本日のお酒はこちら!
アマハガン
香りも味も程よく酸味があってスッキリします。アセロラドリンクを思う香味、余韻にかけて葡萄、そしてレーズン、麦芽の香ばしさなどへシフトしていきます。干し葡萄や穀物由来の甘さが案外長くほのかに余韻が続くので、第一印象から爽快なイメージがありましたが、一口一口大事に飲みたくなるハイボールですね。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
アマハガン
ワールドモルトエディション
ヴィノデパゴです!
こちらは去年購入したボトルなのですが、今でもちょいちょい見かけるアマハガンです。ワイン樽のウイスキーを色々飲んでみたいな〜と思いながら酒屋にフラリと寄った時に見つけました。ちょうど発売したてだったのでその場で調べましたが何とも興味深いコンセプトでした。しかもこのデザインにこの液色。視覚から飲みたくなってしまうウイスキーでした。ズルいね!
ちょっと名前が長いのでアマハガンヴィノデパゴと略してご紹介いたします。
- アマハガン
ヴィノデパゴの概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:ブレンデッドモルト ジャパニーズウイスキー
・価格:8000円前後
・定価での入手難易度:普通
・アルコール度数:
・特徴:アマハガンは滋賀県長浜市にある長濱蒸溜所でつくられるウイスキーです。
長濱蒸溜所は2016年に元々ビール工場であった長濱浪漫ビールにウイスキー製造設備を整えて生産を開始しました。現在ではウイスキーに重点を置きつつもビールと同時に製造を行っています。解説前にスタッフが見学等にスコットランドへ渡った時、スコットランド内で新しくもあり小規模のエデンミル蒸溜所やストラスアーン蒸溜所から特に影響を受けたと言われています。
特にウイスキーづくりではあまり使用しない小さなポットスチル(蒸留器)を使用している点を参考にし、上記の蒸溜所が使用しているポットスチルと同じ製造会社に長濱蒸溜所も作成を依頼し導入したとのこと。小さな銅器と銅器を細いラインアームで繋ぐようにつくられるこの長濱蒸溜所で使われているような蒸留器をアランビック型と呼ぶそうですよ。
これら小規模の設備から日本最小の蒸溜所とも呼ばれています。
長濱蒸溜所はシングルモルトである「シングルモルト長濱」シリーズや、ワールドブレンデッドの「INAZUMA」シリーズなどが人気も高く話題となっていますが、今回ご紹介するボトルは「アマハガン」というこれまた長濱蒸溜所の看板シリーズです。ナガハマをアルファベットにして逆さから読んだらアマハガンですね。
アマハガンは海外のモルト原酒をベースに、長濱蒸溜所のモルト原酒をブレンドして作られるブレンデッドモルトと呼ばれるジャンルです。長濱蒸溜所ではイギリス製造のモルトを輸入しノンピートかモルトとヘビリーピーテッドモルトをまぜて調整しています。仕込み水は歴史的にも有名な伊吹山の雪解け水を使用。長濱浪漫のビールのお隣で発酵などが進められます。
他、「アマハガン」シリーズもご紹介したことがあるので、タグをご参照ください。
今回ご紹介するアマハガンヴィノデパゴは、2024年4月に5000本の数量限定で発売されました。ヴィノ・デ・パゴとは、スペインの最高位に格付けされたワインに与えられる称号のようなものです。
本ボトルは、アマハガンのエディションNo.1の原酒をベースにAzai Factoryでスペインワインであるヴィノデパゴ赤ワイン樽で約2年間の追加熟成をしました。
アルコール度数は他アマハガンシリーズと同じ47度です。
- アマハガン
ヴィノデパゴ 実飲
- アマハガン ヴィノデパゴの香り
- アマハガン ヴィノデパゴの味
少し加水をするとよりビターさが増しますね。人を選びそうですが私はそこまで苦手じゃないビターです。葡萄の種を噛んだようなというか、、。更に加水を続けるとドライな印象。うーん?ちょっと辛さは残ります。
- アマハガンヴィノデパゴハイボール
香りも味も程よく酸味があってスッキリします。アセロラドリンクを思う香味、余韻にかけて葡萄、そしてレーズン、麦芽の香ばしさなどへシフトしていきます。干し葡萄や穀物由来の甘さが案外長くほのかに余韻が続くので、第一印象から爽快なイメージがありましたが、一口一口大事に飲みたくなるハイボールですね。
- アマハガン
ヴィノデパゴの感想
香り:★★★★☆☆
味:★★★★☆☆
ハイボール:★★★★☆☆
面白さ:★★★★★☆
デザイン:★★★★★☆
コスパ:★★★☆☆☆
宅飲みオススメ度:普通
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:こういうツンとした酸味もたまに補充したくなりますよね。
- 感想
まだ水割りやお湯割りは試していないですが、飲み方は自由に楽しめると思います。
限定品らしいですが、まだ普通に酒屋に置いていたりと定価で手に入る状態です。じっくり購入を検討する時間はありそうです。アマハガンファンの方はかなり気になるボトルでしょう。
そしてワインが好きな方、ワイン樽のウイスキーをどんどん冒険したいと言う方にも、このインパクトあるワインくささのアマハガンいかがでしょうか?
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
コメント