本日のお酒はこちら!

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ディアジオスペシャルリリース2022
クライヌリッシュ12年です!

 開けちゃった!ずっと開けられずにしまっていたのですがそろそろ我慢できなくなりました。最近いきなり寒くなりましたが、そんな冬に飲みたいジャケしてます。
 クライヌリッシュはそこまで色々な種類を飲んできたわけではありませんが、私の中の理想のウイスキー像の1つなので、初めて行くBARで「普段飲まれているウイスキーやお好きなウイスキーはありますか?」と質問された時は「クライヌリッシュとか、、、ニチャア」と答えています。
 ちなみに皆さまはそのようにBARなどで質問されたら何と答えていますか?


  • ディアジオスペシャルリリース2022
クライヌリッシュ12年の概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー

・価格:33000円前後

・定価での入手難易度:高い

・アルコール度数:58.5度

・特徴:クライヌリッシュは、スコットランドのハイランド地方北部にあるクライヌリッシュ蒸溜所でつくられるシングルモルトシリーズです。

 1819年にはクライヌリッシュ蒸留所が存在していましたが、それは現在の建物とは違う旧蒸留所でした。
 1967年に現在と同じ新しいクライヌリッシュ蒸留所が建設され今も稼働しています。1969年には隣接してブローラ蒸留所というものが建てられましたが、こちらは1983年に閉鎖しています。このブローラのウイスキーが現在人気で、2017年からブローラ蒸溜所復活の試みがされているみたいです。そして2021年に復活!稼働を再開し、2024年には3年熟成のシングルモルトがリリースされました。しばらくは手に入らないと思いますがめちゃくちゃ飲んでみたいです、、、!

 クライヌリッシュは先程お話ししたように、ブレンデッドウイスキーのモルト原酒として使われていることが多く、生産量の9割以上がブレンデッドウイスキー用です。あのジョニーウォーカーブラック&ホワイトコンパスボックスなど有名なブレンデッドウイスキーに多く使用されています。

 1992年に「花と動物シリーズ」というウイスキー達が発売されました。
 花と動物シリーズは、経営元が同じ会社の蒸溜所のウイスキーをシングルモルトとして販売したボトルシリーズです。花と動物はその蒸留所近辺で見られるものがボトルにデザインされています。
 ベンリネスダフタウングレンスペイ、そしてクライヌリッシュがシングルモルトとしてその時発売され大変好評だったようです。それで今日のようにシングルモルト「クライヌリッシュ」を発売するに至ります。

 クライヌリッシュの原料となる大麦はハイランド北部で収穫された大麦を使用し、仕込み水にはクラインミルトン川の水を採用しています。これらはブローラ蒸溜所のころから同じものを使っています。
 蒸溜器(ポットスチル)はバルジ型と呼ばれる胴体が膨らんだ形をしています。宮城峡蒸溜所もバルジ型でしたね。
 クライヌリッシュはバーボン樽が主に熟成で使用されて、稀にシェリー樽も登場します。オフィシャルラインナップは14年表記のものしか存在していません。スタンダードボトルが14年ってなんだか珍しいですね。

 そして、今回いただくのは、ディアジオスペシャルリリースとして登場したクライヌリッシュです。
 ディアジオ社はイギリスの酒類メーカーでウイスキーに限らず様々なお酒の製造販売に携わっています。「ディアジオスペシャルリリース」というシリーズは、その国の文化や製法など様々な観点からディアジオ社がその年ごとにオススメのウイスキーを数量限定で販売します。シングルモルトに限らず、グレーンやブレンデッドの場合もあり、水を足さないでボトリングするカスクストレングスで発売されることが特徴です。この前ご紹介したローズアイルもこのシリーズです。
 このクライヌリッシュ12年は2022年のスペシャルリリースボトルです。
 アルコール度数は例に漏れずカスクストレングスのため58.5度リフィルのアメリカンオーク樽ペドロヒメネスシェリー樽12年以上熟成をしています。


  • ディアジオスペシャルリリース2022
クライヌリッシュ12年 実飲
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 ラベルは雪の中のヤマネコです。かつて大吹雪に見舞われたクライヌリッシュでは、蒸留所の貴重な樽が氷河のような風で凍ってしまい、破滅の危機に陥っていました。すると突如、謎のネコのような生き物が静かに姿を現しました。厳しい寒さをものともせず、催眠術にかけるような金色の目を樽に向けると、魔法のような暖かさの繭が樽を包み込みました。難を逃れたオーク樽には、以来、神秘的で光り輝くスパイスの希少な深みがもたらされているといわれています。」​というストーリーがあるようです(ディアジアジャパン株式会社より)。

