本日のお酒はこちら!
リージェントです!
どうでもいい自分語りなのですが、私、仕事終わりって本当に脳みそが麻痺してる感じなんですよね。思考力もめちゃくちゃで、普段と違うというか2センチくらい身体も浮いてるんじゃないかって思う時あります。そんな中、夕食の食材を買うためにスーパーに寄ると売っていたんですよ。このリージェントが。酒屋でもないのに珍しいなぁと立ち止まりしばらく鑑賞。
リージェントの存在自体は知っていたのですが、特段私はアメリカンウイスキー愛好家でもないし、結構お値段するし、気になるけどスルーだなと言っていました。でも不思議なことに気づいたら私のエコバッグの中にリージェントとショップのレシートが入っていたんですよね。本当に恐ろしい体験でした。夏の終わりに怖い話。
経緯はどうあれ、結局お家にご招待したリージェント。全力で楽しみましょう。
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:バーボン
・価格:7500円前後
・定価での入手難易度:やや高い
・アルコール度数:47度
・特徴:リージェントはあのサントリーが満を持して発売したアメリカンウイスキーです。海外では免税店向けとして2019年から発売されていたようですが、2023年に日本国内でも数量限定で発売されました。そして2024年11月からは全国通年販売が開始とのこと。なんですと!
アメリカのウイスキーは世界5大ウイスキーの一つでもあり、巷ではバーボンとして親しまれています。これについては後述します。
リージェントはサントリーが代々伝わる正統派バーボンに新しい可能性を探求してできたボトルです。その正統派バーボンとは皆さまご存知ジムビーム。
ジムビーム蒸溜所の7代目マスターディスティラーのフレッドノウ氏と、サントリーの5代目チーフブレンダー福與伸二氏による激アツタッグでつくられたリージェント。ジムビームという最もポピュラーなバーボンをベースにサントリーのブレンド技術を組みこんだ面白い力作ですね。リージェントというボトル名はLegend(伝説)とAllegiance(誠実)という単語を組み合わせた造語です。
通常、バーボンとは内側をチャー(焼け焦がす)したホワイトオークの新樽を熟成に使用します。ジムビームももれなくそのようにウイスキーを熟成しますが、今回は一定期間熟成した後に、カリフォルニア産赤ワイン樽に中身を移して1年〜1年半ほど追加で熟成をします。それと同時にスパニッシュオークシェリー樽でも約1〜2年追加で熟成をします。
ホワイトオークの新樽のみで熟成した純粋な原酒ももちろん使用されていて、6年以上の長期熟成を経たものも入っているのだとか。 これらホワイトオーク樽、赤ワイン樽、シェリー樽という3種の樽を使い出来上がった原酒を、サントリーお得意のブレンド技術を駆使してリージェントというボトルに仕上げます。
何かややこしくなりましたね。つまりは正統派長期熟成バーボン+赤ワイン樽フィニッシュバーボン+シェリー樽フィニッシュバーボンということですよね。アルコール度数は47度です。
このようなワインやシェリー系の樽を熟成に使用したバーボンはちょいちょい世に出てきていて、この前エンジェルズエンヴィも試飲してきました。他にもコーヴァルから面白い樽で熟成したものを飲んでみたりと、アメリカンウイスキーも様々な挑戦があり楽しいですよね。
一応ボトルにバーボンと書いてあるので当ブログでもバーボンとして扱おうと思います。ケンタッキーストレートバーボンと呼ぶべきかについては個人の見解で分かれそうなポイントかもですね。
液色はかなり濃い赤褐色。ダークな感じがそそられますね。
