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そんな桜尾蒸溜所が今回つくり発売したのはブレンデッドウイスキーであるソガイニです。その大きなポイントは2つ!お手頃価格と、ジャパニーズウイスキーであるという点です。
漢字ついてる2000円以下のジャパニーズウイスキーなんてたくさんあるじゃない洗濯バサミに竹籤を通しただけじゃないと思われるかもしれません。実際はバルクウイスキーとも呼ばれる海外で作られた原酒を安価に大量に輸入して、ボトル詰めを日本でやっただけでジャパニーズウイスキーヅラをしているものも少なくありません。日本はウイスキーに関する法律がゆるゆるなので仕方ないのですが、この現状ヤバいよねと酒造組合が自分たちでジャパニーズウイスキーの定義をつくり現在に至ります。ここら辺の詳細はYouTubeや他ブログの方が正確で分かりやすいので調べてみてください!(丸投げ)
というわけで、2000円という価格で尚且つ、2021年に自主基準として、日本洋酒酒造組合が発表した「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」に則りジャパニーズウイスキーとしてつくられたのが、このソガイニです。原材料は麦芽、穀類のみ。水は国内で採水。糖化、発酵、蒸溜などの製造工程は国内の蒸溜所で行う。瓶詰め時のアルコール度数は40度以上など、当たり前じゃね?と思われそうですが、それら基準をクリアした正真正銘のジャパニーズウイスキーソガイニです。胸を張って飲みましょう。
桜尾のピート、ノンピートそれぞれのバーボン樽やシェリー樽の原酒と、戸河内のバーボン樽原酒、桜尾のバーボン樽グレーン原酒をブレンドしているようで、モルト比率が比較的多めらしいです。アルコール度数は40度。
有名人を起用した宣伝や、多くのYouTuberを招待しての説明や紹介など話題性は急激に高まりました。そりゃ売り切れるわけですね。早めに買えた幸運に感謝していただきます。
加水を少しした方が梨やレモンがジューシーに香り立ち、味もそれらが分かりやすくなりますが、同時にちょっとアルコールも元気に出てきちゃいます。トワイスアップにまでしちゃうと少しぼやけるので加水の量はお好みで探ってみましょう。
ロックは梨の甘みが立ちますがちょっと生姜っぽさや舌に残る苦味も強いですね。ここら辺も好みでしょうか。
ラフランス系の爽やかな甘さと微かな酸味。少しキャラメル。作り方にもよりますがちょいとアルコール臭さも過りましたが、飲み慣れてくると気にならないです。爽快感のあるハイボールですね。
香り:★★★★☆☆
味:★★★☆☆☆
ハイボール:★★★★☆☆
面白さ:★★★★☆☆
デザイン:★★★☆☆☆
コスパ:★★★★★☆
宅飲みオススメ度:かなり高い
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:戸河内のパーツがちゃんと強いところに魅力と日本の誇りを感じる。
ソガイニのターゲット通り、ジャパニーズウイスキーを飲みたいけど高いYOという人にはやっぱり嬉しいコンセプトと味わいだと思います。飲み方はストレートやハイボールが好きでした。
若さというかアルコール感は最早ご愛嬌です。そこまで気にすることでもありませんでした。厳しいことを言うと2000円台はライバルが多い価格帯なので純粋に好みの味を突き詰める人には引っかかるポイントもあるかもしれません。
ただし、ソガイニに関しては美味いだとか不味いだとかの他に、ジャパニーズウイスキーを低価格で名乗れると言う努力と事実だと思います。ジャパニーズウイスキーだけ飲むという人も結構多いみたいなので、そのような方にはとても嬉しい一本だと思います。全然そっちの仕事をしているわけではありませんが、他のウイスキーメーカーもインスピレーションを受けて規格に沿ったジャパニーズウイスキーをジャンジャン出してくれたら楽しいのになとか思ってます。
カイ太郎的には少し捻くれているのもあって、ジャパニーズウイスキーにまず興味を持つ→ウイスキーとはなんぞや、、、と色々興味を持つ!という方向になってほしいです。
矛盾を孕んだ主張になりますが、ジャパニーズウイスキーだけがウイスキーではありません。ただしジャパニーズウイスキー特有の魅力ももちろんありますし、ジャパニーズウイスキーからお酒自体に興味を持つのも素敵です。根強い愛国心がある人も好きですよ。
あぁ、酔っ払いながら書くようなことじゃないですね。言語化が難しい、、、。
まとめます。とりあえずウイスキーに興味を持つことができたら一緒に世界の有名どころを一周してみませんか?一緒に学べるお友達募集中です☆
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
ソガイニです!
