本日のお酒はこちら!
ザ・マッカラン
話がそれました。ザ・マッカラン蒸溜所はスコットランドの「スペイサイド地方」と呼ばれる地域にあります。昔、スペイサイド地方はハイランド地方の一区域と見なされていたためマッカランのラベルにはハイランドモルトと書かれています。
創業は1824年で、ハイランドではグレンリヴェットに次ぐ政府公認第2号の老舗蒸溜所でもあります。
色々お話ししたいことは在りますが、過去に「ザ・マッカラン」はいくつかご紹介してきましたので是非それらをご覧ください。
ザ・マッカラン
ハーモニーコレクション
インテンス アラビカです!
結構前に開封して途中まで記事を書いていたのですが、投稿のタイミングを逃していました。
私、マッカラン(現行品)で感動してウイスキーにハマっていったので思い入れのある銘柄なんですよね。ただ、元々高級酒なのに更に値上げ&値上げでまた近いうちに上がるらしいですよね。どこまで一体上がるのか、、。
本当は色々なマッカランを試してみたいのですが、私にはそれができるほどの余裕がないので、迷いに迷った挙句、どうしても気になったこちらを購入しました。何だか久々にマッカランを飲む気がします。ワクワクです。
少し名前が長いので「ザ・マッカラン インテンスアラビカ」と以降表記しますね。
- ザ・マッカラン
インテンス アラビカの概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー
・価格:30000円前後
・定価での入手難易度:やや高
・アルコール度数:44度
・特徴:ザ・マッカランはシングルモルトスコッチを代表する高級ブランドとして有名です。百貨店ハロッズ発行のウイスキー読本では「シングルモルトのロールスロイス」と評されたことも有名で、今でもマッカランの紹介文に大体書いているフレーズです。ただ余談ですが「ロールスロイスって何?」となる人が結構多く、そもそもそこから説明しなければならない場面もしばしばですね(分からない人はロールスロイスで画像検索!車に詳しくなくてもなんか凄いと思うでしょう)。
話がそれました。ザ・マッカラン蒸溜所はスコットランドの「スペイサイド地方」と呼ばれる地域にあります。昔、スペイサイド地方はハイランド地方の一区域と見なされていたためマッカランのラベルにはハイランドモルトと書かれています。
創業は1824年で、ハイランドではグレンリヴェットに次ぐ政府公認第2号の老舗蒸溜所でもあります。
色々お話ししたいことは在りますが、過去に「ザ・マッカラン」はいくつかご紹介してきましたので是非それらをご覧ください。
、、、これって、、、コピペですよ?そうだよ(便乗)。
バレちゃったかもですが、ここまでは今までのマッカランの説明です。
ではハーモニーコレクションについて触れていきましょう。このシリーズは「自然と調和しながら生きる」という願いを込めてつくられ、枠組みを超えたコラボレーションをするシリーズです。こういう他のジャンルからインスピレーションを受けて〜みたいなシリーズはアードベッグやグレンモーレンジィなど様々な大手蒸溜所で最近つくられていますよね。
今回のインテンスアラビカは、そんなハーモニーコレクションの第2弾で発売された商品です。コーヒーの深い味わいにインスピレーションを受け開発されました。再生可能という「サステナビリティ」もテーマにしているため、パッケージはコーヒー豆の廃材をリサイクルしたものが使用されています。世界のコーヒー専門家の協力を得て、コーヒーやカプチーノ、ティラミスなどの味わいを表現しているとのこと。
ヨーロピアンオークやアメリカンオークのシェリー樽原酒の中でコーヒーの味わいを感じられるものを厳選しヴァッティングしています。
本商品登場時にはサントリー主催でマッカランインテンスアラビカと特製コーヒーのペアリングをしてコーヒーとウイスキーの共通点を探るという試飲イベントが開催されていました。
ちなみにハーモニーコレクション第1弾は2022年5月に発売されたザ・マッカラン リッチカカオで、チョコレートとのコラボレーションが楽しめるマッカランとして登場しました。欲しいなあと思っていたらタイミングを逃しました。
第3段は自然の草原からインスパイアされたザ・マッカラン アンバーメドウ。
2024年11月現在までには第4弾であるザ・マッカラン ヴァイブレントオークが発売されています。こちらはエンターテイナーグループである「シルク・ドゥ・ソレイユ」とのコラボレーションボトルで、アメリカンオーク樽熟成の原酒をメインにクラシカルな味わいを表現したとのこと。今後もハーモニーコレクションは色々と面白そうな商品が続きそうですね。
- ザ・マッカラン
インテンス アラビカ 実飲
先述したリサイクルラベルは普通のラベルに比べてザラザラとした手触りです。赤い色合いのデザインは生のコーヒー豆をイメージしたそうです。
話は逸れるのですが、少し前に「スコッチをハイボールにするなら?人気ランキングTOP○○」みたいなネットニュースの記事がありました。それを見てみると第2位にマッカランと書いていました。ホントォ?結構マッカランのハイボールってメジャーなんですかね、、、。
