今回は北海道ウイスキー&スピリッツフェスト205「試飲編Ⅳ」の続きとなります。
ウルフバーンは制覇したいですが、そう言うわけにもいかないので、滅多に飲めないようなものを探しました。ブースの人に聞いてみるとこちらをオススメいただきました。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
- ノックニーアン
クワイエットレベルズエイミー
ノックニーアン蒸溜所のブースにやってきました。ノックニーアンは2017年に創業した新しい蒸溜所で、スコットランドのハイランド地方西側の端の方にあります。創業にはキルホーマン蒸溜所やカバラン蒸溜所の設立に関わっていた大物、ジムスワン博士も携わっていました。
ノックニーアンといえば、テーマの一つにサステナビリティがありますね。持続可能性のために社会と環境を大切にするというモットーを掲げてウイスキーづくりをしています。再生可能エネルギー、リサイクルできる材料を多く利用し、ウイスキー自体の原料はスコットランド産のオーガニック大麦を100%使用しています。
過去にノックニーアンはレビューしたことがあるので「こちら」からぜひご覧ください。
今回まずいただくのはシングルモルトのノックニーアンから、クワイエットレベルズエイミーです。年に一度リリースされる「クワイエットレベルズ(静かなる反逆者の意)」シリーズで、持続可能なウイスキーづくりを追求する蒸溜所チームから1人のメンバーが樽を選抜し、ヴァッティングを行います。今回選ばれたメンバーはサステナビリティ担当責任者のエイミー氏。
樽構成はノックニーアンお馴染みのSTR樽が63%、南フランスの酒精強化ワインであるモーリーワイン樽が19%、バーボン樽が18%の割合です。エイミー氏はポートワインを愛飲していて、その味わいに近いモーリーワインの樽をチョイスしたそうです。
熟成年数の表記はありませんが、最低4年は樽熟成をしています。アルコール度数は48.5度で、試飲は無料!ありがとうございます!
柔らかな甘さ、スポンジケーキ。余韻には洋梨とレーズンの入っているよくブランデーを染み込ませたパウンドケーキ。微かに木製家具とニス。上品なデザートっぽさがノックニーアンのキャラクターにピッタリです。
- ノックニーアン
エーオン シングルカスクSTR17-115
同じくノックニーアンのシングルカスクも試してみます。STR樽のシングルカスクでカスクストレングスです。STRと先程からよく出てきますが、シェービング、トースティング、リチャーリング。つまり削って熱処理して焦がし再活性化させた樽のことを指します。今回はスペインのリオハ産テンプラニーニョ赤ワイン樽にSTR加工を施したもので6年半熟成しています。アルコール度数は59度で、こちらも試飲は無料!ウレシイ...ウレシイ...
濃密な口当たり。密な蜜ですね。レーズンや煮詰めた赤いベリーたち。デザートに垂らしたくなる一品。こんだけ濃くてもやっぱノックニーアン。洒落た味わいなんです。
2015年に設立したスプリングベイは、タスマニアにある蒸溜所で、希少なタスマニア産大麦を原料としたベーススピリッツが特徴です。タスマニアと聞けば動植物の楽園的なイメージが浮かびます。
また、タスマニアの雨水を仕込みに使用していて、海の潮気を含んだ雨水は最早塩辛いというより甘さがあるそうです。
こちらのピンクジンはタスマニア産ラズベリーを2週間前後浸透させたジンとのこと。ピンクジンというのはジャンルの名前でもあり、花や果実などで液色がピンクになったジンのカテゴリーでもあります。ピンクジン自体ほぼ初なので同行者とシェアしながらチビりといただきます。アルコール度数は40度で試飲は無料。ホントにこのブースは、、、最高だぜ。
飲んでみるとジンのストレートでも確かに柔らかいフルーティーな甘さに包まれます。ジンってストレートで飲んだら結構キツく感じることが多いカイ太郎ですが、これは優しいって思いましたね。ベリーというより桃のような甘さを主に捉えてしまいました。
ジン繋がりでこちらへ。皆さまお馴染みブルックラディ蒸溜所のブースへきました。オクトモアが結構推されていますね。個人的にはブルックラディ18年かポートシャーロット18年を復習したかったのですが見当たらず。代わりにこのジンが気になりました。
