本日のお酒はこちら!
桜尾シェリーカスクです!
知人からオススメされました桜尾です。少し前までは、かなり入手困難ボトルっぽくて、オススメされたこともあり勢いで購入していました。最近は結構お店でも売っているのを見かけるようになりました。ジャパニーズウイスキーブームの収束なんて言われていますが、実際はどうなのでしょうかね?
今回は桜尾シリーズの中でも人気の高いシェリーカスクをいただきます!
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト ジャパニーズウイスキー
・価格:13000円前後
・定価での入手難易度:普通?
・アルコール度数:50度
・特徴:桜尾ウイスキーは、広島県廿日市市にある桜尾蒸溜所でつくられるシングルモルトシリーズです。桜尾シェリーカスクは、その名前の通りシェリー樽熟成を経て少しリッチになった桜尾です。
桜尾蒸溜所の歴史は、前身の中国醸造から数えると100年以上続きます。中国醸造は1918年に創業し、その後しばらくしてからウイスキーづくりを開始しました。1989年以降はウイスキーの製造を中止していましたが、中国醸造創業100周年を迎える2018年に、現在の桜尾蒸溜所を設立し製造を再開しました。
その3年後に満を持して、シングルモルト桜尾とシングルモルト戸河内を発売しました。
桜尾蒸溜所はポットスチルの他に、コラムスチル(連続式蒸留器)もあります。また、蒸留器内に直接蒸気を吹き込むことができる特殊な構造をしていて、つくりたい酒質に合わせてその機能を使ったり使わなかったりするのだとか。
桜尾蒸溜所は2ヶ所の熟成庫を保有していて、その土地の気候などを活かして桜尾と戸河内という2種類のシングルモルトをつくっています。戸河内の方は北側の山地にある熟成庫で、昔のトンネルをそのまま使用しているという珍しいウイスキーです。
一方、今回いただく桜尾の方は南側の瀬戸内海付近に熟成庫があり、寒暖差の激しい環境とピートを使用した個性的な味わいが特徴的です。
桜尾シェリーカスクは、スティルマンズセレクションというシリーズです。スティルマン(ウイスキー製造者)の信念を映し出すウイスキーとのことで、この桜尾はスティルマン直々に厳選した2種類のクリームシェリー樽を使って熟成された特別なボトルとなっています。
クリームシェリーって知らなかったのですが、どうやらやや甘口のオロロソシェリーに極甘口のペドロヒメネスや、場合によっては果汁などを添加して甘口に仕上げた、イギリスなどで人気のシェリーなのだとか。詳しい方いたら補足お願いします!
アルコール度数は50度としっかりしています。無着色で、冷却濾過は無しのノンチルフィルタード。裏ラベルには以下の文章が記載されています。
「数多な原酒をテイスティングしてきたスティルマンが最も状態の良いSHERRY CASKを選抜し、ブレンド。瀬戸内の穏やかな潮風をエッセンスとした、レーズンやカカオの香り、ビターな甘さとウッディーな香りの深い余韻をお楽しみください。」
それでは話題の桜尾シェリーカスクを注いでいきます。
加水をすると香りは少しフレッシュなベリーが。お味も何だかフルーティーさが豊かになりますね。余韻は焼きマシュマロのような甘さに。ちょっとやそっとの加水では刺激ビリビリのままです。
トワイスアップにすると、このスモーキーさが蝋燭のような香りにシフトします。逆にフルーティーさは収まり、ピートの旨味をメインで感じられるタイプに様変わりします。
ハイボールにするとよりスモーキーがメインに来ると言いますか、コクのある味わいです。焙煎した麦の旨味の凝縮体、微かに出汁。背景にはカシスチョコのような爽やかさが見え隠れします。
香り:★★★★☆☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★★★☆☆
面白さ:★★★★☆☆
デザイン:★★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆☆
宅飲みオススメ度:やや高い
総合点:★★★★★☆
カイ太郎コメント:この力と、独特な旨味が、、、大和魂を体現するウイスキーなのだろうか。
なんでしょう。まだ私全然詳しく分からないのですが、ミズナラ樽とかそういうのではなく、このような日本のウイスキーでたまに感じる旨味、塩味と甘味のバランス。良いところで発揮する力強さが、ジャパニーズウイスキーの魅力の1つなんだろうなと、今更ながら少しだけ理解できたような気分になりました。
かなりスモーキーで、アルコール刺激も強いため、わりかし中〜上級者向けのウイスキーではあります。価格や入手難易度もあんまり安定していないので、BARで1杯試してみて、ボトル購入を検討するのも良いですね。もうちょっと入手しやすかったら嬉しいのですが、、、。
桜尾に触れたのは久々でしたが、しっかり魅力的なウイスキーでしたね。今後も桜尾蒸溜所のつくるウイスキーは色々試していきたいです。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
桜尾シェリーカスクです!
知人からオススメされました桜尾です。少し前までは、かなり入手困難ボトルっぽくて、オススメされたこともあり勢いで購入していました。最近は結構お店でも売っているのを見かけるようになりました。ジャパニーズウイスキーブームの収束なんて言われていますが、実際はどうなのでしょうかね?
今回は桜尾シリーズの中でも人気の高いシェリーカスクをいただきます!
