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アードベッグ
飲み方はとりあえずストレートを試してから皆様お好みで。特にどんな飲み方でも外さないでしょう。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
アードベッグ
ビザーベキューです!
この前、外で試飲した時に惚れちゃったウイスキーです。探すとBARでも中々見かけないボトルだったのでその後飲み直すこともできず、あの味わいが気になって気になって昼しか眠れませんでした。
ということで、お給料日に購入。外で立ちながら飲むのと、BARなどお店で飲むのと、お家でじっくり飲むのと。飲む状況でも結構印象変わることもありますよね。私が1番重要視しているのは、このブログのコンセプトでもある家飲みの場です。果たしてあの時の素晴らしい印象は、家でじっくり飲んでも変わらないものなのか。よだれ垂らしながら確かめましょう。
- アードベッグ
ビザーベキューの概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー
・価格:25000円前後
(定価の場合は税込12100円)
・定価での入手難易度:高い
・アルコール度数:50.9度
・特徴:アードベッグはアードベッグ蒸溜所で作られるシングルモルトウイスキーです。今回ご紹介するビザーベキューはアードベッグコミッティー向けに数量限定発売されたボトルです。
アードベッグ蒸溜所はスコットランドのアイラ島にあります。1815年創業とかなり古くから建つ蒸溜所ですが、オーナーが色々変わったりで経営難に陥り1981年に生産を停止しました。その後も稼働と停止を繰り返し、ようやく安定して復活稼働できたのは1997年のことでした。現在はモエヘネシーディアジオ社の傘下で経営しています。
アイラ島でつくられるウイスキーはピートを効かせたものが多く、クサイといわれたり上級者向けみたいに言われるので敬遠されることもあります。特にアードベッグは、全てのウイスキーの中でもトップクラスにそういう匂いが強いウイスキーなので、あまりウイスキーを飲まない人でも聞いたことがあるかもですね。
詳しくは、過去に「アードベッグ」をいくつかご紹介していますので、それらの記事をご覧ください。(全く知らない聞いたこともないという方は「アードベッグTEN」の記事をどうぞ)
今回ご紹介するアードベッグビザーベキューは、アードベッグコミッティというファンクラブのような会の会員向けに発売された数量限定品です。2023年7月に発売されたもので今回のテーマはバーベキューです。私も最初どゆこと!?と思いましたよ。
アードベッグの最高責任者であるビル・ラムズテン博士と、バーベキュー界の第一人者「DJ BBQ」と呼ばれるクリスチャン・スティーブンソン氏とのコラボで実現したボトルです。クリスチャンスティーブンソン氏はライブファイヤーシェフとして火を使った料理をメインに手がけています。著書やYouTubeチャンネルもあり、人気料理YouTuberであるジェイミーオリバー氏(現在登録者数597万人‼︎)のチャンネルでもレギュラー出演をしています。
ウイスキーとバーベキューの持つスモーキーさを合わせて、グリル料理に合うアードベッグをということでつくられました。
ウイスキーとバーベキュー。風味を出すための共通点は「火」であり、今回のテーマとなっています。それに合わせて今回のアードベッグビザーベキューは特別な樽を熟成に使用しています。
2回念入りにチャーリング(樽の内側を焼き焦がす工程)したバーボン樽、ペドロヒメネスシェリー樽を使用。更に謎多きアードベッグ機密のBBQ樽という樽も使われています。これは旧式の火鉢を用いてチャーリングをした樽で、炭火でのチャーを行っているとも囁かれています。アルコール度数は50.9度で冷却濾過を行わないノンチルフィルタードです。
名前のビザーベキューとは「奇妙な、風変わりな、型破りな」などの意味のBizarreという単語とBBQをかけ合わせた造語です。奇妙なバーベキュー、型破りなバーベキュー。面白そうですね。いただきます!
- アードベッグ
ビザーベキュー 実飲
毎度アードベッグの限定品ラベルは遊び心や独特のセンスがあって面白いですよね。色は他のアードベッグに比べて濃く見えますが、、、。
- アードベッグ ビザーベキューの香り
- アードベッグ ビザーベキューの味
チョコレートの甘さとコクとビターはさも当然かのようにありますが、その中でも甘さが強いですね。そこからやはり焼き目をつけたようなパイン。野菜や果物を多く使った焼肉のタレ、焼きすぎてススが少しついてしまったベーコン、炭のビター。うわっ、なんだこりゃ本当にバーベキューイメージできる。旨しょっぱさ。最初にチョコがきていましたが、余韻にもチョコは残ります。パインが薄れゆく中またチョコが出てきたような感じです。刺激は並程度で50度を超えていますが飲みづらい刺激はありません。
加水をしていくとフルーツが分かりやすくなりますが、同時にタレ感も増すのでやはりバーベキューです。心地よいスパイスやガラナのような空気も漂います。刺激はティースプーン2杯分くらいの加水でも鎮まります。
ロックもなかなかに面白いですね。でもこちらはカカオを感じるような味わいで、若干路線が変わりつつも良い味出してました。
シェリー樽繋がりでウーガダールと飲み比べてましたが方向性は全然違うので別々に楽しむことにしました。ただ!トワイスアップ以上の加水をすると独特の蝋燭やベリーの香り、フルーティーが増した味わいでどこか共通点を感じることもできなくはないです。どうしてもバーベキューに寄せる感想を言うならビザーベキューはメイン、ウーガダールはサラダな印象。意味不明って言われても仕方ないとは思いますが、、、(涙)。勢いで書いてます、、。ただそれほどまでにミーティー。肉にくしいということなのです。
- アードベッグBBQハイボール
- アードベッグ
ビザーベキューの感想
香り:★★★★★☆
味:★★★★★★
ハイボール:★★★★★☆
面白さ:★★★★★★
デザイン:★★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆☆
(定価の場合は★★★★★☆)
宅飲みオススメ度:かなり高い
総合点:★★★★★☆
カイ太郎コメント:ウマッ!飲むBBQ!
- 感想
価格については定価だと1万円台前半で高級酒として考えてもバッチリサイコーなのですが、限定品で中々お目にかかれないのが本当に残念です。
飲み疲れるタイプのお酒で、人は選ぶかもしれませんが、複雑さもあり完成度は高いと思います。バーベキューに合わせて飲むようにと公式からは紹介されていますが、私はバーベキューに合うというより、このウイスキー自体がバーベキューなので、一度は室内でじっくり向き合って飲む方が良いんじゃないかな〜とか思っています。もちろん自由に皆様飲みましょう。
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