ボタニストはブルックラディが誇るアイラ島愛がこもったジンです。アイラ島の22種のボタニカルをふんだんに使用したクラフトジンで、過去に「こちら」で私もレビューしています。 こちらのボトルはこのボタニストをブルックラディの貯蔵庫で3年間樽熟成した特別品となります。アルコール度数は46度です。存在は知っていましたが、探すとBARにもあんまり無いんですよね。これはチャンス!しかも試飲は無料!元々甘みのあるジンでしたが、樽熟成のパワーなのか、麦チョコのような香ばしい甘さが強いです。その後に現れるフローラルはまるで高級なシャンプーのように強く香ります。通常のボタニストから面白いほど変化が出ていますね。- グレンタレット12年
グレンタレット蒸溜所はスコットランドのハイランド南側に位置します。最も古くから続く蒸溜所の一つで、創業は1775年とされています。めちゃくちゃ蒸溜所にいるネズミを捕まえたことでも有名で、猫のタウザーちゃんがネズミを捕獲しまくりギネスに載るほどです。2019年にデザインなどの大規模リニューアルをして現在の姿になりました。カッコいいボトルですよね。ジャケ買いしようか迷っていたので試飲できるのは助かります。最もスタンダードな12年を試してみます。アルコール度数は46度で、試飲価格は無料です!
バニラ、マシュマロのような柔らかい甘さ、キャラメル。全体的にお菓子のような甘さ、お菓子に使われているお酒と言われると納得してしまいそうです。まっすぐなこの甘さがグッときます。
☆おや?なんか試飲編めちゃくちゃ長くなってしまいました☆
試飲編Ⅶまでいかないとか序盤で言っていたのですが、なんだか余裕で到達してしまいそうです。そのため雑ですがブーストしてその後飲んだお酒をザックリご紹介しますね!(無理やり)
レアでマニアックなボトルが多く、一つ一つご説明すると中々長くなりそうで急遽このような力技に出ました。
- グレンスコシア14年
アイコンズ・オブ・キャンベルタウン
No.2 ドラゴン
こちらのドラゴンは、アイコンズオブキャンベルタウンという全5部作のシリーズ中、第2弾として登場したボトルです。スコシアお得意の程よいピートを効かせた原酒を14年樽熟成し、バローロ赤ワイン樽で半年後熟しました。カスクストレングスの56.8度です。
これ、美味いです。買いたいくらいです。濃いめのベリー系な甘さが広がる中にピートスモークがチョイチョイっと口出しをしてくる感じ。このバランスが良いです。カスクストレングスのため濃口で、私の好みにも合っています。
- バリンダロッホ2016
シングルカスク
バリンダロッホ。カッコいい名前。口に出したい名前です。という理由で通常のバリンダロッホは何度か飲んでいました。しかし、どうも私の好みには当てはまらなく距離を置いていました。知人からカスクストレングスのバリンダロッホは美味いと聞いて探していたらありました〜。
バリンダロッホ蒸溜所は2014年にスコットランドのスペイサイド地方に設立した新しい蒸溜所です。隠れた宝石とも称される小規模生産のウイスキーです。こちらはシングルカスクのカスクストレングスで、バーボンホグスヘッド樽で3年熟成しています。アルコール度数は61.2度です。試飲価格はちょっと忘れてしまいました。
バリンダロッホ蒸溜所は2014年にスコットランドのスペイサイド地方に設立した新しい蒸溜所です。隠れた宝石とも称される小規模生産のウイスキーです。こちらはシングルカスクのカスクストレングスで、バーボンホグスヘッド樽で3年熟成しています。アルコール度数は61.2度です。試飲価格はちょっと忘れてしまいました。
さすが、カスクストレングスをお勧めされた理由もわかります。コクのある甘さ、ピンクコーン、さくらんぼのグミ、アメリカンなカラフルなお菓子。元々シャンプーや石鹸みたいなニュアンスがあるな〜なんて独り言を言っていましたが、やはりこちらのボトルでも思ってしまいました。多分私が異端なんだと思います。綺麗なウイスキーだなぁとは強く感じましたよ。
- ウルフバーン JERA
ウルフバーンは制覇したいですが、そう言うわけにもいかないので、滅多に飲めないようなものを探しました。ブースの人に聞いてみるとこちらをオススメいただきました。
ウルフバーンは自然の環境に任せたような、通常では使われない特別な樽を保有しているらしく、それらをゲルマン人の間で使用されていたルーン文字に準えてボトリングしたシリーズがこちらです。厨二病の私には刺さります。
JERAの読みはヤラ。シュリフトアルファベットで言うJです。収穫など努力の成果を表す意味があるそうです。スコットランドに行かないと中々手に入らない一品らしく、詳細は謎が多いです。詳しい方、コメントでお教え願います!!