 液色はかなり明るいですね。

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 通常のクライヌリッシュ14年(写真右)と比較すると違いがわかりやすいですね。

  • ディアジオスペシャルリリース2022
クライヌリッシュ12年の香り
 レモンティー、カモミール。酸味の漂う紅茶らしさが非常に上品に香ります。優しくマヌカハニー。パンのような甘い麦感。

  • ディアジオスペシャルリリース2022
クライヌリッシュ12年の味
 うむ、この刺激嬉しいぞ(ニンマリ)って感じです。ジューシーで甘いです。マンゴー、蜂蜜。その中にちゃんとあるモルトの爽やかさ。中盤から少しのビター。新しい木材、パッションフルーツの余韻。言葉にすると何だか意外と南国風になりました。
 加水をするとかなりオレンジっぽくなりますね。ビターさがオレンジピールタイプに早変わり。更にトワイスアップくらいにすると濃く蜂蜜が前に出てきます。柑橘もさらにミカンに。さすが変化も楽しいですね。

  • クライヌリッシュ12年
ディアジアスペシャルハイボール
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 贅沢なクライヌリッシのハイボールじゅるり。といってもカスクストレングスなのでどうなのでしょうか。いただきます。
 まず樽の甘いバニラ香が強いですね。味はアルコール感がやや強いですが、オレンジ、プリン、バニラビーンズなどなど。美味しいんですけど普通のクライヌリッシュハイボールの方が好きかもです。


  • ディアジオスペシャルリリース2022
クライヌリッシュ12年の感想


香り:★★★★★☆

味:★★★★★☆

ハイボール:★★★☆☆☆

面白さ:★★★★☆☆

デザイン:★★★★☆☆

コスパ:★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度:普通

総合点:★★★★★☆

カイ太郎コメント:どこまでも真っ直ぐで上品なスコッチを。

  • 感想
 これぞスコッチ。美しいとなりました。やっぱクライヌリッシュは見事ですね。ティータイムのような優雅さを演出してくれる文字通り高級ウイスキーだと思います。定価で買ってた人はラッキーです。
 探すと意外に手に入らないクライヌリッシュのカスクストレングス。ボトラーズもあることにはありますがそれなりにハードルは高いし当たり外れもあります。そんな中公式でカスクストレングスのクライヌリッシュを出してくれると安心感がありますよね。私みたいなクライヌリッシュに興味を持つ初心者にはとっつきやすいです。
 飲み方はもうストレート!加水はお好みで少しずつ。
 価格は限定品なのでちょっと厳しいですね。定番のクライヌリッシュ14年が完成度高いのでそこまで無理して購入することもないかな?とは思います。定番品が1種しかないクライヌリッシュの憎いところで、他のラインナップも飲みたくなる、、、と。そこまでのマニアの血が自分に流れていると感じたならそれはもうオフィシャルが出すこのディアジオスペシャルリリースのクライヌリッシュを1つくらいは買って良いと思います。
 はてさて、2025年のディアジオスペシャルリリースが発表されましたね。クライヌリッシュは、、、18年!?価格は4万超え!?ありなのは分かりますが、もう年末のウイスキーを買ってしまったので諦めざるを得ません。しくしく。BARで見かけたら飲みます。

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 見かけたので飲みました!(2025年12月22日)
 ディアジオスペシャルリリース2025クライヌリッシュ18年です。今年のクライヌリッシュは蒸溜工程ででる早期の部分でリキッドカットをし採用しています。トロピカルフレーバーが行き渡る部分らしくパイナップルカットと呼ばれるそうです。アルコール度数は51.6度です。
 飲んでみると、、、あなや意外。結構エスニックというか若草っぽいというか。どこか肉にハーブをのせたような。キャラメル、余韻に白桃。あれ?クライヌリッシュってこういう味だっけと思っていましたが、本領発揮したのは少し時間をおいてから。パイナップルがちゃんと香りも味も炸裂しますね。このボトルを飲む時は時間をかけるか加水をするかを必ず試しましょう。





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