リージェントはスワリングをして香りを味わうということをオススメしています。ホームページにも載っていますが、ボルドータイプのワイングラスに大きめの氷を入れ、そこにリージェントを注ぎスワリング(グラスの中の液体を反時計回りにクルクルと回すイメージ)します。そして氷を取り出していただきます。この飲み方もしましたが(100均のワイングラスでですが)確かにより甘さやそれぞれの樽のイメージを捉えやすくなり、バーボンらしい渋さやクセは抑えられパンチは控えめになりながらも飲みやすさが増します。これは万人ウケしそう!普通にロックで飲むのも上記に似たような印象で美味いですよ。
ちなみにトワイスアップにすると樽由来の木香が今度は心地良く前面に出てきます。お味は独特の甘味と渋味。これはバーボンの接着剤っぽい渋さというよりブドウの渋さですね。
元々ガツンとしたバーボンハイボールではありますが、あえて濃いめに作ることで個性をより楽しめる芳醇なハイボールができますよ。
香り:★★★★☆☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★★★☆☆
面白さ:★★★★★★
デザイン:★★★★☆☆
コスパ:★★★★☆☆
宅飲みオススメ度:普通
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:面白い!見事に融合してますよ。
下調べしたからそういう気分になっているのかなとか、最初は穿った見方をしていましたが、やっぱり芳醇な赤ワイン感はどっしりと感じられますね。このコンセプトが気になって購入を迷っている人は手に取ってみて良いと思います。
また、この大手の安心感のもとで、こういう面白美味しいバーボンを楽しめることを考えると価格設定も悪くないように思えてしまいます。中々に高級酒なんですけどね。手が伸びちゃいますよね、、。
オススメの飲み方は、まずストレート。あとは公式がオススメしていた氷を入れてスワリングのやつです。冷やしたりロックにして飲むことが得意ではない私でも、これはロックとの相性抜群だなと感じるほどです。もちろん加水もgood。
リージェントはサントリーのウイスキーなのに意外と話題に上がることが少ない印象なのですが、どうでしょう。
ただ、今年の11月26日から普通に店頭に並ぶとのことなので、より多くの人がリージェントを飲んで色々なことを感じたり共有したりするのかなぁ〜と思うと何だかワクワクしちゃいますね。
良い経験にもなったので今後もオモシロアメリカンウイスキーを色々試してみたいです。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
リージェントです!
どうでもいい自分語りなのですが、私、仕事終わりって本当に脳みそが麻痺してる感じなんですよね。思考力もめちゃくちゃで、普段と違うというか2センチくらい身体も浮いてるんじゃないかって思う時あります。そんな中、夕食の食材を買うためにスーパーに寄ると売っていたんですよ。このリージェントが。酒屋でもないのに珍しいなぁと立ち止まりしばらく鑑賞。
リージェントの存在自体は知っていたのですが、特段私はアメリカンウイスキー愛好家でもないし、結構お値段するし、気になるけどスルーだなと言っていました。でも不思議なことに気づいたら私のエコバッグの中にリージェントとショップのレシートが入っていたんですよね。本当に恐ろしい体験でした。夏の終わりに怖い話。
経緯はどうあれ、結局お家にご招待したリージェント。全力で楽しみましょう。
- リージェントの概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:バーボン
・価格:7500円前後
・定価での入手難易度:やや高い
・アルコール度数:47度
・特徴:リージェントはあのサントリーが満を持して発売したアメリカンウイスキーです。海外では免税店向けとして2019年から発売されていたようですが、2023年に日本国内でも数量限定で発売されました。そして2024年11月からは全国通年販売が開始とのこと。なんですと!