アルコール度数は52.6度で、試飲価格は800円でした。もう液色から気になりました。赤い!ヤバいですよ。いただきます。
お味はまずレーズンですが、甘ったるくなくビターが結局は沁みます。癖はないのに重く舌と鼻の奥にのしかかる感じ。余韻は山葡萄、土のついたニュアンス。山。木苺。
うーんこのワイルドな余韻がミソですね。美味い。
- バルヴェニー15年
マディラカスク
バルヴェニーのマディラカスク。皆様ご存知でしたか?マイナーかも知れませんが、私はよく行くお酒屋さんで眺めていました。中々に高級なのでいつ行ってもショーケースの中に置いてありました。バルヴェニーっていきなり値上がりしたイメージがあります。この急速な高騰がウイスキーは怖いですよね。値上がり前からBARなどで12年は飲んでいましたがボトル購入までは踏み出せずにいました。そんな中のマディラカスクのバルヴェニー。
ブースのお姉さんもアツくこのボトルの魅力を語ってくださりました。若い方でバルヴェニーに興味を持つ人はあまりいないとのことでしたが、私もそろそろ若者ヅラできないんですけどね、、、。アルコール度数は43度で試飲は1000円くらいだったと思います。いただきます。
ん〜ジューシー。ベーシックな12年とはまたかなり違ったイメージです。クコの実と言いましょうか。少しエキゾチックな美味さが面白い。そのエキゾチックがドライに〆られずジューシーに香るのが高級酒オモシロ酒を両立させています。ちょっと、、、欲しいんですけどこのボトル。
ブースのお姉さんもアツくこのボトルの魅力を語ってくださりました。若い方でバルヴェニーに興味を持つ人はあまりいないとのことでしたが、私もそろそろ若者ヅラできないんですけどね、、、。アルコール度数は43度で試飲は1000円くらいだったと思います。いただきます。
ん〜ジューシー。ベーシックな12年とはまたかなり違ったイメージです。クコの実と言いましょうか。少しエキゾチックな美味さが面白い。そのエキゾチックがドライに〆られずジューシーに香るのが高級酒オモシロ酒を両立させています。ちょっと、、、欲しいんですけどこのボトル。
- エリクサーディスティラリーズ
ベンネヴィス22年 1996
こちらもバルヴェニーと同じブースで強く推されたボトルです。ボトラーズで有名なエリクサーディスティラリー社(旧スペシャリティドリンクス)が販売するベンネヴィスの22年です。ちなみにエリクサーディスティラリーのボトルは過去に「こちら」で触れたことがあります。
1996年蒸留の原酒をシェリーバットにて22年熟成。アルコール度数は55.3度です。私と同じ生まれ年です。試飲価格は1000円くらいだったような?いただきます。
うむうむ。ムシャムシャと梨の果肉を噛んでいるような味わいです。非常に洗練されジューシー。モルトの香ばしさは中盤から優しくも主張してきます。ナイスなウイスキーでした。
- ウイスキーソサエティ色々
ウイスキーソサエティのブースに来ました。ここでは更に会場で合流した知人と飲んだりしたので写真を撮ったりのんびりメモしたりできませんでした。
クロフテンギアやグレンアラヒーなどを飲みました。クロフテンギアは特にみたらしや赤りんごの味わいで美味かったです。
と、こんな感じでワイワイしていると終わりのアナウンスが。急いでお土産を買って退場しましょう。
次回「まとめ」に続きます!
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。












コメント