本日のお酒はこちら!
ザ・ヒーラックです!
こちら、結構マイナーかも知れませんが最近密かに話題のウイスキーです。店頭で偶然見かけてから気になり続けていて、ボーナス祝いに勢いでボトル買いしちゃいました。個人的に期待の新鋭ウイスキー。ワクワクしながらいただきます。
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー
・価格:11500円前後
・定価での入手難易度:普通
・アルコール度数:46度
・特徴:ザ・ヒーラックはアイルオブハリス蒸溜所からリリースされた初のシングルモルトです。
アイルオブハリス蒸溜所は2015年に設立しました。最北西の蒸溜所とされており、タリスカーで有名なスカイ島のお隣にある小さな島、ハリス島にその蒸溜所はあります。カテゴリー的にはスコットランドのアイランズと呼ばれる地方のモルトウイスキーとなります。美しく穏やかな自然がウリの島でしたが経済面の低迷が問題となり、蒸溜所建設も地域活性化の目的も兼ねて建てられました。スコッチウイスキーの歴史上ハリス島で作られるウイスキーはこのザ・ヒーラックが初という点にも注目です。
今まではアイルオブハリスジンというドライジンを製造し、多くの評価を得てきましたが今回は待望のシングルモルトウイスキーが登場しました。スコッチウイスキーは最低でも3年以上の樽熟成を行わなければならないので、大体製造開始から3年経って最初のウイスキーが発表されるのが定番の流れだと思っていますが、このヒーラックは設立から8年という時を超えて発売されました。これは味わいに納得がいくまで発売しないという強いこだわり故のことでもあります。
仕込み水はノースハリス川の軟水を使用しています。ウイスキーの臭さを数値化したppmでは12〜14のやや臭めなミディアムピーテッド麦芽を使用しています。
蒸留器はイタリアのグラッパと呼ばれるお酒の蒸留器を参考にイタリアの職人が作ったものを使用しています。
熟成樽にはバーボン樽とシェリー樽を使用していますが、バーボン樽にはバッファロートレース、ヘヴンヒル、ウッドフォードリザーブの樽を使用し、シェリー樽はヨーロピアンオークでファーストフィルのフィノシェリー(やや若い熟成のシェリー)とオロロソシェリー(よくウイスキーの熟成に使用される甘口のシェリー)の熟成に使用した樽で行います。
熟成年数の表記はありませんが5〜8年と言われています。アルコール度数は46度でボトリング。
付属の冊子があります。これも参考にしましたが翻訳ミスもあるかもなのでその際はご指摘願います、、、!
箱も独特で
加水をするとフルーティーな香りが増します。オレンジの他にマスカット。シャルドネワイン、レモンの香り。この酸味たちはフィノシェリー樽の影響なのでしょうか?お味については刺激も薄まりますが、個性もやや薄まりシンプルなキャラメル系に。ただ草や土香る余韻のピートは健在です。
ロックにするとかなり直球で酸味纏うコーヒーのようなビターを主軸に楽しめるので、方向性変わると思いますが面白いですよ。
香りもそうですが、少し注いで時間を置くことで全体的に温かみのある味わいへと変化します。優しく複雑なパーツが多いので感覚を研ぎ澄ませて飲みたくなる一杯ですね。
結論からいうと何か苦いです。カカオの部分がハイボールで謎にめちゃ伸びてきちゃったなあと。そもそも冷やしたからってのもありそうですね。肝心のピートもまあ香るのですが私が勝手に期待していた味とはなんだか違うんですよね、、。旨味よりも苦味が強いからでしょうか。
苦味とか酸味ってその時の体調で感じ方が結構変わるという話を聞いたことあるので、知人に飲んでもらいましたが私が何か言う前に「苦いね」と言っていたのでやはりビターなハイボールなのでしょう。
香り:★★★★☆☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★☆☆☆☆
面白さ:★★★★☆☆
デザイン:★★★★★☆
コスパ:★★★☆☆☆
宅飲みオススメ度:普通
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:しっかりお酒と向き合える時にオススメ、これからに期待したい。
オススメの飲み方はストレートか少しずつ加水です。冷やすと元とは印象の異なる要素が出てくるため、普段からロックやハイボールでウイスキーを飲む方もヒーラックは是非一度ストレートで試していただきたいです。
価格についてはまぁ仕方ないですよね。この味わいから別に損したとかは感じないでしょう。憎いことにヒーラックは今私の中で「たまに飲みたくなるヤツ」「誰かに飲んでみてほしいヤツ」なウイスキーなので晩酌用としても来客用としても1本常備しておきたい気もします。
ここは完全個人的になのですが、最近アランの第二の蒸溜所、ラグというウイスキーを飲んでいて、ピートの感じがヒーラックと少し似ているなあと思いました。原料のピートの質が似ているんでしょうか。どちらもアイランズモルトという共通点はありますが、島自体は違うので不思議だなぁ面白いなぁにちゃぁふがぁとチビチビ飲んでます。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
ザ・ヒーラックです!