アメリカのウイスキーは世界5大ウイスキーの一つでもあり、巷ではバーボンとして親しまれています。これについては後述します。
リージェントはサントリーが代々伝わる正統派バーボンに新しい可能性を探求してできたボトルです。その正統派バーボンとは皆さまご存知ジムビーム。
ジムビーム蒸溜所の7代目マスターディスティラーのフレッドノウ氏と、サントリーの5代目チーフブレンダー福與伸二氏による激アツタッグでつくられたリージェント。ジムビームという最もポピュラーなバーボンをベースにサントリーのブレンド技術を組みこんだ面白い力作ですね。リージェントというボトル名はLegend(伝説)とAllegiance(誠実)という単語を組み合わせた造語です。
通常、バーボンとは内側をチャー(焼け焦がす)したホワイトオークの新樽を熟成に使用します。ジムビームももれなくそのようにウイスキーを熟成しますが、今回は一定期間熟成した後に、カリフォルニア産赤ワイン樽に中身を移して1年〜1年半ほど追加で熟成をします。それと同時にスパニッシュオークシェリー樽でも約1〜2年追加で熟成をします。
ホワイトオークの新樽のみで熟成した純粋な原酒ももちろん使用されていて、6年以上の長期熟成を経たものも入っているのだとか。 これらホワイトオーク樽、赤ワイン樽、シェリー樽という3種の樽を使い出来上がった原酒を、サントリーお得意のブレンド技術を駆使してリージェントというボトルに仕上げます。
何かややこしくなりましたね。つまりは正統派長期熟成バーボン+赤ワイン樽フィニッシュバーボン+シェリー樽フィニッシュバーボンということですよね。アルコール度数は47度です。
このようなワインやシェリー系の樽を熟成に使用したバーボンはちょいちょい世に出てきていて、この前エンジェルズエンヴィも試飲してきました。他にもコーヴァルから面白い樽で熟成したものを飲んでみたりと、アメリカンウイスキーも様々な挑戦があり楽しいですよね。
一応ボトルにバーボンと書いてあるので当ブログでもバーボンとして扱おうと思います。ケンタッキーストレートバーボンと呼ぶべきかについては個人の見解で分かれそうなポイントかもですね。
- リージェント 実飲
液色はかなり濃い赤褐色。ダークな感じがそそられますね。
- リージェントの香り
- リージェントの味
リージェントはスワリングをして香りを味わうということをオススメしています。ホームページにも載っていますが、ボルドータイプのワイングラスに大きめの氷を入れ、そこにリージェントを注ぎスワリング(グラスの中の液体を反時計回りにクルクルと回すイメージ)します。そして氷を取り出していただきます。この飲み方もしましたが(100均のワイングラスでですが)確かにより甘さやそれぞれの樽のイメージを捉えやすくなり、バーボンらしい渋さやクセは抑えられパンチは控えめになりながらも飲みやすさが増します。これは万人ウケしそう!普通にロックで飲むのも上記に似たような印象で美味いですよ。
ちなみにトワイスアップにすると樽由来の木香が今度は心地良く前面に出てきます。お味は独特の甘味と渋味。これはバーボンの接着剤っぽい渋さというよりブドウの渋さですね。
- リージェントハイボール
元々ガツンとしたバーボンハイボールではありますが、あえて濃いめに作ることで個性をより楽しめる芳醇なハイボールができますよ。
- リージェントの感想
香り:★★★★☆☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★★★☆☆
面白さ:★★★★★★
デザイン:★★★★☆☆
コスパ:★★★★☆☆
宅飲みオススメ度:普通
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:面白い!見事に融合してますよ。
- 感想
下調べしたからそういう気分になっているのかなとか、最初は穿った見方をしていましたが、やっぱり芳醇な赤ワイン感はどっしりと感じられますね。このコンセプトが気になって購入を迷っている人は手に取ってみて良いと思います。
また、この大手の安心感のもとで、こういう面白美味しいバーボンを楽しめることを考えると価格設定も悪くないように思えてしまいます。中々に高級酒なんですけどね。手が伸びちゃいますよね、、。
オススメの飲み方は、まずストレート。あとは公式がオススメしていた氷を入れてスワリングのやつです。冷やしたりロックにして飲むことが得意ではない私でも、これはロックとの相性抜群だなと感じるほどです。もちろん加水もgood。
リージェントはサントリーのウイスキーなのに意外と話題に上がることが少ない印象なのですが、どうでしょう。
ただ、今年の11月26日から普通に店頭に並ぶとのことなので、より多くの人がリージェントを飲んで色々なことを感じたり共有したりするのかなぁ〜と思うと何だかワクワクしちゃいますね。
良い経験にもなったので今後もオモシロアメリカンウイスキーを色々試してみたいです。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
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