今回は北海道ウイスキー&スピリッツフェスト2025「試飲編Ⅱ」の続きとなります。
 前回はノージングコンテストなどお祭りらしいこともできました。同行者はテキーラのブースで貰ったレスラー仮面を着けて彷徨っていました。


  • アードベッグ25年
& アードベッグスモーキバース
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 アードベッグのブースに来ました。もうフェスといえばお馴染みですよね。アードベッグ25年をいただきます。同行者にも奢って乾杯しました。
 アードベッグは過去にいくつかご紹介してきました。詳しくは「こちら」からどうぞ。
 アードベッグ25年は、生産数が極めて少ない1990年代前半に蒸留された原酒も使っている最高級ラインナップです。名前の通り最低25年以上樽熟成をしています。アルコール度数は46度です。去年も一昨年もフェスで飲んでました。フェスじゃないと中々飲むことができない高級品なので、、。試飲価格は2000円でした。今年は缶バッジありませんね、、。
 メロンやレモンソルベのようなフルーティー香る爽やかさが楽しいです。長熟故のフルーティーな爽やかさでしょうか。押してしたたるようなジューシーさ。スモーキーさはありますが、クセというクセはそこまで感じません。やっぱ美味いすねぇ、、、。欲しいぜチクショウ。

 お次に飲むのは、2025年のアードベッグデイで登場したアードベッグスモーキバースです。今年のアードベッグデイのテーマは「高重力実験」。過去にアードベッグは宇宙ステーションに原酒と樽材を送って低重力下での熟成を観察したことがありますが、今回はその逆で高重力をイメージしたのだとか。
 ドラゴンボールみたいに重力を何倍にもして作ったというわけではありませんが、「ハイグラヴィティマッシュ」と呼ばれる製法がこのスモーキバースで採用されています。これは麦汁の使用量を増やし発酵時間はメーカー最長の90時間60ppmの更に強いスモーキーさを持つ麦芽を使用しています。ミドルカットの後半を使用して、バーボン樽熟成で仕上げます。毎回面白いテーマをよく考えますよね。流石アードベッグ。試飲価格は500円でした。
 飲んでみると旨みが強いですかね?肉汁、灰のついたBBQステーキ、カサついた刺激、、、。んー?美味しいアードベッグですが、重力がどうとか、他のアードベッグと比較してこうとかは試飲では分からなかったです。パンチは強くて飲みごたえはあります。


  • シングルモルト安積2025
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 笹の川酒造安積蒸溜所ブースにやってきました。今までも来ていましたが、今年は私の気合が少し違います。と言うのも、笹の川酒造発のブレンデッドウイスキー山桜をこの間飲んで気に入っちゃったのです。そんな笹の川酒造がつくるシングルモルトを改めて味わってみたいと思って楽しみにしていました。まずは今年の顔となるシングルモルト安積2025エディションをいただきます。山桜のレビューは「こちら」からどうぞ。
 安積2025は、毎年恒例のエディションシリーズです。ノンピート原酒をベースに複数種の樽で熟成したノンエイジの安積とのこと。アルコール度数は50度。試飲価格はウレシイ値!無料です。かなりザックリとした解説しかありませんが、とりあえずいただきます。
 うんうん、やっぱり爽やか洋梨系ですね。木香、明るい色合い、ドライアップル、余韻には蜜。飲むたびに「うん!おいしい!」となるタイプですね。
 正直、安積は家にないので詳細には語れませんが、久々に飲んだ時に「安積ってこういう味だよね」ってなる安心感はありました。


  • シングルモルト安積
ブルゴーニュピノノワールカスクフィニッシュ
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 個人的イチオシ見つけちゃいました。安積のプライベートカスクである、ブルゴーニュピノノワールワイン樽でフィニッシュした一品です。シングルカスクの510本限定で、ノンピート原酒ファーストフィルのバーボン樽で熟成後、ピノノワール樽で追加熟成しています。熟成期間は合わせて7年。アルコール度数は55度です。試飲価格はスリコ。300円です。
 カシス、ブルーベリー、山葡萄。電撃の刺激。野生のベリー味が稲妻の如く口を駆け巡ります。やや上級者向けかもしれませんが個人的にこういうの好きですよ!