こちら、結構マイナーかも知れませんが最近密かに話題のウイスキーです。店頭で偶然見かけてから気になり続けていて、ボーナス祝いに勢いでボトル買いしちゃいました。個人的に期待の新鋭ウイスキー。ワクワクしながらいただきます。
- ザ・ヒーラックの概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー
・価格:11500円前後
・定価での入手難易度:普通
・アルコール度数:46度
・特徴:ザ・ヒーラックはアイルオブハリス蒸溜所からリリースされた初のシングルモルトです。
アイルオブハリス蒸溜所は2015年に設立しました。最北西の蒸溜所とされており、タリスカーで有名なスカイ島のお隣にある小さな島、ハリス島にその蒸溜所はあります。カテゴリー的にはスコットランドのアイランズと呼ばれる地方のモルトウイスキーとなります。美しく穏やかな自然がウリの島でしたが経済面の低迷が問題となり、蒸溜所建設も地域活性化の目的も兼ねて建てられました。スコッチウイスキーの歴史上ハリス島で作られるウイスキーはこのザ・ヒーラックが初という点にも注目です。
今まではアイルオブハリスジンというドライジンを製造し、多くの評価を得てきましたが今回は待望のシングルモルトウイスキーが登場しました。スコッチウイスキーは最低でも3年以上の樽熟成を行わなければならないので、大体製造開始から3年経って最初のウイスキーが発表されるのが定番の流れだと思っていますが、このヒーラックは設立から8年という時を超えて発売されました。これは味わいに納得がいくまで発売しないという強いこだわり故のことでもあります。
仕込み水はノースハリス川の軟水を使用しています。ウイスキーの臭さを数値化したppmでは12〜14のやや臭めなミディアムピーテッド麦芽を使用しています。
蒸留器はイタリアのグラッパと呼ばれるお酒の蒸留器を参考にイタリアの職人が作ったものを使用しています。
熟成樽にはバーボン樽とシェリー樽を使用していますが、バーボン樽にはバッファロートレース、ヘヴンヒル、ウッドフォードリザーブの樽を使用し、シェリー樽はヨーロピアンオークでファーストフィルのフィノシェリー(やや若い熟成のシェリー)とオロロソシェリー(よくウイスキーの熟成に使用される甘口のシェリー)の熟成に使用した樽で行います。
熟成年数の表記はありませんが5〜8年と言われています。アルコール度数は46度でボトリング。
付属の冊子があります。これも参考にしましたが翻訳ミスもあるかもなのでその際はご指摘願います、、、!
箱も独特で
- ザ・ヒーラック 実飲
- ザ・ヒーラックの香り
- ザ・ヒーラックの味
加水をするとフルーティーな香りが増します。オレンジの他にマスカット。シャルドネワイン、レモンの香り。この酸味たちはフィノシェリー樽の影響なのでしょうか?お味については刺激も薄まりますが、個性もやや薄まりシンプルなキャラメル系に。ただ草や土香る余韻のピートは健在です。
ロックにするとかなり直球で酸味纏うコーヒーのようなビターを主軸に楽しめるので、方向性変わると思いますが面白いですよ。
香りもそうですが、少し注いで時間を置くことで全体的に温かみのある味わいへと変化します。優しく複雑なパーツが多いので感覚を研ぎ澄ませて飲みたくなる一杯ですね。
- ヒーラックハイボール
結論からいうと何か苦いです。カカオの部分がハイボールで謎にめちゃ伸びてきちゃったなあと。そもそも冷やしたからってのもありそうですね。肝心のピートもまあ香るのですが私が勝手に期待していた味とはなんだか違うんですよね、、。旨味よりも苦味が強いからでしょうか。
苦味とか酸味ってその時の体調で感じ方が結構変わるという話を聞いたことあるので、知人に飲んでもらいましたが私が何か言う前に「苦いね」と言っていたのでやはりビターなハイボールなのでしょう。
- ザ・ヒーラックの感想
香り:★★★★☆☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★☆☆☆☆
面白さ:★★★★☆☆
デザイン:★★★★★☆
コスパ:★★★☆☆☆
宅飲みオススメ度:普通
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:しっかりお酒と向き合える時にオススメ、これからに期待したい。
- 感想
オススメの飲み方はストレートか少しずつ加水です。冷やすと元とは印象の異なる要素が出てくるため、普段からロックやハイボールでウイスキーを飲む方もヒーラックは是非一度ストレートで試していただきたいです。
価格についてはまぁ仕方ないですよね。この味わいから別に損したとかは感じないでしょう。憎いことにヒーラックは今私の中で「たまに飲みたくなるヤツ」「誰かに飲んでみてほしいヤツ」なウイスキーなので晩酌用としても来客用としても1本常備しておきたい気もします。
ここは完全個人的になのですが、最近アランの第二の蒸溜所、ラグというウイスキーを飲んでいて、ピートの感じがヒーラックと少し似ているなあと思いました。原料のピートの質が似ているんでしょうか。どちらもアイランズモルトという共通点はありますが、島自体は違うので不思議だなぁ面白いなぁにちゃぁふがぁとチビチビ飲んでます。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
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