いつのまにか10杯目まで飲み進めました。キリが良いので有名ボトルを挟みましょう。こちら！

シーバスリーガル12年です！

　こちらも多くの人が知っているであろうお酒です。コンビニやスーパーで安定して売っている「ちょっといいお酒」「日々の小さな贅沢」といったイメージでしょうか。
　今回はちょっといい気分で飲みながら感想を書いていきます。皆さんもご一緒にいかがでしょうか？

• シーバスリーガル12年の概要

・種類：ウイスキー

・カテゴリー：ブレンデッド　スコッチウイスキー

・価格：2000円前後

・定価での入手難易度：低

・アルコール度数：40度

・特徴：200年以上の歴史を誇る代表的なブレンデッドスコッチ。この12年はシーバスリーガルのレギュラーラインナップ。使用する主なモルト原酒はスペイサイド地方のもので、豊かな甘みが特徴的。

　シーバスリーガルはブレンデッドスコッチウイスキーの中ではとても有名で、ジョニーウォーカー、バランタインに次ぐ売り上げを誇っています(最近グランツというウイスキーが割り込みましたが)。
　シーバスリーガルは初めて長熟ウイスキー(25年)を製造したことも有名です。


　さて、おさらいのようになりますが、シーバスリーガル12年は「12年」と表記があるように最低12年は樽熟成されているということです。
　シーバスリーガルはブレンデッドスコッチウイスキーのため様々なシングルモルトウイスキーやグレーンウイスキーが混ぜられてできています。その素材となるウイスキーたちが12年以上それぞれ熟成されています。
　
　ブレンデッドウイスキーには多くの原酒たちが混ぜ合わされていますが、その中でも特に味の方向性を決める影響力を持つモルトウイスキーを「キーモルト」と呼びます。何かかっこいい響きですね。「バランタインファイネスト」の回でもちらりとお話ししました。
　シーバスリーガル12年のキーモルトは

・ストラスアイラ
・ロングモーン
・グレンリヴェット
・ベンリアック

などです。特にストラスアイラがシーバスリーガルと大きな繋がりがあります。飲んでみたいですが「ストラスアイラ12年」は最近終売になってしまったので中々手に入りません、、。

• シーバスリーガル12年　実飲

　残りわずかですがもう一本あるので遠慮なくいただきます。

• シーバスリーガル12年の香り

　シンプルに蜂蜜のような甘い香り、ナッツ類を感じる油纏う香ばしさ、余韻にかけてリンゴのような果実の香りがします。アルコール刺激はそこそこです。

• シーバスリーガル12年の味

　香りの通り、ミックスナッツに蜂蜜をかけた味わい。癖のないシンプルな甘さとほのかな香ばしさがブレずにスーッと続きます。
　加水をすると刺激は収まり、香ばしさより果実感が前に出てきます。単調ですが非常に飲みやすく感じます。

• シーバスリーガルハイボール

　メープルシロップ、リンゴが味の全体を占めます。余韻に樽材のえぐみのような味があります。若干の渋み。薄めに作っても美味しく飲めました。

• シーバスリーガル12年の感想

香り：★★★☆☆☆

味：★★★☆☆☆

ハイボール：★★★☆☆☆

面白さ：★★☆☆☆☆

デザイン：★★★☆☆☆

コスパ：★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度：やや高い

総合点：★★★☆☆☆

カイ太郎コメント：安定しすぎてて逆に忘れてしまう。

• 感想

　評価が全て星3つという手抜き感があるような結果となりましたが、個人的にはとてもベーシックなウイスキーだと思いました。ウイスキーはまだ初心者という方はこのボトルを基準に飲み進めるのもアリかなあと思いました。
　そして何よりブレない安心感がシーバスリーガルにはあります。時と場所を選ばずに飲めるちょっといいウイスキー。宅飲みでの需要はあると思います。







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