- 桜尾 シェリーカスクの概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト ジャパニーズウイスキー
・価格:13000円前後
・定価での入手難易度:普通?
・アルコール度数:50度
・特徴:桜尾ウイスキーは、広島県廿日市市にある桜尾蒸溜所でつくられるシングルモルトシリーズです。桜尾シェリーカスクは、その名前の通りシェリー樽熟成を経て少しリッチになった桜尾です。
桜尾蒸溜所の歴史は、前身の中国醸造から数えると100年以上続きます。中国醸造は1918年に創業し、その後しばらくしてからウイスキーづくりを開始しました。1989年以降はウイスキーの製造を中止していましたが、中国醸造創業100周年を迎える2018年に、現在の桜尾蒸溜所を設立し製造を再開しました。
その3年後に満を持して、シングルモルト桜尾とシングルモルト戸河内を発売しました。
桜尾蒸溜所はポットスチルの他に、コラムスチル(連続式蒸留器)もあります。また、蒸留器内に直接蒸気を吹き込むことができる特殊な構造をしていて、つくりたい酒質に合わせてその機能を使ったり使わなかったりするのだとか。
桜尾蒸溜所は2ヶ所の熟成庫を保有していて、その土地の気候などを活かして桜尾と戸河内という2種類のシングルモルトをつくっています。戸河内の方は北側の山地にある熟成庫で、昔のトンネルをそのまま使用しているという珍しいウイスキーです。
一方、今回いただく桜尾の方は南側の瀬戸内海付近に熟成庫があり、寒暖差の激しい環境とピートを使用した個性的な味わいが特徴的です。
桜尾シェリーカスクは、スティルマンズセレクションというシリーズです。スティルマン(ウイスキー製造者)の信念を映し出すウイスキーとのことで、この桜尾はスティルマン直々に厳選した2種類のクリームシェリー樽を使って熟成された特別なボトルとなっています。
クリームシェリーって知らなかったのですが、どうやらやや甘口のオロロソシェリーに極甘口のペドロヒメネスや、場合によっては果汁などを添加して甘口に仕上げた、イギリスなどで人気のシェリーなのだとか。詳しい方いたら補足お願いします!
アルコール度数は50度としっかりしています。無着色で、冷却濾過は無しのノンチルフィルタード。裏ラベルには以下の文章が記載されています。
「数多な原酒をテイスティングしてきたスティルマンが最も状態の良いSHERRY CASKを選抜し、ブレンド。瀬戸内の穏やかな潮風をエッセンスとした、レーズンやカカオの香り、ビターな甘さとウッディーな香りの深い余韻をお楽しみください。」
それでは話題の桜尾シェリーカスクを注いでいきます。
- 桜尾 シェリーカスク 実飲
- 桜尾 シェリーカスクの香り
- 桜尾 シェリーカスクの味
加水をすると香りは少しフレッシュなベリーが。お味も何だかフルーティーさが豊かになりますね。余韻は焼きマシュマロのような甘さに。ちょっとやそっとの加水では刺激ビリビリのままです。
トワイスアップにすると、このスモーキーさが蝋燭のような香りにシフトします。逆にフルーティーさは収まり、ピートの旨味をメインで感じられるタイプに様変わりします。
- 桜尾シェリーカスクハイボール
ハイボールにするとよりスモーキーがメインに来ると言いますか、コクのある味わいです。焙煎した麦の旨味の凝縮体、微かに出汁。背景にはカシスチョコのような爽やかさが見え隠れします。
- 桜尾 シェリーカスクの感想
香り:★★★★☆☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★★★☆☆
面白さ:★★★★☆☆
デザイン:★★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆☆
宅飲みオススメ度:やや高い
総合点:★★★★★☆
カイ太郎コメント:この力と、独特な旨味が、、、大和魂を体現するウイスキーなのだろうか。
- 感想
なんでしょう。まだ私全然詳しく分からないのですが、ミズナラ樽とかそういうのではなく、このような日本のウイスキーでたまに感じる旨味、塩味と甘味のバランス。良いところで発揮する力強さが、ジャパニーズウイスキーの魅力の1つなんだろうなと、今更ながら少しだけ理解できたような気分になりました。
かなりスモーキーで、アルコール刺激も強いため、わりかし中〜上級者向けのウイスキーではあります。価格や入手難易度もあんまり安定していないので、BARで1杯試してみて、ボトル購入を検討するのも良いですね。もうちょっと入手しやすかったら嬉しいのですが、、、。
桜尾に触れたのは久々でしたが、しっかり魅力的なウイスキーでしたね。今後も桜尾蒸溜所のつくるウイスキーは色々試していきたいです。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
コメント
コメント一覧 (2)
ビーチャーとは沖縄の方言で「酔っぱらい」っていう意味です。飲み過ぎてよく妻に叱られます・・・
ライスウイスキーなら、沖縄の久米仙酒造が造ってる「沖縄ISLANDBLUE」をぜひ飲んでもらいたい&レビューしてもらいたいです。
個人的にオススメは「カスクストレングス」です。
甘く濃厚で非常にまいう~です!
那覇空港に行くと、久米仙バーでスタンダード・8年・カスクストレングスの3種を1000円で飲み比べできるので、沖縄に来た際はぜひお試しを!
カイ太郎
が
しました