どうせ売っていないだろうと思いながらスーパーの酒売り場を通り過ぎていたらポツンと1本置いていました。あったら買おうと決めていたのでお金はありませんがサッと購入しました。サッと買ったので、サッと飲みます。
- ソガイニの概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:ブレンデッド ジャパニーズウイスキー
・価格:2200円前後
・定価での入手難易度:普通
・アルコール度数:40度
・特徴:ソガイニは、桜尾蒸溜所で作られるブレンデッドウイスキーです。
桜尾蒸溜所は広島県廿日市市にあります。桜尾蒸溜所の歴史は、前身の中国醸造から数えると100年以上続きます。中国醸造は1918年に創業し、その後しばらくしてからウイスキーづくりを開始しました。1989年以降はウイスキーの製造を中止していましたが、中国醸造創業100周年を迎える2018年に、現在の桜尾蒸溜所を設立し製造を再開しました。
その3年後に満を持して、シングルモルト桜尾とシングルモルト戸河内を発売しました。
桜尾蒸溜所はポットスチルの他に、コラムスチル(連続式蒸留器)もあります。また、蒸留器内に直接蒸気を吹き込むことができる特殊な構造をしていて、つくりたい酒質に合わせてその機能を使ったり使わなかったりするのだとか。
桜尾蒸溜所は2ヶ所の熟成庫を保有していて、その土地の気候などを活かして桜尾と戸河内という2種類のシングルモルトをつくっています。戸河内の方は北側の山地にある熟成庫で、昔のトンネルをそのまま使用しているという珍しいウイスキーです。
一方、今回いただく桜尾の方は南側の瀬戸内海付近に熟成庫があり、寒暖差の激しい環境とピートを使用した個性的な味わいが特徴的です。
その3年後に満を持して、シングルモルト桜尾とシングルモルト戸河内を発売しました。
桜尾蒸溜所はポットスチルの他に、コラムスチル(連続式蒸留器)もあります。また、蒸留器内に直接蒸気を吹き込むことができる特殊な構造をしていて、つくりたい酒質に合わせてその機能を使ったり使わなかったりするのだとか。
桜尾蒸溜所は2ヶ所の熟成庫を保有していて、その土地の気候などを活かして桜尾と戸河内という2種類のシングルモルトをつくっています。戸河内の方は北側の山地にある熟成庫で、昔のトンネルをそのまま使用しているという珍しいウイスキーです。
一方、今回いただく桜尾の方は南側の瀬戸内海付近に熟成庫があり、寒暖差の激しい環境とピートを使用した個性的な味わいが特徴的です。
ここまではほぼコピペです。桜尾については過去にレビューをしていますので「桜尾」タグからぜひご覧ください。
そんな桜尾蒸溜所が今回つくり発売したのはブレンデッドウイスキーであるソガイニです。その大きなポイントは2つ!お手頃価格と、ジャパニーズウイスキーであるという点です。
漢字ついてる2000円以下のジャパニーズウイスキーなんてたくさんあるじゃない
というわけで、2000円という価格で尚且つ、2021年に自主基準として、日本洋酒酒造組合が発表した「ウイスキーにおけるジャパニーズウイスキーの表示に関する基準」に則りジャパニーズウイスキーとしてつくられたのが、このソガイニです。原材料は麦芽、穀類のみ。水は国内で採水。糖化、発酵、蒸溜などの製造工程は国内の蒸溜所で行う。瓶詰め時のアルコール度数は40度以上など、当たり前じゃね?と思われそうですが、それら基準をクリアした正真正銘のジャパニーズウイスキーソガイニです。胸を張って飲みましょう。
