本日のお酒はこちら!

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ザ・ディーコンです!

 一部では話題になっていた今月新発売のウイスキーです。パッと見、イェガーとかアブサントとか養命酒ハーブ酒が入ってそうなボトルですよね。この色合いといいデザインといい未だ重症の中二病である私に刺さってしまいました。というわけで、コンセプトなどは二の次で数ヶ月前から購入を決めていたこのディーコン。街中の酒屋にしれっと置いていたので即購入。そして即開封!


  • ザ・ディーコンの概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:ブレンデッド スコッチウイスキー

・価格:4000円前後

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:40度

・特徴:ザ・ディーコンは2024年4月にペルノリカール社から発売された新しいブレンデッドウイスキーです。既成概念を解き放ち新な味わいを追求したというコンセプトで、伝統や製法、熟成年数やカテゴリーという括りにとらわれないウイスキーづくりをしたとのことで少し面白い特徴があります。

 ペルノリカール社といえばフランスにある超大手のお酒産業における会社で、ウイスキーだとグレンリヴェットやシーバスリーガル、ジェムソンなどなど。ジンだとビーフィーター。ラムはハバナクラブ。ブランデーはマーテル。更にマリブなどのリキュールと、お酒をあまり飲まない人でも名前を聞いたことありそうなほど有名なお酒ブランドを数多く保有しています。いつも勝手に大変お世話になっております。

 使用原酒の蒸溜所は明記されていませんが、スモーキーさが際立つアイラ地方のモルトウイスキーと、華やかさがウリであるスペイサイド地方のモルトウイスキーをメインにブレンドしたそうです。特にスペイサイド地方の原酒はその中でもピートスモークが香る種類を厳選したそうなので基本的にはスモーキー感がメインとなる構成ですね。
 先述の通り熟成年数やブランドに縛られないというテーマのため年数表記のないNA品で使用原酒は不明。カリラっぽいスモーキーと口コミではよく見かけますね。アルコール度数はスタンダードに40度

 ディーコンとは「熟達で堪能な名匠」という意味を持ちます。ボトルはブロンズのようですがガラス瓶に電気メッキで装飾しています。これは銅製ポットスチル(蒸留器)をイメージしているそうですよ。
 ラベルにいる鳥のようなクチバシがついた仮面は「ペスト医師の仮面」と呼ばれるものです。男子諸君が大好きな仮面ですが、14世紀にペストが大流行した頃、医師が治療のために使用していた当時のマスクです。医療が発展していない当時でも前線に立ち治療を行う姿がまさにディーコンを象徴しているためラベルにしたのだとか。ちなみにペストってなに?という方は注意して調べてみてください。

 そんなこんなでデザインや、そのコンセプトが特徴的なウイスキー。発売前から少しずつ話題となり、発売後は早速YouTubeなどで多くレビューや紹介動画を見かけます。やっぱみんな気になりますよね〜。


  • ザ・ディーコン 実飲
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 このわざとらしいカッコよさが好きです。そこらへんに置いておきたいですね。コルク栓は黒く、蓋部分にもペスト医師が描かれています。
 液色はしっかりめのゴールドですね。いただきます。

  • ザ・ディーコンの香り
 合鴨スモークやハムのような肉っぽい薫香。コンソメスープにウコン入れた時を何となく思い出すような塩辛くも独特なスパイス漂う印象もあります(私だけ、、、?)。
 甘いカフェラテ、タバコ。強く鼻から吸うと結構シトラス系のジューシーさも感じられます。この柑橘要素は少し置いておくとより顕著に表れます。

  • ザ・ディーコンの味
 やはりスモーキーで、粗挽きペッパーをまぶした肉料理感があります。ただ、臭みをとるかのように添えられたハーブやライムのようなスッキリ感もあり飲みづらさはそこまでありません。酸味のあるフルーティーなコーヒー豆、グレーンの影響か少しクリームを足したようなまろやかさもあって刺激は控えめ。
 加水をすると香りは潮気が増しますが、お味は砂糖を足したように甘くなります。
 ロックにすると今度はビターが強く出てコーヒー味が増しますね。

  • 黒死のハイボール
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 深いコクもありますが、消毒っぽい香りも強いハイボール。加糖コーヒー、やはりフルーティーさとハイカカオ感はハイボールにしても感じられるんですよね。余韻には微かにレモンが香りますが、更にレモンピールなどを準備し浮かべてアレンジしてみるのも良さそうだと思いました。

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 追記です。後日やってみたのですがピールを入れすぎたからか少し味が喧嘩してしまいました。お試しの際は慎重に、、、。

  • ザ・ディーコンの感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★☆☆

ハイボール:★★★★☆☆

面白さ:★★★★★☆

デザイン:★★★★★★

コスパ:★★★★★☆

宅飲みオススメ度:高い

総合点:★★★★★☆

カイ太郎コメント:インパクトのある見た目だけではない!中身も伴っているウイスキー。

  • 感想
 今回は少し甘めに総合点は5つ星★です。今後飲み進めるうちに評価は変わるかも知れません。そのデザインや構成内容などから、やや警戒して飲みましたが様々な面においてよくできたウイスキーだと思います。
 肉料理のような旨味とかなりしっかりしたピートスモークがあり飲みごたえはかなりのもので、更にシトラス、コーヒーやカカオのような深いコクがあるおかげで安っぽさを感じません。普段からアイラモルトなど癖の強いウイスキーを飲んでいる方にもオススメできる一本です。
 皆様仰るようにカリラが好きな人には特におすすめできますが、個人的にはこのコクのポイントからポートシャーロットが好きな人にも飲んでみてほしいなと思っています。

 それで価格も4000円くらいと、昨今のウイスキー値上げ事情を考えるとかなり心強い宅飲みの味方になってくれるような気がします。今日は家でちょっといい酒飲もうかなという時に飲んじゃいましょう。飲み方も色々試し甲斐がありましたよ。

 というわけで既にあちこちで話題になっているザ・ディーコンでしたが、もしこれが宅飲み新定番になるとしたら、、、このデザインのボトルがあちこちの家庭の食卓に置かれるのだろうかとシュールな光景を想像しニヤついてしまいました。






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