すみません脱線しました。いただきますガブガブ。
お、これは、、良いかもしれない。香りからはビターな予感を感じさせられますが、お味はまろやかな甘さがあります。ティラミスやコーヒー牛乳、カカオパウダーを少し、、、な感じでコーヒー要素が意外とハイボールでも主張しているのが驚きでした。
光の当たり方や残量、ボトルの形の違いなどはありますが一応比較して見ます。写真右から順にマッカラン18年、マッカランアラビカ、マッカラン12年、マッカラン12年トリプルカスクです。このように比較すると今回のアラビカはオレンジ色っぽい液色に見えますね。
- ザ・マッカラン
インテンス アラビカの香り
マッカランといえばなレーズン、熟したオレンジ、カカオの酸味が纏うチョコレート。この酸味が何だか浅煎りコーヒーって感じですね。でも先程のフルーティー由来の香りが強いので特別コーヒーの酸っぱさかと問われると微かな印象です。木の食器棚。これは名前からの思い込みですが、なんだか祖母の家のコーヒーカップとかが入ってた大きくて古い木の食器棚を開けた時を思い出しました。って感じに樽の香りも楽しめます。
特筆すべきは凝縮されたかのような熟したオレンジのパーツです。
- ザ・マッカラン
インテンス アラビカの味
最初に一瞬甘さ強めのティラミスが確かによぎりますね。その後に定番のレーズン、オレンジピール、チョコレートのコクと酸味。年季の入った樽香りがふわり。硫黄臭さとかゴムっぽさは他のラインナップと比較してもそんなに感じませんね。アルコール刺激も気になりません。
このウイスキーは口で揉んでいると3秒、5秒、7秒、みたいに僅かな間隔を空けながら何かしらの味わいがパッ、パッと浮かび上がってくる面白さがありますね。あ、こんな酸味あるんだと思ったら、次は、あ、マッカランらしいどっしりレーズンちゃんときたなと思ったら、更に、あ、このビター確かにコーヒー味のビターなケーキみたいは意外と深い苦味あるな、、、などなど。そうして味を頑張って追っていたら飲み込んでしまうので非常に表現の難しい味わいでした。
で、飲み込んだ後に来る余韻がこのボトルのタイトルを回収するかなと思います。とても心地よいビターなんですよね、軽すぎもせず疲れるほどねちっこくもない感覚。それもマッカランということを忘れさせない重厚なフルーツの香りを程よく漂わせながら。これは素直に良いなあと思いました。
加水をスプーン1杯くらいすると、オレンジのような香りが更に強く現れました。味わいも柔らかになりこちらは万人受けしそうですね。トワイスアップくらいにするとややチェリーやキャラメルなどの要素も追加されますが、何だか他のお酒になってしまったかのような錯覚に陥ります。加水は慎重にするのがオススメです。
ロックにすると今度はビターさが増して、よりコーヒーというテーマには寄り添ったものになりました。ストレートとロックをそれぞれ試してみて自分の好みを考えるのが吉だと個人的には思うボトルでした。
- マッカラン アラビカハイボール
話は逸れるのですが、少し前に「スコッチをハイボールにするなら?人気ランキングTOP○○」みたいなネットニュースの記事がありました。それを見てみると第2位にマッカランと書いていました。ホントォ?結構マッカランのハイボールってメジャーなんですかね、、、。
すみません脱線しました。いただきますガブガブ。
お、これは、、良いかもしれない。香りからはビターな予感を感じさせられますが、お味はまろやかな甘さがあります。ティラミスやコーヒー牛乳、カカオパウダーを少し、、、な感じでコーヒー要素が意外とハイボールでも主張しているのが驚きでした。
- おまけ
- ザ・マッカラン
インテンス アラビカの感想
香り:★★★★☆☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★★★☆☆
面白さ:★★★★★☆
デザイン:★★★★★☆
コスパ:★★☆☆☆☆
宅飲みオススメ度:普通
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:おや?となる、こういうマッカランも乙ですね。
- 感想
私はベーシックなマッカランしかあまり飲んだことがありませんが、さすがアラビカというタイトルなだけにコーヒーっぽい余韻のビターと酸味は特徴的だと感じます。仮にタイトルからの思い込みだとしても、それすら楽しいなって思える1杯です。
バーボン樽系のマッカランともまた違う爽やかさや甘さなので個人的には結構お気に入りです。そういうタイプだからか、意外とハイボールにしても、ちゃんと甘いのに美味いハイボールになりました。これもまた驚きです。ただしまずはストレートでチビチビというのが王道の愉しみ方でしょう。
価格ですが、定価38500円。たかっ、、。でも珍しく今のところは定価より安く手に入るマッカランなんですよねこのアラビカ。人気ないのかな?とかそういうことは考えないようにしましょう。