本日の晩酌はこちらのお酒で!

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シーバスリーガル
ミズナラ12年です!

 一年半くらい前に「ミズナラ樽」の存在を知り、ネットなどでその感想を見るととても興味をそそられるものでした。
 しかしミズナラ樽を使ったウイスキーというものは中々手に入らなく、あったとしても手の届かないレベルのジャパニーズウイスキーばかり、、、。
 そんな中シーバスリーガルのミズナラ12年を知り、少し高級ですが好奇心には抗えずボトルを購入しました。ちなみにシーバスリーガル18年のミニボトルが付いてきたのでニコニコでした。
 今回はそのボトルをレビューしていきたいと思います。


  • シーバスリーガル
ミズナラ12年の概要


・種類:ウイスキー

・カテゴリー:ブレンデッド スコッチウイスキー

・価格:3500円前後

・定価での入手難易度:やや低

・アルコール度数:40度

・特徴:有名スコッチメーカーであるシーバスリーガルの名誉マスターブレンダー、コリン・スコット氏が日本のファンに贈る特別なウイスキーです。

 シーバスリーガルについては「シーバスリーガル12年」の回でレビューしていますので忘れた方は是非ご覧ください。
 シーバスリーガルミズナラ12年は日本のファンのために、日本限定発売のラインナップとして登場したボトルです。
 名前の通り12年以上熟成されたモルトとグレーンのブレンデッドウイスキーをさらに日本原産ミズナラ樽で熟成しています。

 ミズナラ樽については「山崎NV」の回で少し触れています。復習もかねてのご説明ですが、主に北海道の水楢の木を樽に加工したものがミズナラ樽です。お香や香木などオリエンタルでエキゾチックな深い香りが特徴だそうです。昔はミズナラ樽の評価はイマイチだったようですが、長熟などに適しているらしく今では日本のウイスキーの個性を表すような重要で貴重な樽材とされています。

 日本のファンへ向けたミズナラ樽フィニッシュのシーバスリーガル。どんなお味か気になるので早速いただきます!


  • シーバスリーガル
ミズナラ12年 実飲
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 深みのある色合い、、と思いきや普通のシーバスリーガル12年とあまり変わらないように見えます(下は比較写真)。

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  • シーバスリーガル ミズナラ12年の香り
 シーバスリーガルらしいスマートな蜂蜜やナッツ系の甘い香りがします。それが少し濃ゆいというか、仄かに古びた樽が並ぶ貯蔵庫や古い書庫のような香りがあります。

  • シーバスリーガル ミズナラ12年の味
 甘いフルーティーさを感じる蜂蜜、若干オレンジなどの甘めな柑橘類、甘味はノーマルのシーバスリーガルより重めで落ち着きがあります。少し煙のように口を纏う感覚があり、アルコールの刺激も落ち着いたものとなっています。
 加水をすると香りは明るくなり酸のあるフルーツが増したように感じます。味も刺激がちょうど良く落ち着いて素直に飲みやすくなります。

  • シーバスミズナラハイボール
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 リンゴ系のフルーツやメープルシロップ系の甘味がある中、やはり鼻息と共に広がる強い香りとコクがあります。美味しいハイボールです。


  • シーバスリーガル
ミズナラ12年の感想


香り:★★★★☆☆

味:★★★★☆☆

ハイボール:★★★★☆☆

面白さ:★★★★☆☆

デザイン:★★☆☆☆☆

コスパ:★★★☆☆☆

宅飲みオススメ度:やや高

総合点:★★★★☆☆

カイ太郎コメント:巷では人気者だが、私はまだこのボトルの真髄を理解できていない。

  • 感想
 シーバスリーガル12年のワンランク上なだけあり、相応の満足感が得られました。ミズナラで熟成したというテーマではありますが、意識せずに深みが増したシーバスリーガルというイメージで飲んで美味しいです。
 ミズナラ樽ウイスキーを体験できる希少性の高いウイスキーですが、更なるミズナラを知りたいとなるともう化け物級な価格帯にいきなりなってしまうことがあるので注意が必要です。
 シーバスリーガルミズナラ12年も微妙に価格が高級ラインで気軽にほいほいストックを買えるものではないと思います。しかしシーバス好きなら是非一度お試ししていただけたらと思います。
 最近「シーバスリーガルミズナラ18年」という高級ラインナップが追加されました。1万円近い価格ですが気になります!




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