34杯目は思い出深いお酒のこちら!
なぜこちらが思い出深いかというと、私が初めてボトルを購入したシングルモルトウイスキーだからです笑。
当時、社会人になり初めて少しボーナスが入って、今まで安いお酒ばかり飲んでたから高いお酒も買ってみようと思い、
「高級ウイスキー オススメ」
みたいな検索をしたような記憶があります。
色々出てきましたが、その中でコメントが気になったものをピックアップして最後に残ったのがこのスプリングバンク10年でした。
購入当時は7000円くらいでしたが、今ネットで価格を見ると倍くらいになっていました。あの時の選択は間違っていなかったと思いますが、同時になかなか気軽に飲めなくなったなあという悲しさもあります。
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー
・価格:7000円〜15000円前後
・定価での入手難易度:高(時期による)
・アルコール度数:46度
・特徴:スコットランドのキャンベルタウン地方を代表するシングルモルトウイスキーで「モルトの香水」と呼ばれるほど香り高い銘柄でもあります。
そんなスプリングバンクのラインナップで本ボトルはスタンダード位置にいるボトルです。
新たなスコットランドの地方「キャンベルタウン」がここで登場しました。
キャンベルタウンはスコットランド南側に位置する小さな港町で、昔は多くの蒸留所があったものの産業が衰退し今では3つの蒸留所と5つの銘柄のみとなりました。その中でもスプリングバンクは1番有名かもしれません。
3つの蒸留所とその販売銘柄は
・スプリングバンク蒸留所
銘柄:スプリングバンク
ヘーゼルバーン
ロングロウ
・グレンスコシア蒸留所
銘柄:グレンスコシア
・グレンガイル蒸留所
銘柄:キルケラン
です。最近はキルケランとかもよく話題に上がる気がします。数は少ないですが、どれも評価が高く人気のある地方です。あの北海道にある「余市蒸留所」の建設はキャンベルタウン地方に気候が近いからという理由もあるそうですよ。
スプリングバンク蒸留所は港町で海の近くにあるため潮風をうけて作られます。そのためかこのウイスキーは「塩辛い」とさえ評価されることがあります。それを「ブリニー」とも表現するみたいですよ、カッコいい。
スプリングバンクは製麦からボトルにウイスキーを詰めるまで全てスプリングバンク蒸留所で行うこだわりがあります。
また、蒸留の回数にも特徴があります。スコッチウイスキーは基本2回蒸留を行います。スコッチのローランドモルトの一部やアイリッシュウイスキーは3回行います。これは少し前の「オーヘントッシャン12年」の回でお話ししましたね。このスプリングバンクは2回蒸留した後、一部の液を更に1回蒸留するため「2.5回蒸留」とされます。
他にもこだわりの製法がたくさんありますが、長くなりますし我慢できないのでいただきましょう。
ピートは中くらい炊いているそうですが他の味わいが強くそこまでキツイ癖は感じません。
加水をすると樽感が強くなります。かなり重いイメージとなりましたが、複雑な味わいは健在です。
アタックの甘い梨感、余韻の潮気とコクが1杯で2度楽しめる感覚です。

香り:★★★★★☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★★★★☆
面白さ:★★★★★☆
デザイン:★★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆☆
宅飲みオススメ度:普通
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:長閑な音楽が聞こえてきそうなヨーロッパの港町(行ったことないけど)。
2021年3月現在、価格はかなり上昇し続けてネットでは16000円を超えていますが、また供給が安定して7000円前後になるなら買い時だと思います。近年はいつも価格が上下しているので「今だ!」と思う時に思い切って購入するのが良いかと思います。
私は購入してから数ヶ月して開栓し、美味い美味いとガブガブ飲んでしまいました。ボトルにあと半分くらいしか残ってないので大事に飲みたいと思います。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
なぜこちらが思い出深いかというと、私が初めてボトルを購入したシングルモルトウイスキーだからです笑。
当時、社会人になり初めて少しボーナスが入って、今まで安いお酒ばかり飲んでたから高いお酒も買ってみようと思い、
