今回は30杯目である前回の続編的な流れとなります。そのお酒はこちら!

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ジェントルマンジャックです!

 30杯目である前回は「ジャックダニエルOld No.7」をご紹介しました。今回は同じくジャックダニエルシリーズからの参戦です。
 残量がかなり少ないのですが、飲みながら色々調べたり考たりしていたらあっという間になくなってしまいました。もう少し時間を置いてからレビューしようと思っていたのですが、なくなりそうなので前回との繋がりも兼ねてご紹介していきたいと思います。


  • ジェントルマンジャックの概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:アメリカンウイスキー(テネシーウイスキー)

・価格:3500円前後

・定価での入手難易度:やや低

・アルコール度数:40度

・特徴:ジャックダニエルシリーズのワンランク高級なラインナップ。より洗練されたジャックダニエルの味わいを堪能できます。

 ジャックダニエル、テネシーウイスキーなどについては前回の「ジャックダニエルOld No.7」の回をご覧ください。

 このジェントルマンジャックの特徴はチャコールメロウィング製法を2度行うことにあります。
 前回お話ししたチャコールメロウィングはサトウカエデの木炭に一滴ずつウイスキーを垂らして濾過する手間と時間を要するものでした。
 そのチャコールメロウィングをさらにもう一度、つまり2度濾過をすることにより、さらに雑味を取り除いて豊かな風味を付け加えることとなります。

 テネシーウイスキー名物であるチャコールメロウィングを更に行うあたり醍醐味を感じますね。ジャックダニエルが好きな人には結構気になると思います。早速飲んでいきたいと思います。


  • ジェントルマンジャック 実飲
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 このボトルが本当にカッコよくてジャケ買いしました。容量は750mlと少し多めです。
 私のボトルだけかもしれませんがジェントルマンジャックは蓋が硬くて、いつも開けるのに力が入ります。

  • ジェントルマンジャックの香り
 軽やかなアルコール、カラメル、若干の酢、焦げた樽材。全体的にライトですが、レギュラーとそこまで大きな香りの違いは感じません。

  • ジェントルマンジャックの味
 焦げた木材の渋み、バニラ、カラメルソース、若干青いバナナ、余韻はキレが良いです。
 やはり味わいもレギュラーと飲み比べると独特さが消えて、軽やかさや若さのようなイメージを感じます。
 加水をすると結構根系の漢方のような苦味や樽材の独特な味わいが強調されます。

  • ジェントルマンジャックソーダ
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 今回は缶の炭酸水を使用します。理由は忘れましたが韓国のBARは缶の炭酸水をよく使うそうです。1杯だけハイボールを飲みたいなって時にこの大きさが丁度いいんですよ、、。
 お味の方なのですが、やはりライトな傾向のためハイボールが合いますね。大人しめのジャックソーダといった感じでしょうか。


  • ジェントルマンジャックの感想


香り:★★★★☆☆

味:★★☆☆☆☆

ハイボール:★★★★☆☆

面白さ:★★★★☆☆

デザイン:★★★★★☆

コスパ:★★☆☆☆☆

宅飲みオススメ度:やや低

総合点:★★☆☆☆☆

カイ太郎コメント:リピートはしないけどボトルを飾りたくなる。

  • 感想
 いくら飲んでもやはり大きな差を感じない、それどころかあの強い個性のジャックダニエルOldNo.7を求めてしまいます。

 癖を取り除き軽快なジャックダニエルを欲する方は好きかもしれませんが、私は個人的にジャックダニエルにそのような傾向は求めていないのでこのような評価にしました。

 決して不味いというわけではないのですが、やはり価格が1番のネックとなります。レギュラーより千円ほど高いのが悩みどころです。100円高いくらいなら悩む余地はあるのですが、、、。
 ボトルはめちゃくちゃカッコいいですし、ジャック好きでハイボール要員としてなら考えますが、余裕がある時でないとボトルを買ってのリピートは難しいものがありました。






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