  • DOSO GIN
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 長野県にある野沢温泉蒸溜所のブースにきました。コンビニに野沢温泉蒸溜所ジンソーダ缶がありまして、この前飲んだのですが中々に美味だったので気になっていました。
 2021年に元々缶詰工場として使われていた建物を改装して野沢温泉蒸溜所が設立しました。野沢温泉の湧き水を使い、地元のボタニカルをふんだんに使用したクラフトジンをつくっています。
 写真を撮りそびれましたが、2種飲みました。その中の1つ「IWAI GIN」は別の記事で改めてご紹介します。写真のDOSO GIN(道祖神)は、地元の祭りである「道祖神火祭り」で使用したブナの木のチップを火入れしてボタニカルとして使われます。他にはほうじ茶生姜シナモンなど冬のスパイスをブレンドしています。
 飲んでみると力強い石炭のようなニュアンス。骨太な旨味とスパイスが味わえます。この黒い色合いのデザインがピッタリです。中々に個性的ですが、力強さをクラフトジンに求める人はハマると思います。


  • グレンモーレンジィ トーキョー
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 グレンモーレンジィのブースにきました。今年は私のお気に入りであるグランドヴィンテージはありませんねぇ、、、。ただ、このトーキョーがありました。これは面白そう!
 グレンモーレンジィトーキョーは「物語シリーズ」第4弾で発売されました。察しの良い方はお気付きかもしれません。トーキョー→日本→ミズナラ樽ですね!ミズナラ樽で追加熟成されたグレンモーレンジィです。日本人なら気になる1本。日本の誇り守る将軍〜平成維新!
 冗談はさておき、物語シリーズ含め過去にグレンモーレンジィは色々レビューしていますので「こちら」からご確認ください。アルコール度数は46度。試飲価格は500円でした。
 ん、美味い。甘さがちゃんとミズナラトーキョーしてて良いです。エキゾチックスモーク漂ってます。海藻、オランジェット、鉄の蓋についたマーマレード。海外から見たイメージのクレイジーな街トーキョーらしい面白ウイスキーです。


  • タリスカーハイボール
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 お隣タリスカーのブース。今回、有料試飲は
しませんでしたが、タリスカー10年のハイボールがまるでマラソンの給水場的な感じでジャンジャン置かれてます。ご自由にどうぞ〜と。タリスカー好きには天国ですよね。サッと1杯掠め取ってガブガブ!美味い!タリスカーやっぱ好き!(タリスカーについては「こちら」から)


  • クロナキルティ
シングルポットスチル
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 クロナキルティのブースにきました。最近流行ってますね、アイリッシュウイスキーですが、有名YouTuberさんがアツく推してるとこでもあります。
 クロナキルティ蒸溜所は2019年から稼働している新しいアイルランドコーク州南部の蒸溜所です。近隣の農家で栽培された大麦を使用してつくられます。創業者自身も農家なので原料には強いこだわりがあります。シングルポットスチルウイスキーという聞き慣れないジャンルについては以前「アイリッシュウイスキー」でお話ししています。簡単におさらいすると、大麦麦芽(モルト)と未発芽の大麦を原料に単式蒸溜器で3回蒸留したものです。
 ここまで巷で流行っていたらそりゃあもう飲みたいですよ。バーボン樽オロロソシェリー樽アモンティリャードシェリー樽で熟成した原酒をヴァッティングしたシングルポットスチルのクロナキルティです。アルコール度数は46度。クロナキルティ、クロナキルティ。声に出して言いたいウイスキーです。試飲は無料。助かります!
 飲んでみると滑らかでシルキーミルキー。ささがですね。ただアッサリではなくその中に甘みがありますね。キャラメル、バニラ、かすかにバターレーズン。ただしメインはシンプルな爽やかさ。うんうん。何者も邪魔せず、飲み方も選ばない感じの偉い子ちゃんです。

 ちょっと飲みすぎちゃいました。トイレ休憩を挟んでリフレッシュしますね。続きは「試飲編Ⅳ」で!


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