本日のお酒はこちら!

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ジーニアスです!

 お世話になってる人に何かプレゼントをと思っていたら、その人はジンが好きだと耳にしたのでプレゼント用に購入しました。とは言っても自分が飲んだことのないお酒を人にプレゼントするのはかなり博打だと思って、結局2本購入し、1本はこちらでご紹介することになりました。さてさて、喜んでもらえそうかな?


  • ジーニアスの概要


・種類:ジン

・カテゴリー:ドライジン

・価格:4500円前後(500ml)

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:50度

・特徴:ジーニアスジンは、ベルギースピリッツバイデザイン社がつくるジンです。

 スピリッツバイデザイン社はアウトライフェという小さな町にあります。ワイン講師ソムリエでもあるティムヴェイ氏を中心に、2015年に設立し、様々なお酒をつくっています。モットーはハンドクラフト・少量生産・高品質とのこと。

 ジーニアスは、そこのラインナップ中でもかなりの高評価であり有名なボトルのようで、私も雑誌で紹介されているのを見て知りました。
 東京ウイスキー&スピリッツコンペティション2024では金賞に輝き、洋酒ワールドジン部門のベストオブベストに選ばれています。

 使用されているボタニカルは公開していて、結構変わり種も多いです。ジュニパーベリーラベンダーローリエブラックペッパーアンジェリカピンクグレープフルーツライムで、特にローリエは蒸溜所の庭で栽培しているものを使っています。
 アルコール度数は50度とジンの中ではかなり高めな印象。では試していきましょう。


  • ジーニアス 実飲
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 ジーニアス(天才的)な体験を!という意味が名前に込められているそうです。ボタニカルの絵が書いてあるのはオシャレですよね。内容量は500mlですのでお気をつけください。

  • ジーニアスの香り
 やはり自慢の月桂樹が効いていますね。フルーティーさよりハーブ感の方が主体にきます。

  • ジーニアスの味
 イタリアの家庭料理みたいな第一印象。苦味と酸味と強い香り。バジルやローリエ感がやはり強く喉の奥まで行き渡ります。しかし、ワンテンポ遅れてピンクグレープフルーツのジューシーな果汁感が全体を包んでくれるので飲みづらさはないです。
 そのままロックにしても十分美味しく飲めます。
  • ジーニアスのオススメカクテル
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ジーニアスソーダ
 こういう香味が強いジンは、まずソーダで様子見をするのがベターだと思います。かなりハーブの香りが立ちクセのあるジンソーダが楽しめます。木や葉のニュアンスが強くシトラスは程よく。ハーブティーのような味わいが好きな人にオススメです。

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ジーニアストニック
 これは試さないとですね。ジーニアスの本領発揮です。これまで少し隠れ気味だったピンクグレープフルーツが覚醒します。先程のハーブと前面に出てきたジューシーが合わさって、意外と他にはない美味いジントニックができますよ。ライムじゃなくてピンクグレープフルーツを浮かべるのも良さそうですね。

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ジーニアスマティーニ
 先に言っておくと、ネグローニにしてももちろん美味いのですが、個人的にはマティーニもバッチリでした。ジーニアスのハーブ部分がベルモットと合わさって映える映える、、。マティーニを飲みたい時というよりジーニアスを飲みたい時、特に刺さるんですよねぇ。何言ってんだ私は、、、。


  • ジーニアスの感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★★☆

カクテル:★★★★★☆

面白さ:★★★★★☆

デザイン:★★★★★☆

コスパ:★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度:結構高い

総合点:★★★★★☆

カイ太郎コメント:複数の主役がそれぞれ映えてる良作。

  • 感想
 美味なジンでした!推しのローリエと、デカデカと描かれているピンクグレープフルーツが飲み方によって主張を変えたりとお互い高め合う感じが好きでした。日和らず、50度という濃さが相性良いとも思います。
 飲み方はロックでも楽しめますが、ジンを主役にするカクテルならわりかし色々イケそうです。やはりトニックが周りからは評判良かったです。
 価格は、普通ですかね。500mlなので、700ml換算しちゃうとちと高いかなぁとも感じますが、ちゃんと美味しいので致し方なし。
 ちなみに、こういう風に飲んだ上で、結局プレゼントしました。結果、非常に好評でした。やったね!






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