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ビーフィーターブラックです!

 何とも高級感漂うデザインですが、実はかなりお手頃な限定ビーフィータージンです。数ヶ月前から楽しみにしていましたが、今世の中はちょうどソガイニ(ウイスキー)ブーム真っ只中なのです。買えなかった私は裏でこのブラックビーフィーターを楽しむとします。


  • ビーフィーターブラックの概要


・種類:ジン

・カテゴリー:ドライジン

・価格:1500円前後

・定価での入手難易度:普通

・アルコール度数:40度

・特徴:ビーフィータージン
は、ビーフィーター蒸溜所で作られるロンドンドライジンです。ビーフィータージンの歴史は1863年チェルシー蒸溜所を買収してジンの製造を開始したところから始まりました。
 2021年の記録だと、ビーフィーターブランドは世界で5番目に販売量が多いジンです。日本では特に定番なイメージがあります。


 ジンはいくつかご紹介してきましたので、過去の「ジン」の投稿もぜひご覧ください。

 ヨーロッパ中から集められた様々な産地、品種の材料が集まり厳選されています。その数はジュニパーベリーだけでも150種以上だそうです。
 ビーフィータージンは最初の蒸留をした後に、ボタニカル(香味の原料たち)を24時間浸すスティーピング(浸漬)という工程を挟み、蒸留液に味わいを溶け込ませています。
 ビーフィータージンに使われている主なボタニカルは

・ジュニパーベリー
・レモンピール
・セビルオレンジピール
・アーモンド
・オリスルート
・リコリス
・アンジェリカルート
・アンジェリカシード
・コリアンダーシード

の9種類が使われています。

 ビーフィーターブラックは、トニックウォーターによく合うというコンセプトでさらに手を加えられました。上記9種のボタニカルに加え、
レモンバーベナタイムを使って柑橘香や爽やかな味わいを楽しめるジンに仕上げたそうです。
 アルコール度数は40度で価格は300円くらいプラスされたという感じです。はてさて気になるお味とジントニックは、、、。


  • ビーフィーターブラック 実飲
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 赤と白のビーフィーターに対して黒と金のブラック。ガラスも冷凍したみたいに曇っています。

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 通常のビーフィータージン(左)と比較してみます。注いだ状態では見分けがつきませんね。

  • ビーフィーターブラックの香り
 通常のビーフィーターは広がりのある柔らか印象ですが、ブラックの方はやや鋭く緑の柑橘や葉などに絞ったややお硬い印象です。

  • ビーフィーターブラックの味
 飲んでみるとやはり草っぽい香味がありますね。身近なところでいうイメージはヨモギやバジルみたいな。余韻にかけてそれらボタニカルのビターがじっとりと広がってきます。やはりストレートで飲む分には少し無骨なジンです。ビーフィーターといえばレモンが強いイメージですが、このブラックは比較的その要素は落ち着いています。

  • ビーフィーターブラックの
オススメカクテル
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・ロック・デ・ショット
 ロックでショットです。名前はテキトーです。ただのオンザロックですが、このようにショットグラスでちゃちゃっとやれる私のお気に入りのジンの飲み方です。ビーフィーターブラックは安価ですが草木の落ち着いた味わいがあるため、このようにロックで飲んでも悪くないのです。少し雑にカジュアルに楽しめちゃいます。ジンをそのままはキツいぜって方はお好みでソーダを少し足すと良いです。

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・レモンジントニック
 公式がオススメしている飲み方です。当たり前ですが美味いです。ビーフィーターブラック30mlにトニックウォーター90ml、カットレモンとお好みでローズマリーを添えたら完成です。上品なハーブ香とビター。カットレモンのおかげで通常より自然な柑橘香がほのかに漂います。

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・ブラックネグローニ
 このタイプでしかもレモンも余っているとなるとネグローニを試してみたくなるでしょう。というわけで試すと良い感じでしたのでご紹介します。基本は上記のレモンジントニックを試すためにこのブラックを購入すると思いますが、たまに味変的にネグローニも相性バッチリです。ビーフィーターブラック、カンパリ、スウィートベルモットを同量注いで混ぜるだけ。本当はオレンジスライスが好ましいのかもですが、先程の通り今回はレモンピールを添えて完成です。ローズマリーを添えるのも乙ですね。ジントニックのために買ったレモンとローズマリーをここでも使うことができます。
 あとネグローニ飲んでる人ってオシャレ。


  • ビーフィーターブラックの感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★☆☆

カクテル:★★★★★★

面白さ:★★★★★☆

デザイン:★★★★★★

コスパ:★★★★★★

宅飲みオススメ度:高い

総合点:★★★★★☆

カイ太郎コメント:味、値段、ビジュ、コンセプト。こういうのでいいんだよ。

  • 感想
 良かったです。飲んでて楽しかった!お店でも宅飲みでも親しみのあるビーフィーターだからこその安心感と比較のしやすさも大きいです。
 通常のビーフィータージントニックとの違いですが、やはり甘さ控えめのハーバルな味わいがあります。まとまりのあるスッキリしたジントニックが飲みたい方はブラックを楽しむことができるでしょう。
 トニックだけではなく、落ち着いたワントーン深みのある味わいが様々な副材料、カクテルに合うので宅飲み用に是非1本は常備したいですね。
 ビーフィーター24やクラウンジュエルなどと違って、通常品とほぼ同じ価格帯で楽しめるのでそこ個人的には1番のポイントです。ビーフィーター47とこのブラックは本当に宅飲み界隈の味方だと思っています。
 べた褒めですが惜しいところは、これ限定品らしいんですよね。人気だから定番品になりました〜となれば最高なのですが難しそうですね。気になった方は是非今のうちに一本買っておくことをオススメします。巷ではそこまで注目されていないからか、割りかしスーパーにもズラリとボトルが並んでいます。


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