そろそろ3月が終わり令和3年度となりますね。本日はこちら!
香り:★★★☆☆☆
こちらはバーボンウイスキーですが、個人的にこの前ご紹介したジャックダニエルとソックリなデザインだなあと思います。アメリカのウイスキーって何故か細長い四角柱型のボトルが多い気がしますがどうしてなのでしょうか?ボトルに詳しい方がご覧になっていましたら是非教えてください。
- エヴァンウィリアムス
ブラックラベルの概要
・種類:ウイスキー
・カテゴリー:アメリカンウイスキー(バーボン)
・価格:1600円前後(750ml)
・定価での入手難易度:やや低
・アルコール度数:43度
・特徴:ジムビームについで世界第2位の売り上げを誇るアメリカンウイスキーが、このエヴァンウィリアムスです。ブラックラベルはもっともスタンダードな位置にいるボトルです。
日本にいるとバーボンウイスキーはジムビームというのは何となく分かる人も多いと思いますが、2位のエヴァンウィリアムスになると一気に知名度が下がる気がします。やはりジムビームを買い取ったサントリーの影響は絶大ですね。
ボトルのエヴァンウィリアムスとは初めてアメリカでトウモロコシを原料としてウイスキーを作った人とされています。ボトルの表記を見るに1783年から続くブランドのようです。
正式に蒸留所が建てられたのは1889年と100年以上経ってからです。ヘヴンヒル蒸留所というアメリカで二番目に歴史の長いものでしたが、雷で消失してバーンハイム蒸留所を使い生産を続けています。今はヘヴンヒルバーンハイム蒸留所と名前を繋げているようです。
ヘブンヒルバーンハイム蒸留所はかなり大規模な生産が行われていてエヴァンウィリアムスの他にも数々のウイスキーを作っています。パッと見私が聞いたことあるものは
・エヴァンウィリアムス
・ヘンリーマッケンナ
・エライジャクレイグ
・ヘブンヒル
・オールドフィッツジェラルド
などでした。
エヴァンウィリアムは原材料のおよそ78%がトウモロコシです。わりかし多めな部類だと思います。
また、サワーマッシュと呼ばれる技術が取り入れられていて、これは過去の蒸留でできた蒸留残液(スティレージュ)を次のトウモロコシの仕込み水などに加えることです。これにより酵母の数をコントロールしたり、味の均一化を図る事ができるようです。何だかよくわかりませんが、前回の残り成分を今回の隠し味として使うみたいな感じでしょうか。
その後サトウカエデの木炭で液体を濾過するチャコールフィルタリングが行われます。これは「ジャックダニエルOld No.7」の回で触れています。
- エヴァンウィリアムス
ブラックラベル 実飲
やはりボトルがそっくりとは言ったもののカッコいいですね。ちなみにジャックダニエルよりボトルの角が丸くて背が高いです。内容量が750mlと少し多めなのがウレシイです。
- エヴァンウィリアムス
ブラックラベルの香り
焦げた木材や焼きとうもろこしの香ばしさ、若干青いバナナ、軽い穀物系の食欲を刺激する旨そうな香りがします。良質なタバコの葉のような香りもあり、タバコや葉巻などとも相性の良さそうなタイプです。
- エヴァンウィリアムス
ブラックラベルの味
味わいは印象が少し変わりバナナやリンゴなどの果実感が強めなバーボンと言ったイメージです。エヴァンウィリアムスは重めだと聞いていましたが、個人的には重くはなくむしろ飲みやすさを感じるバーボンだと思いました。
加水をすると少し弱くなりますがトウモロコシ系の香りが主体となります。味はやはりフルーティーですが、かなり増してマスクメロンのような味が驚きでした。
- エヴァンハイボール
- エヴァンウィリアムス
ブラックラベルの感想
香り:★★★☆☆☆
味:★★★★☆☆
ハイボール:★★★★☆☆
面白さ:★★☆☆☆☆
デザイン:★★★★☆☆
コスパ:★★★☆☆☆
宅飲みオススメ度:やや高
総合点:★★★★☆☆
カイ太郎コメント:場所を選ばない小洒落たバーボン。
- 感想
価格はジムビームと比較すると少々高いですが小洒落た大人しい味なので差別化はできそうです。価格も誤差の範囲でしょう。
余談ですが味わいとコスパの安心感からアウトドアのお供にもオススメです
このように私はキャンプのお供としても使わせてもらいました。
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