前回ご紹介した「シングルモルト宮城峡アロマティックイースト」のラストでお話しした理由から、宮城県仙台市にやってきました。お酒のレビューというより旅行記のような内容になってしまいますが、ぜひお付き合いください。尚、2024年9月現在のお話です。

  • 札幌から仙台へ
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 やってきました宮城県。北海道の新千歳空港から飛行機で1時間ほどで仙台空港に到着しました。あっという間ですね。私、旅行には滅多に行かない人種でして、道外に出たのなんて5年ぶりのことなのです。2泊3日で宮城を観光しつつ、札幌と仙台の違いも探してみたいと思います。
 よく日本、北の都として札幌市と仙台市は比較されがちですよね。規模的にも位置的にもって感じですかね。ブログの本題とは逸れますが「札幌市民が思う札幌vs仙台」書いていきましょうか。面積、人口、企業の数とかそういうスペックが気になる方は各自よろしくお願いします。

  • 仙台を歩いてみて
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 まず空港のお話ですが、宮城の仙台空港と北海道の新千歳空港ではかなり規模が違いましたね。これは仙台空港が小さいと言うより新千歳空港がデカいのだと思います。しかし、空港から市街までの距離は仙台の方が近いので、電車ですぐ行き来できるのは便利だなあと感じます。

 仙台駅周辺を歩いたり走ったり運転したりしました。初めて来ましたがやっぱり都会ですね。色々なお店がぎっしり、大きなホテルがズラリ。東北で一番大きな街であることは間違いなさそうです。
 今、札幌駅周辺は新幹線を通す関係で再開発中となっており、商業施設が詰まった駅ビルが無くなっていたり(エスタ)、あちこち工事中だったりとしばらくは落ち着かない状況。ススキノは最近ひと段落ついたんですけどね。そんなわけで駅前は仙台の方が充実した印象を持つ方が多いかも、、、?

 はい、ここで道民が感じたことです。仙台駅前は歩道橋多すぎる問題。荷物がたくさんあったので階段上り下りに体力を使いました。道路が大きかったり複雑だったりで非常に歩道橋が多く感じました。
 それとこれは駅前だけではないのですが、そもそも歩道が狭いですね。歩道と道路の境目も曖昧なところが多くいきなり自転車が歩道から道路に出てくることもしばしば。運転は緊張しました。
 駅の近くの様子を各都市見てみましょう。
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↑夜、賑わう仙台ハピナ名掛丁(写真左上)札幌でいう狸小路商店街ですね。仙台駅前の様子(写真左下)です。色々なお店がぎっしりです。
 冬の札幌テレビ塔(写真右上)です。大通公園という長く続く公園にそびえ立つタワーです。このような公園やタワーは仙台駅付近には見当たりませんね。大きな公園がないからか仙台市街には散歩しているペットのなどがとても少なく感じました。あとは虫の声がめちゃくちゃ大きい!駅の近くですらすごくリーリーと響き渡っていたのが印象的でした。
 朝4時のすすきの(写真右下)です。日本有数の繁華街だけあり、飲み屋やその他大人向けのお店の多さは圧倒的だと思います。仙台のバーテンダーさんにお話を伺いましたが、「札幌のすすきのにあたるのが仙台の国分町だけど、居酒屋ひとつとっても料理の質が札幌はとても良い」とお話してくださりました。
 また、BARに関しても、札幌には素敵なBARが数的にもたくさんあるとのこと。他の道外の方からもBARについては言われたことがあり、これは前々から私も思っていました。
 あとは、北海道のあちこちにあるセイコーマートがなく、代わりにミニストップニューデイズなど中々見かけないコンビニがあるので意味もなく入って中を見たりしていました。他にもヨークベニマルとかイケアも北海道にはないので新鮮でした。
 食べ物や飲み物についてですが、やはり仙台と言えば牛タンずんだですよね。特に牛タンはめちゃくちゃ食べました。文句なしの美味さ。どこのお店でも宿泊先のビュッフェでもちゃんと美味い牛タンが出てきました。デパートにはずんだ系のお店がすごく多いですね。ずんだ推しが意外とすごく、駅前を走るバスが緑色なのはずんだカラーなのかと思ってしまいました。実際どうなのだろう、、?ずんだたい焼きを食べましたが、アンコとはまた違うかなりの枝豆さに圧倒されました。美味いけどこれは好みが分かれそうな和菓子です。
 逆に北海道で多く見る炭火居酒屋「炎」がないのは意外でした。あーとラーメン屋の数はおそらく北海道が圧倒的でしょう。カップ麺の「焼きそば弁当」はたまに見かけますがあちこちにはないですしラインナップも少ないですね。BARでおすすめの食事を聞くと、お隣の県である山形名物肉そばが宮城にも結構進出してると聞いたので、早速肉そばも食べました。これもまた手打ち感がたまらんでした。

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  • お酒ブログなのでお酒のことも書くべし
 ここでお酒ブログらしくお酒について驚いたこともいくつかお話しします。
 まず、北海道で当たり前のように見かけるクラシックビール、そしておたるワイントカップワインが中々見当たらないのが驚きでした。特にクラシックについては滅多に道外では手に入らないという話を聞いていたので「ああ、ほんとに無いもんなんだなぁ」と。
 逆にさすが宮城県と思うことも。牛タン屋さんの他にも居酒屋やホテルのビュッフェなどでは「シングルモルト宮城峡」、そしてカフェモルトとカフェグレーンをブレンドにしようした宮城県限定ウイスキーである「伊達」が飲めるのです。これはデカい。特に作並温泉にある「ゆづくしSalon一の坊」はニッカの工場が近いためか、伊達宮城峡の他にニッカカフェジンニッカカフェウォッカが飲み放題とかいうブッ壊れ最強ビュッフェを夕食に楽しむことができました。


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 (↑センダイハイボールバー。こういうニッカのバーは札幌にも多いですが他県にはあるのでしょうか?)


 そんなこんなで観光を楽しんでからいよいよ蒸溜所見学のため、見学前日に作並温泉へと向かい、泊まりました。作並温泉は宮城峡蒸溜所のすぐ近くにあります。名産品はこけしです。
 新川広瀬川に囲まれた宮城峡蒸溜所ですが、先程お話しした作並温泉のゆづくしSalon一の坊では広瀬川の方を見ながら温泉に浸かることができました。改めて本当に綺麗な川でした。底まで透き通って見えます。宮城峡をつくる自然を存分に観察することができました。

 宮城峡蒸溜所のご紹介に移りたいのですが、かなり長くなってしまったので、次回、「宮城峡蒸溜所見学(中編)」にてお会いしましょう!



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