ限定発売とのことで購入してみました。いやー気にはなっていたんですが不安もあり迷いまくっていました。ついに思い切って購入したので存分に楽しみたいと思います。


  • ライトハウス
アンピーテッドの概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:ブレンデッドスコッチウイスキー

・価格:2000円前後

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:40度

・特徴:ライトハウスはボトラーズ会社であるブレイブニュースピリッツ社から発売されているブレンデッドウイスキーです。
 ブレイブニュースピリッツは2020年設立と、かなり新しい会社です。スコットランドのグラスゴーに本拠地があり、今後はキャンベルタウン地方(スプリングバンクなので有名な地方)で稼働予定のウィッチバーン蒸溜所を所有しています。今後はこのウィッチバーンの原酒をウリにしていくのでしょうね。楽しみです。

 ブレイブニュースピリッツ社は既に数多くのボトラーズボトル(その会社が独自に原酒を買い付け熟成、ブレンドなどを行う)を発売して中々高級なラインナップも多いのですが、今回のライトハウスは中々にお手頃な価格帯です。
 使用されている原酒は非公開ですが主にハイランドローランドの人気蒸溜所とのことで、熟成にはバーボン樽の他、スパニッシュオークのシェリー樽が使用されているそうです。

 今回ご紹介するライトハウスはピートを焚かずにクセを抑えたノンピートタイプですが、他にライトハウスピーテッドというラインナップも発売されています。

 で、本来ほとんど見かけるはずのないウイスキーかもしれませんが、今回こうして私がのむきっかけになったのはやっぱそう。ドンドンドン、ドンキ〜です。
 日本最大級の総合ディスカウントストアことドン・キホーテ限定で何故かこのライトハウスシリーズが売り出されているんですよね。でもドンキ側からもほとんど詳細は公表されていなく製法などの詳細は上記のこと以外謎に包まれています。
 多くの方は警戒して結局購入せず帰宅、、、となるのかもしれませんがドンキ好きな私にはつい気になってしまうのです。この間「ドンキホーテのハイボール缶」を買ったばかりなんですけどね。

 そこそこ手の届きやすい価格帯なので迷いに迷った挙句、本来の味を詳細に知りたいと思いスモーキーさを排除したアンピーテッドの方を購入しました。さてさて今回はどんな感想になるのかなあ?


  • ライトハウス 
アンピーテッド 実飲
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 「ライトハウス」とは灯台という意味です。スコットランドはその立地故に数多くの灯台に囲まれていてその数は200近くとも。荒波の中にそびえ立つ灯台やそこで命懸けで働く人々を見たことがキッカケとなったとも言われるライトハウスウイスキー。ドンキが作っているわけではないので売り文句がびっしり書いてあるあのパッケージとは違い、結構おしゃれなラベルしてますよね。

  • ライトハウス アンピーテッドの香り
 開けたてはバニラ、青リンゴ。その後に薄らレーズンパンのような甘い香ばしさも感じてきました。

  • ライトハウス アンピーテッドの味
 お味は意外とシェリー樽の力かレーズンが強め。紫色の少し酸っぱいベリー、バニラ、焦げたトーストにブルーベリージャムを塗った感覚。辛さはありますがそこまで不快にならないレベルです。余韻にはブドウのタネを噛み砕いたような苦味と、穀物由来の香ばしさが荒めに出てきてスッと消えます。
 トワイスアップにするとアルコール刺激は落ち着き樽香が分かり飲みやすくなります。


  • ライトハウスハイボール
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 やっぱりこういう系はハイボールにしてナンボなところありますよね。というわけでガブりといきます。
 バニラ香る癖のない爽快な味わい。全体的にやや丸みのある印象でこちらも飲みやすいですね。ただ悪い言い方をすれば個性が消し飛んだとも言えますね。


  • ライトハウス 
アンピーテッドの感想


香り:★★★☆☆☆

味:★★★☆☆☆

ハイボール:★★★☆☆☆

面白さ:★★★★☆☆

デザイン:★★★★☆☆

コスパ:★★☆☆☆☆

宅飲みオススメ度:普通

総合点:★★★☆☆☆

カイ太郎コメント:これに合わせてコーヒーでも飲みたくなる、朝食味のあるウイスキー。

  • 感想
 詳細不明のウイスキーってちょっと警戒しちゃいますよね。しかもそれが量販店限定となると尚更、、。しかし今回のライトハウスは思ったより良かったです。独特のベリー感と焦げたトーストのような味わいの相性がよく普通に楽しむことができました。
 ただし「思っていたより」ということで、一本のボトルとしてみると普通というのが正直なところです。これら面白い味の要素はストレート以外の飲み方ではあまり感じられず、だからと言ってストレートで何杯も飲みたくなる熟成感があるというわけではありません。結局大半の人にとってはハイボール要員に落ち着くのではないでしょうか?
 安価だから仕方ないだろというのはごもっともですが、そうなるとハイボールで飲むならデュワーズや角瓶とそこまで大差ないですし2000円くらいするライトハウスを敢えてチョイスする強みというのが中々見つかりません。

 勝手に考えていたことですが、1日1杯くらいで満足できる人や、たまにしかウイスキーを飲まない人がストレートやロック、または香りの強まるお湯割りなどでちびっと飲るのが低価格帯ながら意外とオススメかも知れません。あとビジュ☆♡も良いですしね!
 パンっぽいのがお好きな方やドンホファンの方、いかがでしょうか。


※Amazonでは今回ご紹介した商品が見つからないためリンクは貼りません。ご了承下さい。


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