桜尾のピート、ノンピートそれぞれのバーボン樽やシェリー樽の原酒と、戸河内のバーボン樽原酒、桜尾のバーボン樽グレーン原酒をブレンドしているようで、モルト比率が比較的多めらしいです。アルコール度数は40度。
有名人を起用した宣伝や、多くのYouTuberを招待しての説明や紹介など話題性は急激に高まりました。そりゃ売り切れるわけですね。早めに買えた幸運に感謝していただきます。
- ソガイニ 実飲
- ソガイニの香り
- ソガイニの味
加水を少しした方が梨やレモンがジューシーに香り立ち、味もそれらが分かりやすくなりますが、同時にちょっとアルコールも元気に出てきちゃいます。トワイスアップにまでしちゃうと少しぼやけるので加水の量はお好みで探ってみましょう。
ロックは梨の甘みが立ちますがちょっと生姜っぽさや舌に残る苦味も強いですね。ここら辺も好みでしょうか。
- ソガイニハイボール
ラフランス系の爽やかな甘さと微かな酸味。少しキャラメル。作り方にもよりますがちょいとアルコール臭さも過りましたが、飲み慣れてくると気にならないです。爽快感のあるハイボールですね。
- ソガイニの感想
香り:★★★★☆☆
味:★★★☆☆☆
ハイボール:★★★★☆☆
面白さ:★★★★☆☆
デザイン:★★★☆☆☆
コスパ:★★★★★☆
宅飲みオススメ度:かなり高い
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:戸河内のパーツがちゃんと強いところに魅力と日本の誇りを感じる。
- 感想
ソガイニのターゲット通り、ジャパニーズウイスキーを飲みたいけど高いYOという人にはやっぱり嬉しいコンセプトと味わいだと思います。飲み方はストレートやハイボールが好きでした。
若さというかアルコール感は最早ご愛嬌です。そこまで気にすることでもありませんでした。厳しいことを言うと2000円台はライバルが多い価格帯なので純粋に好みの味を突き詰める人には引っかかるポイントもあるかもしれません。
ただし、ソガイニに関しては美味いだとか不味いだとかの他に、ジャパニーズウイスキーを低価格で名乗れると言う努力と事実だと思います。ジャパニーズウイスキーだけ飲むという人も結構多いみたいなので、そのような方にはとても嬉しい一本だと思います。全然そっちの仕事をしているわけではありませんが、他のウイスキーメーカーもインスピレーションを受けて規格に沿ったジャパニーズウイスキーをジャンジャン出してくれたら楽しいのになとか思ってます。
カイ太郎的には少し捻くれているのもあって、ジャパニーズウイスキーにまず興味を持つ→ウイスキーとはなんぞや、、、と色々興味を持つ!という方向になってほしいです。
矛盾を孕んだ主張になりますが、ジャパニーズウイスキーだけがウイスキーではありません。ただしジャパニーズウイスキー特有の魅力ももちろんありますし、ジャパニーズウイスキーからお酒自体に興味を持つのも素敵です。
まとめます。とりあえずウイスキーに興味を持つことができたら一緒に世界の有名どころを一周してみませんか?一緒に学べるお友達募集中です☆
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。




コメント
コメント一覧 (4)
カイ太郎
が
しました
特にハイボールは爽やかさとコクのバランスが素晴らしく、何杯でもいけちゃいます。
流石にストレートやロックはちょいと物足りませんが、この価格帯ですから、、、
とにかく、志の高い作り手を応援したいですね。
カイ太郎
が
しました