「高級ウイスキー オススメ」
みたいな検索をしたような記憶があります。
色々出てきましたが、その中でコメントが気になったものをピックアップして最後に残ったのがこのスプリングバンク10年でした。
購入当時は7000円くらいでしたが、今ネットで価格を見ると倍くらいになっていました。あの時の選択は間違っていなかったと思いますが、同時になかなか気軽に飲めなくなったなあという悲しさもあります。
- スプリングバンク10年の概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:シングルモルト スコッチウイスキー
・価格:7000円〜15000円前後
・定価での入手難易度:高(時期による)
・アルコール度数:46度
・特徴:スコットランドのキャンベルタウン地方を代表するシングルモルトウイスキーで「モルトの香水」と呼ばれるほど香り高い銘柄でもあります。
そんなスプリングバンクのラインナップで本ボトルはスタンダード位置にいるボトルです。
新たなスコットランドの地方「キャンベルタウン」がここで登場しました。
キャンベルタウンはスコットランド南側に位置する小さな港町で、昔は多くの蒸留所があったものの産業が衰退し今では3つの蒸留所と5つの銘柄のみとなりました。その中でもスプリングバンクは1番有名かもしれません。
3つの蒸留所とその販売銘柄は
・スプリングバンク蒸留所
銘柄:スプリングバンク
ヘーゼルバーン
ロングロウ
・グレンスコシア蒸留所
銘柄:グレンスコシア
・グレンガイル蒸留所
銘柄:キルケラン
です。最近はキルケランとかもよく話題に上がる気がします。数は少ないですが、どれも評価が高く人気のある地方です。あの北海道にある「余市蒸留所」の建設はキャンベルタウン地方に気候が近いからという理由もあるそうですよ。
スプリングバンク蒸留所は港町で海の近くにあるため潮風をうけて作られます。そのためかこのウイスキーは「塩辛い」とさえ評価されることがあります。それを「ブリニー」とも表現するみたいですよ、カッコいい。
スプリングバンクは製麦からボトルにウイスキーを詰めるまで全てスプリングバンク蒸留所で行うこだわりがあります。
また、蒸留の回数にも特徴があります。スコッチウイスキーは基本2回蒸留を行います。スコッチのローランドモルトの一部やアイリッシュウイスキーは3回行います。これは少し前の「オーヘントッシャン12年」の回でお話ししましたね。このスプリングバンクは2回蒸留した後、一部の液を更に1回蒸留するため「2.5回蒸留」とされます。
他にもこだわりの製法がたくさんありますが、長くなりますし我慢できないのでいただきましょう。
- スプリングバンク10年 実飲
- スプリングバンク10年の香り
- スプリングバンク10年の味
ピートは中くらい炊いているそうですが他の味わいが強くそこまでキツイ癖は感じません。
加水をすると樽感が強くなります。かなり重いイメージとなりましたが、複雑な味わいは健在です。
アタックの甘い梨感、余韻の潮気とコクが1杯で2度楽しめる感覚です。
- スプリングバンクハイボール

10年もののハイボールなのですが、かなり香り高いです。お味はやはりバニラと洋梨がとても強いです。面白いのが、飲んだ後フッと息を吐くと「あ、私は港町にいる」となりました。暗示にかかりやすい私だからかもしれませんが楽しめます。
- スプリングバンク10年の感想
香り:★★★★★☆
味:★★★★★☆
ハイボール:★★★★★☆
面白さ:★★★★★☆
デザイン:★★★☆☆☆
コスパ:★★★☆☆☆
宅飲みオススメ度:普通
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:長閑な音楽が聞こえてきそうなヨーロッパの港町(行ったことないけど)。
- 感想
2021年3月現在、価格はかなり上昇し続けてネットでは16000円を超えていますが、また供給が安定して7000円前後になるなら買い時だと思います。近年はいつも価格が上下しているので「今だ!」と思う時に思い切って購入するのが良いかと思います。
私は購入してから数ヶ月して開栓し、美味い美味いとガブガブ飲んでしまいました。ボトルにあと半分くらいしか残ってないので大事に飲みたいと思います。
※ご指摘やご意見などがございましたらお気軽にコメントいただけると助かります。
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