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アルケミストです!

 ロマンチックなボトルとして有名なジンですが、なかなか高級なため手が出せずにいました。しかし最近、ジンにもどんどん興味を持ち始めたのでつい手を伸ばしてしまいました。すごい形の蓋ですがどうやって開けるのだろうとハラハラしながらいざ開封!


  • アルケミストの概要

・種類:ジン

・カテゴリー:ドライジン

・価格:6500円前後

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:40度

・特徴:アルケミストは、スペインのアルケミスト社がつくるプレミアムジンです。

 久々にジンのご紹介です。ジンとはそもそもなんぞという方は、ぜひ過去の「ジン」もご覧ください。最近は面白いボタニカルを使うクラフトジンが増えてきましたね。今はウイスキーの蒸溜所がたくさん建ってきていますが、ウイスキーは最低3年以上の樽熟成をしないといけないので、それまでの期間の繋ぎの商品としてウォッカやジンをつくることがしばしばあります。しかしそのジンから蒸溜所への興味を持つことが多いので、ウイスキー蒸溜所はジン作りも本気で取り組んでいる所が多いですね。
 アルケミストは今回ご紹介するジンのみ1種を販売しているようです。

 製法には面白い特徴があります。ベーススピリッツの製造は錬金術で使われていたというアランビック蒸溜器3回蒸留をします。また、年に12回、スペインが満月の夜にだけ蒸留され生産されるというロマンチックなこだわりがあります。これがどう味わいに作用するかは分かりませんが、そう紹介されると面白いなあとはなりますよね。月の引力で潮の満ち引きができたり、月が人の体調に何らかの影響を与えるなんて説があったり。月というものは神秘的なものです。
 ボタニカルは21種とかなり幅広く多様な使用されています。特筆すべきはマスカットです。他、オレンジピールレモンピールセージコリアンダーカモミール等々。葡萄とか絶対ジンに合うじゃないですか。
 アルコール度数は40度。では色々試していきましょう。


  • アルケミスト 実飲
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 月みたいな蓋が特徴的なオシャレデザインです。さすがジンですね。ただこの蓋結構黄色い部分だけバカッと取れたりと壊れやすい一面もあります。お気をつけください。

  • アルケミストの香り
 スッキリとした白葡萄やレモンのフルーティーさがちゃんと香りますね。微かにミントのような爽やか緑も感じられる心地よい印象です。

  • アルケミストの味
 より若葉のようなニュアンスが強く、香りより更にスッキリとした印象ですね。ただ薄いとか水っぽいとかではなく、透き通るようなイメージの純粋なボタニカルを体感できます。白葡萄が結構活かされていますね。

  • アルケミストのオススメカクテル
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・ジントニック
​ シンプルにジントニックがサイコーです。柑橘類を入れなくても溢れんばかりのジューシーさがとても強く感じることができます。このジンを飲むなら必須級の飲み方です。


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・ネグローニ
 アルケミストとスウィートベルモット、カンパリをそれぞれ20mlずつ注ぎステアでつくるカクテルです。オレンジスライスを添えるのが基本ですが、添えたバージョンの写真を撮るのを忘れていました。ないバージョンでも美味しいので大丈夫です!
 特有のフルーティーがネグローニにより爽やかさをプラスしてくれます。これは庭とかで飲んだら気持ちいいだろうなぁ〜アパートだから庭ないけど、、、。


  • アルケミストの感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★☆☆

カクテル:★★★★★★

面白さ:★★★★☆☆

デザイン:★★★★★☆

コスパ:★★☆☆☆☆

宅飲みオススメ度:普通

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:ジューシー爆発ジントニック。

  • 感想
 ジンの中でも高っ!となる価格帯なのですが、ジントニックした時は「あ、買って良かったかもな」と思うことができました。それほどまでにジューシーなジントニックなのです。
 トニックに限らずあらゆるカクテルに爽やかなフルーティーさをつけてくれます。ロックで飲むのも乙ですね。ただし気軽に試すことができないのが辛い絶妙なジンだと思っています。
 マスカットがボタニカルと聞いて特に興味を持ちましたが、ジーヴァインなどもブドウをボタニカルにしているので色々他のジンも挑戦してみたいなと思わせられる良い機会になりました。柑橘系のジューシーを爆裂に感じたい方はぜひ外でも家でもアルケミストジントニックを飲んでみてください。






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