22杯目のお酒はこちら!

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バッファロートレースです!

 この荒々しくて迫力のあるバッファローのデザインに目を惹かれて購入しました。いかにも男らしいアメリカンなボトルです。
 家に来る人もたまにバッファロートレースを手に取って見ている人がいます。やはり初めて見る人は気になるのでしょうか、、、。

 今回はこの迫力あるボトルの中身にも迫ろうと思います!


  • バッファロートレースの概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:アメリカンウイスキー(バーボンウイスキー)

・価格:2800円前後

・定価での入手難易度:やや低

・アルコール度数:45度

・特徴:1773年創業。アメリカで最も歴史あるバッファロートレース蒸留所の唯一のレギュラーラインナップ。

 久々に登場の「バーボン」。当ブログ11杯目である「メーカーズマークレッドトップ」の回以来です。バーボンウイスキーについてはそちらをご参考にいただけると助かります。

 バッファロートレース蒸留所は1773年に創業し、現在の蒸留所は1886年から稼働しているものとなります。現在の操業している蒸留所の中ではアメリカで1番歴史の長い蒸留所となっています。
 その長い歴史の中では名前が買収などにより何度か変わっていて、バッファロートレースから

・OFC(オールドファイヤーカッパー)
・ジョージTスタッグ
・シェンレー
・ブラントン
・エンシェントエイジ

と移り変わり1999年にバッファロートレースという名前に戻ります。何個か聞いたことのある名前がありますが、今でも他社と連携して様々なブランドウイスキーを製造しています。
 蒸留所がケンタッキー州のリーズタウンという場所にあるのですが、そこはバッファローの通り道や渡し場として知られていたため本ボトルの名前の由来になったそうです。

 バッファロートレースの特徴は原材料にコーンの割合が高くコーン8、大麦麦芽とライ麦が1ずつの割合で含まれています。
 40万樽の中から0.01%しかない樽を厳選してブレンドしているそうです。特別感がありますね。年数表記はありませんが8〜12年ほど熟成された原酒が使われているようです。


  • バッファロートレース 実飲
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 渋いなあ、、、。カッコつけて飲みたくなってしまいますね。

  • バッファロートレースの香り
 強いバニラ香、渋く焦げのある木材、ニス、熟したバナナ。甘く香ばしい匂いがかなり強いです。

  • バッファロートレースの味
 バニラアイスにメープルシロップをかけたような甘さ。バーボン特有の溶剤や革製品のような香りは控えめです。代わりに花や果物を感じさせるようなアロマが余韻に感じられて特徴的です。
 加水するとバナナの香りが更に強く出てアルコールが少し暴れます。全体的に軽やかにはなりますが芯は変わらずです。

  • バッファローハイボール
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 心地よく、しっかりとバニラ香る甘いハイボールとなりました。トウモロコシからくる穀物らしい甘さが一層引き立ち癖はないけど旨味の強いハイボールに感じます。


  • バッファロートレースの感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★☆☆

ハイボール:★★★★☆☆

面白さ:★★☆☆☆☆

デザイン:★★★★★☆

コスパ:★★★★☆☆

宅飲みオススメ度:やや高

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:鑑賞&晩酌にもってこいな二刀流バーボン。

  • 感想
 全体的に丁寧で満足のできるウイスキーでした。特に余韻にかけての上品な味わいがギャップでした。この価格帯にはエライジャクレイグやオールドグラタッド、ワイルドターキーなど強者が揃っていますが十分購入候補にあがれると思います。
 入手についてですが、なぜかセブンイレブンによくハーフボトルが並んでいます。他に日本酒屋さんやお土産屋さんにも置いてあったりと神出鬼没なボトルです。
 ラベルに惚れたら素直に買って、飾りながらいただくのも良いかもしれません。


バッファロー・トレース [ ウイスキー アメリカ 750ml ]
Baffalo Trace Distillery(バッファロー・トレース・ディスティラリー)
2017-09-01




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